月100万円の仕組み収入で生活してみた結果|#71(第4章)
月100万円の収入があれば、生活は大きく変わる。
FIREを目指していた頃、何となく切りのいい数字を掲げ、そんなことを思っていました。
外食も増えて、旅行にも気軽に行けて、欲しいものはあまり我慢せずに買える。
いわゆる“余裕のある生活”になるイメージです。
そして実際に、家賃収入と配当収入を合わせて、毎月100万円以上の仕組み収入が入る状態になりました。
では、その生活はどうなったのか。
結論から言うと、思っていたのとだいぶ違いました。
まず一番の違いは、「生活がほとんど変わらなかった」ことです。
もちろん、無理に節約する必要はなくなりましたし、逆に選べる選択肢は明らかに増えました。
ただ、だからといって急に贅沢をするようになったかというと、そんなことはありませんでした。
むしろ、自分でも少し意外だったのですが、お金を使うことが減ったような感覚すらあります。
お金を使うときも、以前より冷静に考えるようになりました。
「これは本当に必要か」「これは自分にとって価値があるか」
そんなことを一度立ち止まって考えてから使うようになったと思います。
ただ、その一方で、まったく真逆の行動を一つだけ取ったことがあります。
それが、自分の趣味で大好きな「水曜どうでしょう」のDVDをすべて集めたことです。
以前から好きで、テレビの再放送はよく見ていたのですが、DVDとしては4〜5本しか持っていませんでした。
それが、退職が決まった年末前あたりから一気に調べて買い集め、2026年4月には最新作「懐かしの西表島(第36弾)」をローソンのロッピーで予約までして購入し、華麗に全巻が揃いました。
冷静に考えてお金を使うようになった一方で、「これは欲しい」と思ったものにはしっかりお金を使う。
このバランスが、自分の中で少し変わったように感じています。
ちなみに、古いDVDも含め、全36弾を通しで見ましたが、、最高でした。
もう一つ大きかったのは、「忙しさ」の感覚です。
時間が自由になるので、もっと暇になると思っていました。
でも実際は、意外と忙しい。
毎日のnote更新、情報収集、家族との時間、細かいお金の管理。
やろうと思えばいくらでもやることは出てきます。
会社員時代のような“やらされる忙しさ”ではなく、“自分で選んだ忙しさ”ではありますが、完全に何もすることがないという状態にはなりませんでした。
そして、その「自由さ」自体にも、少し意外な側面がありました。
何をしてもいい。
これは一見すると理想的な状態ですが、実際にその状況になると、「何をするかを決めなければいけない」という難しさも出てきます。
会社員時代は、ある程度スケジュールや役割が決まっていました。
でもFIRE生活では、それがありません。
自由だからこそ、迷う。
これもまた、思っていたのと違う部分でした。
さらに、収入の“入り方”も大きく違いました。
給料は毎月決まった日にまとまって入ってきますが、家賃収入や配当収入はそうではありません。
家賃は毎月入りますが、配当は年に数回、まとめて入ってきます。
いわばボーナスのような感覚です。
そのため、「今月は少ないな」と感じる月もあれば、「今月は多いな」と感じる月もあります。
給料のような“イベント感”はなく、気づいたら入っている。
これも少し地味で、最初は違和感がありました。
ただ、その一方で、お金に対する感じ方は大きく変わりました。
会社員時代は、給料はある意味「当たり前」に入ってくるものでした。
でも、仕組み収入は違います。
家賃も配当も、「入ってきてくれている」という感覚があります。
その分、一つ一つの収入に対するありがたみは、むしろ増えたように感じています。
そして、もう一つ大きな変化がありました。
それは、「できることの幅が広がった」ということです。
生活そのものは、実は大きく変わっていません。
ただ、「今日は外食にしようか」「少し遠くに出かけてみようか」といった日々の選択を、あまり迷わずに決められるようになりました。
無理に我慢する必要がない。
でも、だからといって無駄に使うわけでもない。
そういう“余裕のある選択”ができるようになったことが、自分にとっては一番大きな変化だったのかもしれません。
そして、その延長線上で、こんなことも起きました。
これも「水曜どうでしょう」に関する話なのですが、水曜どうでしょうのあのディレクター陣が定期的に開催しているトークイベントに参加してみようと思い、来月の5月開催する分のチケットを購入しました。
会場は神奈川県の川崎で、自宅からはそれなりに距離があります。
大ファンではあったものの、会社員時代であれば、わざわざそのために時間を割き、足を運んでまで参加しようとは思わなかったと思います。
でもFIRE生活に入ってからは、「行ってみようかな」と自然に思えた。
FIRE生活は恐ろしいなと、少し思いました。。笑
こんなことに対しても、自分で動こうと思う気持ちが生まれるとは、正直なところ少し驚いています。
この違いはとても大きくて、日々の安心感にもつながっています。
最終的に感じたのは、シンプルなことでした。
生活は、思っていたほど変わらない。
でも、感じ方は大きく変わる。
そして、その中で気づいたのは、結局「普通の生活」が一番心地いいということでした。
特別な贅沢をしなくても、日常を穏やかに過ごせること。
それ自体が、すでに十分な価値なのだと思います。
次回(第72話)は、「資産はあるのに現金がない」という少し意外なテーマについてお話しします。
※この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いですか?
A:収入が増えれば生活は大きく変わると思う
B:生活は変わらず、感じ方が変わると思う
どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。
■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。
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