根に持つタイプですけど、それが何か?
私はかつて記憶力がよく、
学校の勉強はできる方だった。
現在は年齢と共に忘却力が著しく成長を遂げたため
毎年生徒の顔と名前を覚えるのが年々困難になっているが。
noteでも先生とか頭脳担当とかありがたいお言葉をいただく。言葉を使うのは得意な方だろう。
しかし、物事には必ず両面がある。
頭脳明晰で記憶力が良くて言葉にするのが得意、
良さそうに見える。
だが、裏を返せば適当に忘れたり流したりせず、
覚え続けて筋道立てて言葉にして許さない。
そう、私はとっても根に持つタイプなのだ。
みなさま、怖がらないでください。
私はそんなにつまらないことでは
怒ったり根に持ったりはしない。
大丈夫です。私はどちらかというと大きなものに
噛みつく方だ。一般市民や関係ない人を誹謗中傷するとかそんな卑怯なことは決してしない。
損得とか保身とかどうでもいいので、
おかしいと思えば噛みつく。
例え相手が国とかでも。
現在の教員の扱いに関して、
納得できないことがあり再三噛みついてきたが、
これからも噛みつく気は満々である。
JICAは記念誌など過ぎたことを蒸し返して
根に持ち続ける元ボランティアなど嫌だろう。
だが私は納得できないことをしたふりはしない。
執念深くこういう事実がありましたと書く。
申し訳ないが私は根に持つほうなのだ。
こういう少数派は出世できない宿命だ。
だからこうして文章を書いて発表する。
この性分は先祖代々なのかもしれない。
最近我が一族の血の呪いの話を書いた。
それは父方の話。
祖父は自伝的私小説を書き、大叔母は自伝を書き、又従兄弟は国語関係で文学を深く読み解く本を
書いた。
今度、母方の一族の出身地に旅行を計画していて、姉がいろいろ調べてくれた。
母方の曽祖父が意外と頭脳明晰で有能で反抗的な人だったことがわかってきた。
私の4人いる曽祖父はみな勉強はできた。
だがそれぞれに問題はあったようだ。
相場に手を出して破産したとか、
外国に赴任して金を使い果たして病気になるとか、出世したけど妻以外の女性に子どもがいたとか、
妻が亡くなったら末っ子を養子に出したとか、
まあ時代が違うとはいえ
品行方正で現代的な家族思いとはとても言えない。
その4人の曽祖父の内3人が官吏だった。
2人の祖父は国立大学教員だった。
父は公務員だった。
私も姉も公務員だった。
つまり、代々公務員、文系でどちらかというと
専門職系な家系だ。
勉強はできるけど
自分の好きなことにこだわる傾向があり、
最終的には出世よりは好きなことをしたい、
という傾向がある。
まんま自分過ぎて笑える。
明治に生まれて大正や昭和まで生きた曾祖父母、
明治に生まれて昭和や平成まで生きた祖父母、
昭和に生まれて令和まで生きている父母。
私の先祖たちは勉強熱心で皆近視である。
先祖の写真はだいたいメガネをかけている。
私も近視でさらに最近は老眼も出てきた。
だんだん昔の親の年齢を越えて、
私が子どもの頃の祖父母の年齢が見えてくる。
いろいろあっただろう祖父母の人生も、
私は普通におじいちゃんやおばあちゃんになった ところしか知らない。
これから年をとれば、
目のピントが合わなくなったように、
思考のピントも緩くなりそんなに執念深くない
仏の境地に至れるのだろうか?
どうなんだろう。
でもこの性質はそうそう仏の境地には
なれないような気がする。
年をとっても勉強したり、
文章を書いたりするのが好きな家系なので、
このまま根に持つタイプの人として生きていくのではないだろうか。
根に持つ人というと残念な感じだが、
記憶力がいいということと表裏一体なので
しょうがない。
根に持つタイプですが、それが何か?
これはエッセイしりとりという企画で
葉月さんからバトンが回ってきました。
葉月さんはキレのあるエッセイを書く人です。
私のイチオシはバレエシリーズ。
超おすすめです。
だけどちょっと長いという方には宇宙旅行の記事。
葉月さんがいかに素晴らしい計画性と実行力を持っているのかが証明されてオチもあって素敵です。
どういう企画かは上の記事をお読みください。
私も直接は知らない方だ。
バトンを渡すのは最大3名らしい。
3名もご苦労をお願いするのもためらわれる。
ならば別に1名でも問題ないだろう。
こういうのはやりたい人に渡すに限る。
すでにやる気満々の気配のコハクシスさんなら
間違いなくやってくれるだろう。
むしろバトンが渡っていなくても参加しかねない。サイレントバトンがとかなんとか口走っていた。
ここは渡すしかない。
ちょっとブラックな要求かもしれないが、
超ブラック企業で女社長を満足させることに比べるとものすごくかわいらしいお願いだと思う。
というわけで か で始まるタイトルのエッセイをお願いします。
