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10年間SEだった私が、異動して最初の2週間で意識した『情報を取りに行く力』

はじめに


新しい環境に入った時、皆さんは最初に何を意識しますか?

私は10年間、自動車の組み込みシステム(エンベデッドシステム)のSEとして仕事をしてきました。

そして現在、社内異動で異業種のシステム部門へ移り、新しい環境で仕事をしています。

異動して最初に感じたのは、「経験があっても、知らないことは想像以上に多い」ということでした。

業界特有の用語、業務の流れ、システムの背景、関係者との役割分担。

どれも初めて触れるものばかりで、最初は会話についていくだけでも精一杯でした。

そんな中で私が一番意識したのは、「分からないことを待つのではなく、自分から情報を取りに行く」という姿勢です。

もちろん、質問ばかりしていては相手の時間を奪ってしまいます。

だからこそ、自分なりに調べ、考え、それでも分からないことを整理した上で聞くことを意識しています。

今回は、異動してまだ2週間という立場だからこそ感じている、「情報を取りに行く力」の大切さについて書いてみたいと思います。


第1章 待っているだけでは、仕事は理解できない


異動して最初に感じたのは、「待っているだけでは、必要な情報は入ってこない」ということでした。

もちろん、研修や引き継ぎはあります。

しかし、実際の仕事では、その場その場で判断しなければならないことや、背景を理解していなければ分からないことが数多くあります。

例えば、

「この運用になった理由は何か」
「このシステムは誰が利用しているのか」
「なぜ、この対応を優先しているのか」

こうした情報は、資料を読むだけでは分からないことも少なくありません。

会議で交わされる何気ない会話や、関係者への確認を通して、少しずつ全体像が見えてきます。

最初は、「こんなことを聞いてもいいのだろうか」と迷うこともありました。

10年間SEとして仕事をしてきたからこそ、「ある程度は自分で理解しなければ」と考えてしまう部分もあったからです。

しかし、新しい環境では、分からないことがあるのは当然です。

大切なのは、分からないまま仕事を進めることではなく、必要な情報を早い段階で集め、正しい理解につなげることなのだと感じました。

だからこそ私は、待つのではなく、自分から情報を取りに行くことを意識するようになりました。

それが、新しい環境に早く適応するための第一歩だと考えています。



第2章 「ただ聞く」のではなく、「整理してから聞く」


情報を取りに行くことが大切だと感じる一方で、私は「何でもすぐに聞けばよい」とは考えていません。

相手にも仕事があり、時間が限られています。

だからこそ、まずは自分で資料を確認したり、過去のやり取りを調べたりして、自分なりに状況を整理することを意識しています。

それでも分からないことについては、

「私はこう理解したのですが、この認識で合っていますか?」

というように、自分なりの仮説を持って質問するようにしています。

この進め方は、10年間SEとして仕事をしてきた経験が活きている部分だと感じています。

システム開発でも、エラーが発生したからといって、すぐに誰かへ聞くことはありません。

まずはログを確認し、仕様を調べ、原因を推測した上で、それでも解決できない時に相談します。

新しい環境でも、この考え方は変わりませんでした。

もちろん、業務知識はまだ十分ではありません。

それでも、自分なりに整理し、自分の言葉で説明できるようにしてから質問することで、相手にも状況が伝わりやすくなり、自分自身の理解も深まっていくと感じています。

学校で「人に教えることで理解が深まる」と言われるように、仕事でも自分の言葉で説明しようとすることで、理解はより深まっていくと感じています

「情報を取りに行く」とは、ただ質問の数を増やすことではありません。

自分で考え、整理し、その上で必要な情報を集めること。

その積み重ねが、新しい環境を理解する近道になるのではないかと思っています。


第3章 情報を取りに行くことは、信頼を築く第一歩


異動してまだ1ヶ月ですが、情報を取りに行くことには、もう一つ大切な意味があると感じています。

それは、「仕事を覚えるため」だけではなく、「周囲との信頼関係を築くこと」にもつながるということです。

もちろん、何でも質問すれば良いというわけではありません。

自分で調べ、考え、それでも分からないことを整理して相談する。

そうした姿勢を見てもらうことで、「早く仕事を覚えようとしている」という思いも伝わるのではないかと感じています。

また、質問をきっかけに会話が生まれることで、資料だけでは分からない背景や、過去の経緯を教えていただけることもあります。

そうした積み重ねが、業務理解だけでなく、関係者との信頼関係の構築にもつながっているように感じています。

10年間SEとして仕事をしてきた経験があるからこそ、「分からないことをそのままにしない」という姿勢は、今の環境でも活かせています。

一方で、新しい環境では、自分が知らないことを素直に認める姿勢も同じくらい大切だと実感しています。

経験年数が増えるほど、「こんなことを聞いていいのだろうか」と遠慮してしまうこともあります。

しかし、本当に大切なのは、知っていることの多さではなく、必要な情報を集め、正しく理解しようとする姿勢なのではないでしょうか。

私自身も、まだ学びの途中です。

だからこそ、これからも自分から情報を取りに行く姿勢を大切にしながら、一日でも早く新しい環境で貢献できるよう成長していきたいと思っています。


おわりに


新しい環境に移ると、これまで積み重ねてきた経験があっても、分からないことや初めて向き合う課題は必ずあります。

私自身、10年間SEとして経験を積んできましたが、異業種のシステム部門へ異動して、改めて学ぶことの大切さを実感しています。

その中で感じたのは、経験とは「すべてを知っていること」ではなく、「分からないことにどう向き合うか」を身につけることなのではないかということです。

分からないことを恐れるのではなく、自分から情報を取りに行く。
必要な情報を整理し、周囲とコミュニケーションを取りながら理解を深めていく。

そうした積み重ねが、新しい環境で信頼を築き、仕事を前に進める力になるのだと感じています。

まだ異動して1ヶ月で、学ぶことは数多くあります。

これからも、これまでの経験に固執するのではなく、新しい知識や考え方を柔軟に吸収しながら、自分自身の成長につなげていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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10年間SEとして経験を積んだ私が、PMという新しい役割に挑戦する中で感じたことをまとめています。

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