META(メタ)#3

よお。
久しぶりだな──
ケドモ。

おう。
久しぶりじゃの、洋平よ。
* * *
けどもお前、もうわしの登場には、たまげてくれんのんか?
久々に「もう一人の自分」が姿を現してやったのに。

けどもお前、アレか?
前作で、もう「主人公慣れ」してしもうたんか?
それともいい加減、飽きたんか?

バカ言うなよ。
そういうんじゃない。
・・・というか、
逆にそろそろ、お前が出てくる頃なんじゃないかと思っていた。
それぐらい今、この世界はとち狂っているからさ。

けどもお前、さすがじゃの。
よう分かっとる。
さすが主人公じゃ。
ご明察じゃ。
そう、お前に用がある、洋平よ。
お前の「もう一人の自分」としての役割を、果たしに来た。
ひとつは、お前に危機が迫っとる。
それを伝えに来た。
もうひとつは、
前作での「借り」を返しに来た。

「借り」・・・?
貸し借りの覚えはねえぞ。
・・・何の話だ?

前作終盤よ。
わしのヘマで、お前を覚醒させてやれんかったろうが。
お前の異能、「時空を超える能力」を覚醒させてやれんかった。
そのヘマを、取り返しに来たんじゃ。
孤独にも虹色に煌めく、変異種の最高進化形、佐奈田洋平よ。

(以下次号)
↓【次号】↓
♪ ♪ ♪ 以下マガジンご紹介(サイトマップ) ♪ ♪ ♪
