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K-POPアイドルとJKと草書体

毛筆硬筆書写技能検定試験は
級が上がるにつれて
書きわける字体が増えていきます。

楷書体
そして
行書体
最後に草書体

以上
三体と言っています。

この三体の問題は
正しい字体、字形で
三体を書き分ける必要があります。

楷書体と行書体は
読めるのですが
やはり草書体は
読めない字も多くあります。

ここが乗り越えるべき
難所となる人は
多いような気がします。

もちろん中には
三体に慣れ親しんでいる方も
たくさんいますが
私はダメでした。

硬筆書写技能検定試験1級
1回目から3回目の受検では
草書体を見てノートに書く
練習方法でした。
今思えば
とりあえず
「こんな形」という覚え方で
練習できる日に書いていたので
次に練習できる時には
かなり忘れていました。

とりあえず「こんな形」の
覚え方はダメですね。
第三回の検定で
「書けたのにダメ」でした。
誤字判定もしくは
草書の書き方ではなかった
のですね。

さて
どこから手をつけようかと
思った時
私は以下の二つを試してみました。

1.書写技能検定のテキストに
掲載されている
草書体を「あ」から順番に書く

これはなかなか
最後まで行かないのに
一向に覚えられずに
忘れていくサイクルで
モチベーションもダダ下がりでした。

次に

2.小学1年生の漢字から進めていく
おおよそ4年生くらいまで書ければ
ヘンとツクリの組み合わせで
だいたい書けるようになると
アドバイスを頂き
チャレンジしてみました。

どちらの方法も
おそらく圧倒的な
勉強量の少なさと
リピートサイクルの遅さで
定着は期待できませんでした。

結局どこから
勉強するかという
問題ではないわけです。

以上の流れを経て
第4回目の受検に向けては
過去問のみを完璧に
覚えることに
決めたわけです。

硬筆書写技能検定試験1級
3回目までの試験勉強は
実にゆるゆると
勉強できる時にやる
という
無期限
ノールールでした。
どれだけ
自分を甘えさせているのか⁈
どれだけ
自分は幸運の女神の力を
持っていると思っているのか⁈
本当にふざけた奴でした。

SNSの中では
1級に合格していく方々が
実にキラキラして
輝いていました。
しかし
それだけ積み重ねた努力が
あるということです。

私は
と言えば

絶対合格する!
という
準備も整っていないのに
受検して
宝くじが当たるかもしれない
レベルの
他力本願でした。

草書が覚えられない

(私
死んでも絶対
覚えてやるって
おもってる?)

覚えても忘れちゃう

(忘れちゃうのは
ほんとに
覚えてるわけじゃない
ってわからないの⁈)

まるで
不合格は
草書のせい
みたいに
思おうとしていました。

やっと
グチグチ言い訳して
逃げ道を作っていた
自分に
気づいたわけです。
(遅いわぁ)

しかも
この時点では
草書が書けないことが
不合格の問題ではなく
1級受検のために
必要な全てが
何一つ分かっていなかったのです。
ちょうどその頃
SNSで
実に辛辣に厳しく
ご意見をくださった方が
いました。

『草書がどうこうという問題よりも
楷書体も行書体も
これでは受かりませんよ!
ひらがなもっとダメです!』

自分は
何も書けていないし
何も分かっていないし
何も出来ていない
という
現実をしっかりと
受け止めざるを得ない
状況を与えてくださいました。

まず
このゼロポイントに戻る
キッカケがあり
今まで積み重ねてきた
小さな過去を
一気にぶち壊して
本気で初心に戻ることが
その後の検定勉強を
合格実現の軌道に乗せた
ことは間違いありません。

そして
やっと
私は
私の努力で

私を
硬筆書写技能検定1級合格
させてやろう
と決意して
覚悟の日々が始まるわけです。

その頃
JKの娘はK-POPにハマっていました。
毎日
韓国語と韓国のアイドルグループ
耳からも目からも
新しい情報
しかも
何言っているんだか
誰が誰なんだかも
分からない情報
そして
興味のない情報が
溢れていたのです。

毎日毎日毎日毎日
耳にしていると
ある時
ある単語が聞き分けられように
なっていたのです。
そして
毎日
JKが
この人が
●●
この人は
△△
こんな趣味で
あだ名は○○で
生まれた国はどこで
とさまざまな情報を
話していました。

似たような顔
似たような名前

へぇー
ふぅーん

右から左に
流している私に
娘はいいました。

「お母さん!
本気で覚えようとしなきゃ
覚えるわけないじゃん!」

(お母さんは覚える気はないけど…)

K-POPアイドルとJKが
私の記憶力を
活用するキッカケとなり
草書体を覚えていく日々が
始まったのでした。

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