社長通信Vol.115 教わる力の大切さと#ひらくひらめくプロジェクト
突然ですが、皆さんは麻辣湯(マーラータン)を食べたことありますか?若い女性を中心に流行っている…とは聞いていたんですが、僕は先月初めて食べました!
きっかけは毎週楽しみにしている「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」というラジオ番組で、「娘さんと麻辣湯を食べに行った」というエピソードを聴いたこと。
その流れで紹介されていたのが、「ダイアン津田さんが若いマネージャーさんに連れられて、初めて麻辣湯に挑戦する」というYouTube動画です。「500万回以上再生されている」と聞いて、僕もさっそく見てみました。
「これは食べに行くしかない!」と完全に影響され、その週末に家族で麻辣湯デビュー。一回試してみたらすっかりハマってしまい、友人や仕事関係の方も誘って、気づけばこの一か月で五回も通っていましたw
でも、今回一番印象に残ったのは、麻辣湯そのものではありません。
50歳の津田さんが、若いマネージャーさんに「これ何?」「どれがおすすめ?」と素直に教わりながら、新しいことを心から楽しんでいる姿でした。
「知らない」と言える。「教えて」と言える。簡単そうで、歳を重ねるほど難しくなることを、津田さんはとても自然にやっていました。
「こういう素直なおじさんって、いいなぁ。」
そんな風に感じました。
①歳を重ねるほど大切になる「教わる力」
1週間後の8月7日に、僕は45歳になります。
歳を重ねること自体は、ポジティブに捉えている方です。経験も増えますし、知識も増えます。でも、その経験や知識が、ときに自分の可能性を狭めてしまうこともあるんじゃないかなんて、感じる年頃になりました。
「だいたい分かっている。」
「今さら聞くのは恥ずかしい。」
「自分で何とかしなければ。」
そんな思い込みが、少しずつ増えていく。社長という立場になると、なおさらです。「教える側」でいなければならない。「答えを持っていなければならない。」そんな無意識のプレッシャーがあるのかもしれません。
一方で、6月に行った能登ツアーでは、「受援力(じゅえんりょく)」という言葉を学びました。受援力とは、助けてもらう力、支援を受け入れる力のことです。
災害復興の文脈で使われる言葉ですが、話を聞きながら「これは普段の経営にも通じるな」と感じました。助けてもらうためには、「自分だけではできない」と認めることが必要です。そして、人から教わるためにも、「知らない」と素直に認めることが必要です。
能登で聞いた「受援力」という言葉と、津田さんの動画が、僕の中で一本につながりました。
「新しいことを教わる力」も、受援力の一つなのかもしれない!
社長だから、何でも知っていなければならないわけではありません。むしろ、社員の皆さんから、お客様から、地域の皆さんから、もっと教わらなければならない。
45歳の1年間は、「教えること」よりも、「教わること」を大切にしたい。そんな風に思っています。

②140周年だからこそ、歴史をひらき、未来をひらめく
来年、三星グループは創業140周年を迎えます。
140年という歴史は、技術や信頼だけでなく、多くの知恵や経験を私たちに残してくれました。それは、これからも大切に受け継いでいくべき財産です。
一方で、歴史が長い会社ほど、「昔からこうだから。」という考えに、とらわれやすくなることもあります。
だからこそ140周年は、過去を振り返るだけの一年にはしたくありません。これまでの歴史を大切にしながら、新しく未来を切り拓く一年にしたい。
そんな思いから、140周年プロジェクトのテーマを、
「歴史をひらき、未来をひらめく。」
としました。
そして、その想いを形にする取り組みとして、部署横断の「#ひらくひらめくプロジェクト」をスタートします。
「ひらく」には、歴史をひらくという意味だけではありません。社員一人ひとりの想いをひらく。会社を地域へひらく。そして、自分たちの固定観念をひらく。そんな意味も込めています。
このプロジェクトでは、長く働いている人だからこそ知っている三星の歴史、入社したばかりの人だからこその自由な発想、お客様や地域の皆さんから見える三星の魅力や課題など、さまざまな視点を集めながら、未来の三星グループを一緒に描いていきたいと思っています。
140周年を迎える会社だからこそ、「教える会社」ではなく、「教わり続ける会社」でありたい。その積み重ねが、141年目からの三星グループをつくっていくと信じています。
「#ひらくひらめくプロジェクト」は、一部のメンバーだけで進めるものではありません。皆さんが知っている三星の歴史や、「こんなことをやってみたい」「こんな三星になったらいいな」というアイデアを、ぜひ教えてくださいね!


③麻辣湯も仕事も、プロセスを楽しもう!
すっかりハマってしまった麻辣湯ですが、食べてみて分かったのは、その魅力は味だけではないということです。
たくさん並んだ食材の中から、「今日は何を入れようかな」と考えるプロセス自体が楽しいんです。
一人で自分なりのベストな組み合わせを追求するのも良いし、友人やお店の人に「これがおすすめですよ」と教えてもらいながら、新しい食材に挑戦するのもまた楽しい。
正解は一つではありません。これは仕事も同じ。出来合いの答えを探すんじゃなく、プロセスを楽しんでいければと思います。
ちなみに、今の僕のお気に入り具材はラム肉とブンモジャです(笑)。
まだまだ研究中なので、「この組み合わせがおすすめ!」という方は、ぜひ教えてください。(すぐに素直に試しますw)

このnoteは三星グループの5代目アトツギが書くオープン社内報です。社員だけでなく、いつか仲間になってくれるかもしれないあなたや、お客様や取引先、地域の方々など未来を共創する全ての皆さんに向けて書いています!
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