野球とサッカーはどちらが優れているのか。
先日こんな記事を見ました。
サッカーと野球はどっちがすごいか。
哲也さんがおっしゃっている通り、どっちもすごい。
そんな質問やかましいわ。ということです。
ほんとその通りで、ルールが違うものを「スポーツ」という括りで比較しちゃうのがナンセンスです。
ただね。僕はどのスポーツよりも、サッカーが一番好きなんですよ。
他のスポーツを否定するつもりはなく、ただ単に僕の主観でしかないのはわかっています。
でも、なぜ、そんなに僕がサッカーが好きか説明させてください。
サッカーが一番と言い切れるのは、「世界一になれる」から。
皆さんが、地元にあるJ3クラブのサポーターだったとします。
皆さんのクラブがJ3で優勝したとします。
→すると、皆さんは、J2に昇格できます。
皆さんのクラブがJ2で優勝したとします。
→すると、皆さんは、J1に昇格できます。
皆さんのクラブが、J1で優勝したとします。
→すると、皆さんは、ACEL(アジアチャンピオンズエリート)に出場できます。
(つまりアジアNo.1を決める大会です)
ACELで優勝したとします。
→すると、皆さんは、CWC(クラブワールドカップ)に出場できます。
(つまり世界No.1を決める大会です)
CWCで優勝したとします。
→あなたのクラブは、名実ともに「世界一」です。
すごくないですか?
いやいや、JリーグクラブがCWCで優勝なんて無理だよ。っていう人がいると思います。
でもね。道がある以上、可能性は0じゃないんですよ。
おらがまちのクラブが世界一になる可能性は、どんなに弱くても消えないんですよ。
他のスポーツにはないストーリー
一方、野球は、日本シリーズで優勝した先に、MLBとやるチャンスはないです(よね?)
他のスポーツも同様で、サッカーほど、世界的に大会フォーマットが整備されたスポーツは他にありません。
BリーグやSVリーグなども、整備されつつあっても、サッカーほどの仕組み化はできていないはずです。
もちろん、ナショナル代表で、世界一を競うフォーマットは多くのスポーツであります。
ただ、クラブ単位で、世界一の道があるのはサッカーだけです。
それゆえに、サッカーカレンダーというものがあり、他スポーツほど、日程面などで柔軟性がないという、スポーツマネジメント的な不利益もあります。
一方で、世界全体で競技として、サッカーよりガバナンスが効いていない野球では
こちらの広尾さんの記事のように、保険加入が代表活動で求められるなど、世界一になるまでの弊害がいくつも出てします。
決して、野球のやり方を否定している意図はないです。
でも、これだけ国際的に世界一への道筋が成り立っているスポーツは他になく、それがサッカーの1番の魅力になると思ってます。
おらが街のクラブが、世界一になれる可能性があることを、売りにしないのは勿体無いと思います。
サッカークラブにしかない魅力
夢を売ること、夢を描くことは、自由です。
スポーツマネジメントの仕事をしているとどうしても隣の競技と比較されます。
特に野球は、スポーツマネジメントとしては魅力的なコンテンツです。
試合数(ホーム)は、サッカーが年20試合程度に対して、野球は年70試合以上。
サッカーは試合の中でハーフタイム15分しかないですが、野球は、自チームの守備の時は比較的休憩する雰囲気。
ビールや食事、グッズの売れ数も、全く異なります。
すなわち、野球の方が圧倒的にビジネスポイントが多いです。
アメリカのスポーツはそのように設計されているものが多いので、サッカーはそこに勝てる何かがないとダメです。
それが、世界一になるというストーリー、ロマンだけで十分かと言われれば違うかもしれません。
でも、僕らのチームが世界一になるかもしれないというストーリーは、サッカーの一つの強みになれると思うんです。
しっかりとストーリーを訴えていくチームができたら、世界一に実際に一歩近づけるはず。
