市役所職員|政治的な理由でできた補助金あるある
こんにちは!
アラサー市役所職員の洋ナシと申します。
皆さんの職場には、
一部の利害関係者による政治的圧力によってできた制度や補助金はありますか?
僕の職場には…ありますぇん!
ありませんが、もし仮にあったとしたらこうだろうな、というのを記したのが本稿です。
では!
①経緯が口頭伝承
まず、何のために作られて、
誰を支援する補助金なのかが全く見えてこない。
唯一知っているのは、創設時点の担当者。
なぜなら彼らがまさに、政治的圧力を受けた当事者だからだ。
彼らは、制度が創設された”本当の理由”をどこにも記さない。
テキストドキュメントもないし、物理的なメモがクリップ留めされているわけでもない。
真実は彼らの脳みその中にだけある。だから、経緯は口頭伝承。
「表向きの理由はこうだけど、実際は~…(以下略」
②条例/要綱の日本語が不明確
さらに、
根拠たる条例や要綱を見てもイマイチ歯切れが悪く、結局何をいいたいのか分からない。総務課の審査も、市議会の決議も経た条例なのにである。
理由の第一は、ツギハギだらけの条例/要綱だからだ。まず担当者が起草し、係長や課長、部長ががああでもない、こうでもないと手を加える。
結果として、全文を網羅している者は誰もおらず、各々が、自分が関与した部分しか理解しないようなモンスター条文が出来上がる。
第二は、不明確な日本語は、拡大解釈の余地を無限に生み出すからである。「こうとも読める、ああとも読める」といった状態は立法の見地からすれば言語道断だが、これを解釈する運用側からすれば実に都合がいい。
個別事案によって解釈変更、判例変更などはお手の物なのだ…!(血涙
③”遡り起案”が発生しがち
補助金というのは、事前申請が原則である。
「もう事業も完了しました、支払いも済ませてます。今からでも間に合いますか?」といった問い合わせに対しては、毅然と断るのが道理である。
ところが……、鶴の一声が、「4月1日で起案しなさい」と囁きかけてきたらどうだろうか?
多くの自治体職員は、指先が「4」のキーに……(自粛)
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おわりに
行政に限ったことではないが、
現場には、様々な政治的配慮が渦巻いている。
一見すると「誰にでも可能性がありそうな補助金」が、実は細部の要件まで辿っていくと、「ある特定の存在」にしか申請ができないような設計になっていたりする。
こういうサンクチュアリには、監査の手も及ばない。
監査課は些細なケアレスミスは叩くけれど、どデカい政治的配慮はスルーする自動ドアなのだ。
彼らを責めるつもりはない。
誰だって、その立場になればそうせざるを得ないのだから。
というわけで、
僕らは今日も明日も明後日も、政治に振り回される藁しべであり続ける…のかもしれない✊
※本稿はフィクションです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
