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【短歌】 風にのって

寒空の
 とあるベンチで
  僕ひとり
   鼓動とともに
    君を待つとき

いたずらな
 風がほっぺを
  撫でてくる
   かすかな香り
    僕に届けて

あぁ君の
 君の香りだ!
  風に乗り
   君自身より
    はやくきた君

お待たせ~と
 息を切らして
  やってきた
   明るく弾む
    その声が好き

今はもう
 君自身から
  匂いたつ
   やさしい香り
    心を満たす

さっきまで
 期待と不安と
  高揚が
   混ぜこぜだった
    僕の胸中

君の香で
 辺りの空気が
  華やぐよ
   取り留めのない
    僕のこころも



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