【ネバネバの食べ物で身体を調えるって大事です!】

ネバネバのものを食べると、なんか体に効きそうな気がして
ついつい手に取ってしまいます。
特に、季節の変わり目とか。
ちょっと体の調子がいまいちの時
ネバネバのものを食べると
からだの奥の方から、じわじわ効いてくれるような気がするんです。
それって
気のせいではなくって、体の内側からネバネバを欲していて
身体の方が、それを食べるように促している
という風にも思えるんですよね。
石塚左玄という明治時代のお医者さんの言葉に
春は苦み、夏は酢の物、秋は辛味、冬は油と合点して食え
というのがありますが
私はここに
”ネバネバ”というのも加えたい。
そもそも、そのネバネバって何なのかって言うと
水溶性の食物繊維なんです。
食物繊維には水溶性と不溶性があって
それぞれに働きが違いまして
どちらの食物繊維も腸内環境を整えて
便となって排出させるのを助けてくれるんですけど
水溶性食物繊維は特に
便を柔らかくしてくれる働きがあり
粘りがあるため、腸内をゆっくり移動するので空腹を感じ難くなったり
胆汁酸やコレステロールを吸着して体外に排出する働きをしてくれたり
便秘解消にも、ダイエットにも、生活習慣病予防にも
まさにいいことづくめなんです。
・・・って、偉そうに書いていますが
受け売りです
10年くらい前に
腸内環境がブームになった時がありまして
テレビでも雑誌でも、腸内環境の話題でもちきりだった時があるんです。
あの時、本当に
口を開ければ
腸内環境にいいとか悪いとかという話で
腸内環境は、メンタルにも関係しているから
落ち込みやすい時には、腸内環境を整えたほうがいいとか(実際そうです)
何を食べればいいというような話題があちこちで取り上げられていて
家庭の医学でも
何度も何度も、腸内環境を良くする料理を紹介させてもらいまして
番組に出演するために来られていた専門の先生方とも
たくさんお目にかかり、お話を聞かせていただきました。
その時、雑談しながらいろんなことを教えて頂いたことが
今の私の一部になっていることを思えば
本当に、貴重な経験でした。
こういう事でもないと
専門の先生に直接いろんなことを教えて頂く事なんてないですから
そんな中で印象に残っている話があります
そもそも、なぜ急に
腸内環境がこれほどのブームになったのでしょう?
と私が質問した事に対して
急速に研究が進んだからです。
という答えが返ってきたことでした。
言われてみれば、当たり前に聞こえますが
私は、妙に、納得したんです。
そうか
それまでも、たぶんそうじゃないかと考えられていたことも
エビデンスがないと、そうだと言い切れなかったのが
研究が進んで、学術論文なんかも発表され
膨大なデータが集積され、
それを解析する技術も進み
きちんと根拠のある事として言えるようになったという事だったのかと。
あれから10年以上たって
研究もどんどん進み
必要な情報は
あの頃よりもずっとずっと手に入り易くなりました
だからこそ
家庭料理研究家として
今大事なのは、情報ではなく
誰にでもやれて、続けられる具体的な方法を提案し続ける事なんじゃないかと思っています。
季節の変わり目に
ネバネバ食材を食べて体の調子を整えて下さいね
という事を
具体的なレシピとともに提案する事。
この時期、貧血の人が増えるから
油揚げとピーマンを一緒に食べて
鉄分補給してね、って
油揚げ入りチンジャオロースを紹介するような事
そうか、
それじゃあ、食べてみるか
って思ってもらえたら
それは小さいけれど、
確かな意味があるように思っています。
あの時、たくさんの先生方から教えて頂いたことを
私なりに、もう一度お返ししているのです。
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