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オーストリアへ家族旅行 | ドイツ→オーストリア | ウィーン編③(ラスト)

こんにちは、ドイツ在住「煮ても焼いてもドイツ」のニヤキです。
ドイツ生活のあれこれを中心に情報発信をしています。


2週間の学校休暇(フィンステン休暇)中に家族でお隣・オーストリアへ旅行に行った際の備忘録です。

ウィーン編のこれまでの記事はこちら
↓  ↓  ↓

ザルツブルク編はこちら
↓  ↓  ↓

旅行記もそろそろ飽きてくる頃かと思いますので、今回でとりあえずオーストリア旅行記は最終回とします。

私が以前、ウィーンを訪れたのは20年前。
(え・・・20年っていつの間に・・・)

朝一で向かったのはウィーン中心街からU-Bahnで30分ほど行ったところにあるのシェーンブルン宮殿。

ハプスブルク家の夏の離宮として発展したバロック様式の宮殿で、現在はユネスコ世界遺産に登録されています。

9時過ぎに行ったのでまだ人もまばら
旅行中、ずっと晴天に恵まれました

広大な庭園、グロリエッテ、ネプチューンの噴水などが調和し、宮廷文化の栄華を今に伝えます。

物語感半端ない緑のトンネル

我々が購入したのはClassic Passというタイプのチケット。
含まれている内容は、

✅宮殿(Grand Tour)
40室を巡る主要ルート。マリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフの部屋を見学できる

プライベートガーデン
バラが美しい静かな庭園

オランジェリー庭園
冬に柑橘類を保護するための温室と庭園

迷路(Maze)
子どもも大人も楽しめる人気スポット、遊び場もあり

グロリエッテ展望台
丘の上から宮殿とウィーン市街を一望できる絶景ポイント

  • 所要:3–4時間

  • 料金:大人 €44 / 子ども €34

・・・結構いいお値段ですが、結局、我々は7時間滞在し、大満足でした。


私たちの宮殿ツアー予約は12時半だったため、それまで広大な敷地内を散策。

まずはグロリエッテ展望台を目指します。
シェーンブルン庭園の丘に建つグロリエッテ展望台は、宮殿とウィーン市街を一望できる最も象徴的なビュースポットです。

外観は無料で見られますが、屋上テラスに登るには専用チケットが必要です。(Classic Passに含まれています)

そこそこ急な坂を登っていきます
到着!
写真ではあまり伝わりませんが、絶景でした

こちらの庭園、基本的にはふらりと訪れることができる無料のエリアが多いので、市民とみられる皆さんが朝のジョギングなどに来られていました。
・・・世界遺産で朝ラン!

こちらは別の有料エリア、オランジェリー庭園。

柑橘類の鉢が置いてあるだけなのに、この荘厳さと静けさ

中には手入れの行き届いたワインブドウ畑やリンゴの木などもありました。
奥の建物ではパーティーの準備をしていたのですが、こんなところでの会食に参加してみたい。


宮殿ツアー(ツアーといっても、オーディオガイドを受け取って自分たちで回っていくタイプ)への入場は時間が決められているとはいえ、入場までに結構並びました。

私たちはかなり早くに並んでしまい、入場時間前でしたが、普通に入れてくれました。

20年前にはなかった、ハプスブルク家紹介のデジタル展示。
自分が動くと勝手にその場所のオーディオガイドが流れて今風なデジタル展示が見られます。
(自分の立ち位置とガイドがシンクロしていなかったり、話がとびとびになったりして改良の余地ありと思います)

内部にはマリア・テレジア時代の華麗な部屋が残っています。

ビリヤードの間
トイレを見ると写真を撮りたくなる
Sisiの身体メンテナンスの部屋
Sisiはあまり一緒に食事をとることはなかったとか
宮殿の中心に位置する大広間(グレートギャラリー)は、金箔と鏡が連なる壮麗な空間

・・・豪華絢爛でついつい写真を色々取りましたが、きっと20年前に来た時も全く同じような写真を撮っていただろうと思います。

私の海外生活が長かった祖父もこちらの宮殿を訪れたことがあるそうですが、それこそ祖父が訪れた50年以上前から変わらない宮殿内部の様子であると想像します。

お昼を挟み、残すは2か所。
まずは迷路です。

300年以上前に、庭に迷路を作るなんて、位の高い人のやることはスケールが違います(笑)
ちなみに、今ある迷路は1999年に再建された新しい迷路だそうですが、配置やコンセプトなどは18世紀の庭園デザインを踏まえているそうです。

個人的にこういった人間迷路は苦手です
楽しい遊び場もありました

そして最後はプライベートガーデン。
18世紀にマリア・テレジアと皇帝一家のために整えられた“家族専用の庭”。

宮殿の公式空間とは対照的に、ここは私的な散策・読書・子どもたちの遊びのための静かな場として使われたそうです。

整形式の花壇やバラのアーチは、当時の皇族が求めた「秩序と安らぎ」を象徴し、現在の庭園もその理念を踏まえて復元されているそうです


皇帝の冬の居城であり、現在は大統領府・国立図書館・スペイン乗馬学校などが入る巨大複合宮殿のホーフブルク宮殿。
こちらは時間の関係で、スペイン乗馬学校のみを見学しただけで、あとは外から眺めるだけでしたが、次回はこちらにも再訪したいと思います。


今回、思い付きで訪れたオーストリアでしたが、期待して以上に満足度の高い滞在でした。

1週間そこそこ滞在しただけですが、私が普段暮らすドイツとは何かが決定的に違う、ということを感じました。

同じドイツ語圏でありながら、オーストリアでは人の感じが柔らかく感じました。もしかしたら、アクセントなどの違いなのかもしれませんが、顔の表情すら、ドイツで見かける人たちよりも穏やか。

特にウィーンでは、地下鉄や住宅街などで見かける人たちも品があり、身なりをきちんと整えている人も多く、きちんとした印象を受けました。

そして、表現しづらいのですが、なんとなく南欧の雰囲気を感じました。
太陽が降り注ぐ、晴天続きの週に行ったからかもしれませんが、南欧的な解放感というか、人生を楽しむ姿勢とか、抜け感というか。
そういったドイツにはない「空気」を感じました。

駅前にあるビーチバレーコートで夕方、プレイする人たち
運河沿いや駅前など、夕方になると屋台がずらっと並んでいました
仕事帰りにわいわい食べたり飲んだりする人たちが楽しそう
Chillするのに便利なビーチチェアまで道路に出現


再訪したい国になりました。

そして帰りは途中までÖBB(オーストリア国有鉄道会社)で移動。
別に選んだわけではないそうですが、またしても子連れ用の車両に席を予約していました。(子連れじゃない人も乗っていた)

ドイツ鉄道(DB)にはない映画が見られるスペースなどがありました。

私が座った席の後ろが映画を見られる席だったのですが、ずっと音が出ているので、正直うるさかったです。


奇跡的に電車の遅れもなく(普通に電車が動くと驚かれる国)、無事、帰宅しました。

やはり、少しでも環境を変えるって大切だな、と思いました。
(2週間、どこへも行かず子どもたちとうちにいたら、絶対に精神に異常をきたしていた)

近場とは言え、気分も変わって充実したオーストリア旅行になりました。


・・・以上、長々とオーストリア旅行記にお付き合いいただき、有難うございました。

次回、番外編として滞在したホテルについて書き記しておきたいと思います。




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