【💸欲しいミュージアムグッズ4選】ポストカード、ピンバッジ、ステッカー、キーホルダー…年間約100の展覧会に行く私が選ぶ理由
【#344、約4,000文字、写真約25枚】
美術館に必ず併設されているミュージアムショップ。年間約100の展覧会へ行く私が、ミュージアムグッズに思うことをまとめました。美術館巡りが好きな方や美術館関係の方は、今後のグッズ選びの役に立つかもしれません。
▶︎ 結論
展覧会に行けば「記念に何か買いたいなぁ」と思うもの。私にとって、マストで販売してほしいグッズはポストカード!次点は、ピンバッジ、ステッカー、キーホルダー。私のポストカード保存法や、使い方も紹介しました。また、訪問者の視点で「グッズの欲しい理由」も記載したため、美術館の運営者には、今度の商品企画に取り入れていただけると幸いです🙏
▶︎ 美術館でグッズを買う理由

どの美術館にも必ずミュージアムショップがあります。鑑賞後、その時の思い出や記録をモノに残したいため、ついグッズを買いたくなります。

展覧会の主催に新聞社などが入っている場合、グッズ売り場に力が入っています。また、アニメや漫画などのメディアミックスの場合、展覧会よりもグッズを目当てにしている観覧者も多いです。もはや、展覧会とミュージアムショップは切っても切れない関係でしょう。

最近、文化庁が「自己収入額の割合が、本中期目標期間の4年目において、4割を下回っている等社会的に求められている役割を十分に果たせていないと考えられる館については、再編の対象とする」と発表し、議論を醸しました(参考)。

なお、私がミュージアムグッズに求める条件は、以下の2つ。
1)値段が安い
2)かさばらない
1年で数回しか展覧会に行かない人の場合、値段が高い、かさばるものを買うこともあるでしょう。一方で、私は年間約100の展覧会に行きます。毎回、何か購入しているとモノが溜まって仕方ないため、1)値段が安い、2)かさばらないことが重要になります。
▶︎ 欲しいミュージアムグッズ4選

ショップには、ベーシックなものから面白グッズまで、たくさんの商品が並んでいます。その中で、私が欲しいグッズは4つ(ポストカード、ピンバッジ、ステッカー、キーホルダー)です。
✔️ ポストカード

1)値段が安い、2)かさばらないことを考慮すると、ポストカードは最も売ってほしい商品です。私は、展覧会を見た後は毎回「この作品は印象に残った」「裏面に美術館名の記載がある」とを考えながら、乾坤一擲、ポストカードを1枚だけ買うようにしています。

家に帰ると、ポストカードの表面に「鑑賞年・月」を記入。それを無印良品の「フォトフレームにもなるポストカードケース」に収納しています。


その後、親族や友人などに会った当日、もしくは翌日に、ポストカードに切手を貼って、お礼などを書いて送るようにしています。そこには、以下のメリットがあります。
a)家に飾ることで、見るたびに思い出せる
b)送った後、相手にアートの良さなどを伝えられる
c)送れば、溜まる一方のポストカードを減らせる
d)LINEなどが普及した現在、手書きのハガキはもらってうれしい

そして私は「必ずバラ売りしてほしい」と強く言いたい!美術館によって、ポストカードの販売があっても、セット販売しかない場合があります(その時は買いません)。
5枚セットの販売がある一方、バラ売りしない理由は何でしょうか?売り場面積や作業コストも大して使いません。納得できる理由を知っている方がいれば、教えてほしいです。
▼ セット売りのポストカードしか販売がなかった例

美術館によって、ポストカード1枚の値段は50円から400円程度。肌感覚では、150円が多い印象です。「何か買って帰りたい」観覧者は、価格の安いポストカードは「とりあえず買う」傾向にあります。

ポストカードは、コストも安いし、物理的に陳腐化もしづらいです。是非、すべての美術館は、面白グッズを考える前に、ポストカード(バラ売り)を販売してもらえるとうれしいです!🙏

もし、収蔵作品がない美術館でも、その美術館の外観やロゴのポストカードをつくってもらえれば、買う人はいると思います。
✔️ ピンバッジ

以下に記載するグッズは、ポストカードの販売がなかった時、もしくは、相当にほしいものがあった時のみ購入しています。
ピンバッジのメリットは、1)保管に場所を取らない、2)カバンなどに付けていると、常にその記憶を思い出せる、3)目に付くことで、誰かと話題が広がる、4)缶バッジよりも丈夫だからです。
オリジナルのピンバッジを販売する美術館は少数だと思います。つくるなら美術館のロゴでいいんです!もしくは、漢字で「⚫︎⚫︎美術館」だけでもOK。是非、すべての美術館は気軽な試みでピンバッジを販売してほしいです。

なお、私はピンバッジをつける際、必ず「留め具」を付けます。これを付けて、私はピンバッジを1度も紛失したことがありません。

下:直島
なお私は、缶バッジは買いません。プリントが削れることに加え、ピンが勝手に外れて紛失したり、痛い思いをしたことが何度もあるためです。

製造コストは缶バッジの方が安価なため、グッズ売り場ではよく見かけます。しかし、美術館には是非、ピンバッジを販売してほしいです。

右:MoMA
✔️ ステッカー

安価であることに加え、それを見れば思い出が蘇ります。最近は、スマホケースの中に、シールを台紙ごと入れる人も多いです。
これも、ピンバッジと同様、美術館のロゴやその名称など、シンプルなものがうれしいです。グッズを企画するハードルも低いのではないでしょうか。

ステッカーは安っぽい紙製ではなく、ラミネート、塩ビ素材、PET、ホログラムなどに加工して販売してほしいです。販売価格は1枚で数百円でも、特別感のあるステッカーは売れると思います。
私のオススメは、スーツケースに貼ること。「このスーツケースで⚫︎⚫︎美術館行ったなぁ」と、スーツケースを見るたびに感慨に浸れます。スーツケースにステッカーを貼って、取り間違いを予防する人は多いと思います。美術館のステッカーなら、ちょっと格好いい気持ちもします。

✔️ キーホルダー

デコラティブなデザインではなく、美術館のロゴなどシンプルなデザインのキーホルダーは、日常使いしやすく、どんなカバンなどに付けても邪魔になりません。
私が最もうれしいキーホルダーは、タグタイプです。これなら集めても場所を取らない、壊れにくい、どんな所にも付けやすいです。つくる場合も、高級なデザイナーに依頼する必要もなく、グッズ制作会社へ気軽に発注しやすいと思います。
▶︎ 収集を止めたグッズ
✔️ マグネット
つい買いたくなるのがマグネット。「冷蔵庫に付ければいいや」と気軽に買いがち。しかし、これは実用性がない。数年すると、マグネット部分とメインの部分が分離したり、ラバーの場合は素材が劣化するなど、耐久性にも問題があります。
私は過去、マグネット収集に尽瘁し、玄関のドアの面積が半分埋まるくらい付けていました。しかしある時、あまりにも数が増えて目障りになったことに加え、「金属に付ける」こと以外に役割のないマグネットの収集に冷めてしまいました。
不思議なことに、どこの美術館もマグネットをつくるのが大好き。マグネットを売るのなら、その前にピンバッジ、ステッカー、キーホルダーを売ってほしいです!
▶︎ 原則、買わないもの
✔️ 図録

図録を購入する多くの方は、「アート」が本当に好き、もしくは職業として必要なのだと思います。
しかし、私は図録を1冊しかもっていません(サインをもらうために購入)。私が図録を買わない理由は、1)値段が高い、2)重い、3)保管の場所をとる、4)見返すことがほぼないためです。
映画のパンフレットのようなダイジェスト版が出たら買う人は増えるかもしれませんが、私は買わないと思います。
▶︎ グッズではないが欲しいもの
✔️ しおり

東京都写真美術館では、総合会館30周年の取り組みとして「しおり」をtake freeで設置していました。手に取る人はあまりいませんでしたが、私は「これは美術館では珍しい、ナイスアイデアや」と思いました。年間で120〜150冊の本を読む私は、しおりが常に不足しがちだからです。
▼ 写美でしおりを見つけて喜んだ時の投稿
他の美術館も、紙質はしょぼくていいので、しおりをつくってはどうでしょうか。表には展覧会のスケジュール、裏には利用案内をプリントするだけでOKです(本屋のレジ横に置いてあるようなイメージ)。
比較的コストもかからないため、通常のチラシとともに、他館に郵送してはどうでしょうか。しおりは、実用性も兼ね備えた「チラシ」となるため、持って帰る人は案外多いかもしれません。費用対効果も高いのではないでしょうか。
▶︎ まとめ
いかがだったでしょうか?ミュージアムショップでは、ポストカードの販売はマスト!それ以外にも、売ってほしい商品がいくつか思い当たりました。そのどれにも言えるのが、シンプル、汎用性が高い、値段が安いこと。これを読んだ方が、今後、ミュージアムショップでの購入で参考になれば幸いです。また、美術館関係者の方は、今後の商品企画に是非、取り入れていただけるとうれしいです!
▶︎ 次回予告
次回は、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で鑑賞した「ジェフ・クーンズ展」の感想を投稿する予定です。
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