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最匷のロヌマガむド本『サンピ゚トロが立぀かぎり』これを読めばロヌマがもっず楜しくなるこず間違いなし

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今回ご玹介するのは幎に吉川匘文通より発行された石鍋真柄著『サンピ゚トロが立぀かぎり 私のロヌマ案内』です。

早速この本に぀いお芋おいきたしょう。

「氞遠の郜」ロヌマは歩くたびに新たな発芋がある。本曞は新進の矎術史家が実際に歩きながら、遺跡や聖堂、 噎氎や広堎に぀いお歎史的゚ピ゜ヌドをたじえお平易に解説した「゚ッセヌ颚」ロヌマ案内。ロヌマ旅行に必携。

吉川匘文通商品玹介ペヌゞより

はじめに蚀っおおきたす。この本は最高です

ロヌマの魅力を堪胜するのにこれほど優れた䜜品は存圚しないのではないでしょうかそれほど玠晎らしい䜜品です。

衚玙裏ではこの本に぀いお次のように曞かれおいたす。

ゲヌテが「䞖界の歎史は党郚この地に結び぀いおいる」ず感嘆したロヌマは、その壮倧な歎史を今日に䌝える歎史・矎術遺産に満ちた、興味尜きない郜垂である。それゆえ、䞭䞖に広く読たれた『ロヌマの驚異』以来、無数のロヌマ案内が著されおきた。しかし、䞍思議にも、日本では、叀代遺跡だけをあ぀かった若干の本を陀いお、ロヌマに぀いおの本栌的な曞物は著されおいない。

本曞は、気鋭の矎術史家がロヌマに滞圚しお諞文献を読砎し、倚くのモニュメントを実芋しながら曞いた、わが囜で最初の本栌的なロヌマ案内である。

著者は、叀代から䞭䞖、バロックをぞお近代にいたる、䞻芁な遺跡や聖堂、広堎や噎氎を詳説し、「氞遠の郜」の党䜓像に迫ろうずする。その説明は、該博な知識ず繊现な感受性、そしおロヌマに察する真摯な愛情に裏打ちされ、しかし平易で読みやすい。本曞によっおロヌマの魅力を䌚埗した読者は、熱い旅心を呌び芚たされるにちがいない。
※䞀郚改行したした

吉川匘文通、石鍋真柄『サンピ゚トロが立぀かぎり 私のロヌマ案内』より

「本曞によっおロヌマの魅力を䌚埗した読者は、熱い旅心を呌び芚たされるにちがいない。」

たさにこれですこの本を読むずものすごくロヌマに行きたくなりたすそしお芳たい堎所が䞀気に増えるので旅行スケゞュヌルがパンパンになるこず間違いなしです笑

こちらが本曞の目次になりたす。

ロヌマのメゞャヌどころもビシッず抌さえられおいたすし、あたり聞いたこずのない堎所もあるかもしれたせんが、読んでみるず「おぉそうなのか」ず面癜く読めたす。ひず぀ひず぀が発芋の連続です。

この本の玠晎らしさを感じお頂くために、本曞の䞀番最初の玹介ポむント、「ポポロ広堎」に぀いおの著者の蚀葉を玹介したいず思いたす。少し長くなりたすが私はこの箇所を読んで心底ぐっずきたした。「この本はすごいぞ・・・」ず早くも確信した瞬間でした。

ポポロ広堎、「ロヌマの玄関口ポポロ広堎ぞロヌマの旅はここから始めよう」の蚘事より

䞀九䞖玀たでは、ペヌロッパ各囜から陞路ロヌマにやっおきた旅行者は、トスカナを経おカッシア街道を通っおきた者も、最埌はフラミヌニア街道を通っおロヌマの北の城門、ポポロ門からロヌマ垂䞭に入るのが普通であった。モンテヌニュもゲヌテもスタンダヌルも、ポポロ門をくぐっお、初めおロヌマを目にしたのである。

これに察しお、われわれは列車でテルミニ駅に着くか、あるいはフィりミチヌノ空枯に着いおから、リムゞンでテルミニ駅に行き、そこからロヌマ滞圚を始めるのが普通である。テルミニ駅のあたりには、統䞀以前にはノィッラ・モンタルトずいう䞀六䞖玀の末にできた広倧なノィッラ別荘があった。

しかし、近代の郜垂敎備ですっかり郜垂化されたうえ、倧郜垂のタヌミナル駅の垞ずしお、いろいろな人びずが出入りするため、あたり感心した地域ではなくなっおしたった。このテルミニ駅からナツィオナヌレ通りにかけおは、倧きなホテル、ずりわけ日本人の団䜓を受け入れるホテルが倚い。したがっお、このあたりの環境が、倚くの日本人旅行者にロヌマの印象を悪くさせ、そしおおそらく盗難の被害をも増やしおいるのではないかず思う。

ずもあれ、長い日にちをかけおようやくロヌマにたどり着いたか぀おの旅行者ず、安易な手段によっお旅するわれわれずでは、ロヌマに着いたずいう感激がたったく異なるのはいたし方あるたい。おたけに、珟代の郜垂は垂街がだらしなく続いおおり、い぀その郜垂に入ったのかさえはっきりしない。城門をくぐる、ずいうか぀おの厇高な儀匏は氞遠に倱われたのである。

ずはいえ、むタリアの䞭䞖郜垂を蚪れるず、この城門をくぐるずいう、スリリングな感芚を今でも味わうこずができる。たずえば、サン・ゞミニャヌノやアッシシがそうだ。たったく、城門をくぐっお芋知らぬ郜垂に入るずきの、䞀皮晎れやかな感じには、名状しがたいものがある。

䞭䞖の小郜垂でさえかくのごずくだ。いわんや憧れのロヌマの城門をくぐっお、初めお垂䞭に入ったずきの感じは䞀䜓どんなだっただろうず思う。

実際、ポポロ門をくぐった旅行者の県前には、すばらしいスペクタクル、ポポロ広堎のたるで舞台のような眺めが広がっおいた。䞀八䞖玀の末から䞀九䞖玀にかけお版を重ねたノァヌゞのガむドブックは、誇らしげにこう蚘しおいる。

ポポロ門が䞎えるような、高貎で壮麗な入城を䟛する郜垂は他にない。広倧な広堎、その䞭倮の倧きな゚ゞプトのオべリスク、双子の矎しい聖堂、そしお䞉本の広々ずした、長い道路のパヌスペクティノが圢成する眺めはすばらしく、それを䞀目芋た、たさに最初の瞬間に、ロヌマの壮麗さの正確な抂念を埗るに充分なほどである。

このノァヌゞの蚘述がガむドブックの宣䌝文句でないこずは、たずえば「この郜垂の最初の眺めほど、ロヌマの偉倧さの完璧な抂念を䞎えるものはない」ず蚘した、䞀八䞖玀の著名な著述家シャルル・ド・ブロッスのような、倚くの旅行者の蚌蚀によっお確認できる。そしおなによりも、実際にポポロ広堎に立っお、われわれ自身の目でこのすばらしい眺めを芋るならば、だれしもが玍埗するのではなかろうか。

ずもあれ、か぀おの旅行者にずっおロヌマずいう郜垂がいかなるものであったかを理解するには、たず、このポポロ広堎が圌らに䞎えた「目の䞀撃」の匷烈な効果を思い描いおみる必芁がある、ず私は思う。だから、このありし日のロヌマ入城の疑䌌䜓隓、もっずも簡䟿には地䞋鉄A線のフラミヌニア駅で降りお、ポポロ門から垂䞭に入る、ずいう実隓はやっおみる䟡倀がある。

もしも読者がフラミヌニア街道をもっず手前から歩いおくるずすれば、進むに぀れおポポロ門からオべリスクず双子の聖堂がのぞき、そしお門をくぐるず突劂広堎が開け、巚倧なオべリスクの向こうに、ちょっず颚倉わりなドヌムをいただく双子の聖堂ず、それらをはさむ䞉本のたっすぐな道路が぀くる芋事なパヌスペクティノが芋枡せるはずだ。たさに舞台の背景のような眺めずいえるだろう。オペラの序曲が終わっお幕が開いた瞬間の舞台のように、そこにはこれから始たる壮倧なドラマの予感のようなものがある。

そしお実は、このポポロ広堎の景芳は、ロヌマの「壮麗さ」ばかりでなく、ロヌマずいう郜垂の性栌そのものをも理解させおくれおいるのである。このこずを分かっおもらうには、以䞊の装食がどんなふうに行われたかずいう歎史的経緯に぀いお少し話をしなければなるたい。
※䞀郚改行したした

吉川匘文通、石鍋真柄『サンピ゚トロが立぀かぎり 私のロヌマ案内』P

いかがでしょうか。私は冒頭で「モンテヌニュもゲヌテもスタンダヌルも、ポポロ門をくぐっお、初めおロヌマを目にしたのである」ずいう蚀葉を目にした時点で撃ち抜かれおいたす。ゲヌテの『むタリア玀行』が奜きな私にずっお、文孊ず絡めお解説されるずもうむチコロですね。

たた、「ポポロ広堎が圌らに䞎えた「目の䞀撃」の匷烈な効果」に぀いおの蚀葉も印象的だったず思いたす。これを読めばロヌマに行っおぜひ確かめおみたくなりたすよね。

そしおこのポポロ広堎の解説の最埌に著者は次のように述べたす。

叀代には「皇垝の郜垂」であり、埌には「教皇の郜垂」であった口ヌマは、宿呜的に虚構性ず「ショヌ的」性栌をも぀郜垂であった。長い旅路の末、ようやくロヌマに着いおポポロ広堎に立った旅行者は、ロヌマの「壮麗さ」ずずもに、このこずをも玍埗させられたのである。だからもしも、このポポロ広堎の眺めをわざずらしく、䞍真面目だず思う人がいたら、その人はロヌマずは肌の合わない人である。けれども逆に、このシェノグラフィックな景芳にぞくぞくするような興奮を芚える人がいたら、その人こそロヌマに魅了される「才胜」をもっお生たれた人なのである。

吉川匘文通、石鍋真柄『サンピ゚トロが立぀かぎり 私のロヌマ案内』P

さあ、読者の皆さんは䞀䜓どちらでしょうか。

ちなみに私はこの「ショヌ的」なロヌマに魅了されおしたった䞀人です。

私が初めおロヌマを蚪れたのは幎のこずでした。

ですがこの時はただこの本を読んでいたせんでした。それでもなおロヌマの街䞊みに圧倒されたわけですが、この本を読んで蚪れた幎の再蚪ではそれこそ目に芋える䞖界ががらっず倉わるほどの衝撃を受けたした。

やはり読んで知ったからこそ芋えおくるものがありたす。それたで挠然ずしか芋えおいなかった䞖界が色鮮やかに動き出したのです。

私はこの本のおかげでもっずもっずロヌマが奜きになりたした。そしおあたりにこの街に惚れ蟌んでしたったが故に旅行蚘『劇堎郜垂ロヌマの矎ドスト゚フスキヌずベルニヌニ巡瀌』を連茉するこずずなりたした。

私のロヌマの旅はこの本に非垞に匷い圱響を受けおいたす。

たさにこの本は最匷のロヌマガむドブックです。

ロヌマは前知識無しでも楜しめる玠晎らしい街ですが、知れば知るほど味わいが増す街でもありたす。ぜひこの本を手に取り、知られざるロヌマの魅力を味わっおみおはいかがでしょうか。

以䞊、「石鍋真柄『サンピ゚トロが立぀かぎり』これを読めばロヌマがもっず楜しくなるこず間違いなし」でした。

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