日英翻訳1日1題(298)「神の一人である須佐之男命(スサノオノミコト)は大変な乱暴者で、さまざまな悪いことをしたので、高天原を追放されてしまいました。」
(↑のつづき)
須佐之男命(スサノオノミコト)は、太陽の神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)、月の神である月読尊(ツクヨミのミキト)の弟です。
神道では神様のことを「柱(はしら)」といいますが、この3柱は神道において最も尊い神だとされています。
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『古事記』や『日本書紀』では、スサノオノミコトは、天界で田んぼを壊すなどの大暴れをした乱暴者として描かれています。
しかし、それと同時に、天界を追放されて地上に降りたあとは、ヤマタノオロチを退治して、一種の「英雄」へと変身します。
その後は、暴風の神としてあるいは厄払いの神様として信仰されています。
「力」を背景にして善悪の両面を持つ神だといえます。

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では、英語です。まずはGemini君ですが、以下、「標準的」とする英訳と「物語調」とする英訳との2種類を出してきました。
(標準とされるもの)
Susanoo-no-Mikoto, one of the gods, was very unruly and did many terrible things, so he was banished from Takamanohara (the high plain of heaven).
(物語調とされるもの)
As one of the deities, Susanoo-no-Mikoto was a wild and destructive troublemaker. Because of his numerous misdeeds, he was cast out of Heaven (Takamanohara).
「標準調」「物語調」というのは合っていない、と私は思います。特に「物語調」とされるものについては、ちょっと文体を名詞表を多くしてひねくっただけであって、いいものとは思えません。

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以下は私の訳ですが、できるかぎりシンプルなかたちにしました。これなら、だれでもわかりるはずです
Susanoonomikoto, one of the deities, was a very rough fellow. As he acted very badly, the other deities got him out of Takamanohara.
「乱暴者」は、a rough fellowとしましたが、
「乱暴」(rough)にはrowdy (ケンカ好きな)という語も使えます。
「追放する」ですが、ここではgot out ofという最もシンプルな表現を使いましたが、そのほかにも「追放する」に使える表現は多くあります。それぞれ、ニュアンスが違います。
throw out of…:たんなる「~から追い出す」
banish :罰として国外へ追放する。
exile:政治的理由で国外へ追放する。
deport :望ましくない外国人を国外へ追放する。
expatriate:権力や法の力で母国から追放する。
(つづきは↓)
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