公務員noter、ほぼ辞めたがってる問題。
こんにちは!
アラサー市役所職員の洋ナシと申します。
タイトルなんですが、
noteを始めて以来、ずっと抱いていた所感でした。
「note書いてる公務員、ほぼ全員仕事やめたがってる説」です。
(かくいう僕もそうなのですが…)
一応前提として、
マイナスな見解ほど投稿されやすく、拡散もされやすいというバイアスはあると思います。
人は悩んでいる時にこそ文筆が活発化しますし、心の支えを得たい人ほどnoteを見にくる傾向があるからです。
…に、してもですよ。
あまりにも辞めたい比率が多すぎないかっ!(いや、僕もそうなのですが※2回目!)
翻って他の業種を例に取れば、
同じようにキャリアに悩む人や適応障害・休職に陥った人のnoteがある一方で、前向きな記事も散見されます。
例えば、「営業職のノウハウ」とか、
あるいは「コンサルの心得」とか。
こうした記事は、それらの業種において積極的にスキルを磨こうとする人が一定割合いることを示しています。
では、公務員の場合はどうでしょうか。
…皆無に近い!
全くないわけではないけれど、
大規模アカウントにおいてはおおよそ見当たりません。
公務員で多くのフォロワーを持つのは、
「転職・退職・独立・FIRE志向の人」か「元公務員」、そして別のメインジャンルのなかに「職業としての公務員がたまたま付随している」アカウントに限られる。
だって、
『行政を盛り上げていこうぜぇ!』
『総合計画、電子起案、窓口対応のノウハウまいどありィ!』
『フォォォオオ!!!!」
…みたいなアカウント、見たことなくないですか?
そこで本稿では、
僕なりに”公務員の前向きな記事が少なく、辞めたいnoterしかいない原因”を考えてみようと思いました。
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①シンプルに萎えてもうてる。
まずはこれ。
文字通り辞めたい人の母数が多いという説。
公務員になる方ってそもそもキャリア志向でない人が多いし、仕事を頑張ったところで昇給は雀の涙。出世もさほど早まらない。
努力が報われるどころか、空いた余剰に仕事がどんどん降りかかり、同じ給料で人の1.5倍も働くモンスターマシンに仕立て上げられてしまうのが常である。
また、度重なる配属ガチャ、異動ガチャによって気力を削がれている人がめちゃめちゃ多い。
よって、そもそも前向きなnoteが書かれる精神的土壌がないというのが1点目です。
②部署が多すぎて、ノウハウ伝授が困難。
次はこれ。
行政を例に取れば、小さな役場でも部署数は40~50、政令指定都市ともなると100を大きく超えてくるのがふつうです。
これは課単位でカウントしていますが、
その下にはさらにやっていることが全く異なる複数の係がぶら下がっており、つまり「隣に座っている人」とかでない限り、具体的な業務の伝授は困難なのです。
「介護保険料計算のコツ」とか「生活保護における移送費支給のノウハウ」とかを書けば有難がる人はいるかもしれませんが、あまりにも市場が小さすぎて、書き手の側が嫌になってしまうはずです。
(※それに、同じ業務でも役所によって進め方が違いますしね…!)
もっと広範な、「公務員としての心得」的な記事は、書けたとしてもぼわっとしすぎていて人気を博すのは難しいでしょう。
③有料記事が書けない。
最後はこれ。
公務員は、原則として有料noteが書けません。
noteの収益もアフェリエイトと同じく副業規定に抵触するからです。たまに現役公務員で有料noteを書いている方もいますが、そのメカニズムはよく分かっていません。
先に書いたような、
民間企業でいう「営業のコツ」や「コンサルの心得」は、導線の先に有料記事を据えているケースが少なくありません。
これに比べて、公務員はこのゴールを設定できませんから、ノウハウ系記事を書くインセンティブが弱いといえます。
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~おわりに~
いかがだったでしょうか。
ネット上で可視化される情報は多くのバイアスを含んでいますから、辞めたい公務員による記事が多い=実際に辞めたい人の割合が多いとするのはいささか早計かもしれません。
実際、公務員も退職者が増えたとはいえ、その割合は民間に比べたらまだまだ少ないからです。
しかし、それにしても、
本記事に挙げたような諸々を含んで考えると、やはり「隙があれば辞めたい」と思っている公務員の裾野はとても広く、その中には「今すぐ辞めたい」という突点も多数いるのは間違いないと思われます。
そして人間社会、
価値観の変化が行動となって顕われるには数年のラグを要しますから、
今現在、
「公務員、辞めてもよくない…?」
「いうほど安定か?」
と徐々に醸成されつつある脱公務員的な空気が、遠くない将来に実を結び、民間並みの離職率を叩きだす日も来るのかもしれません。
その時に、
僕や皆さんはどんな仕事をして、何をして生きているのでしょうか🤔
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
