リュック・ベッソン監督作品〜フィアット500がつないでくれた映画②〜
映画ネタが続いています。しかもフランス映画。自分はフランス映画が好きなんだということに、今頃気付かされました。

今回はリュック・ベッソン監督作品。
この監督の作品との出会いを語る中で、忘れられないのが「ぴあ」ですね。映画やコンサートなどの情報誌で、80〜90 年代の首都圏を席巻。当時若者だった世代の人はみんな、きっと手にしたことがあるはずです。私はちょうど学生の頃でしたので、とても重宝しました。世の中がネット中心になり、休刊したのは 2011 年だったそうですが、意外と長く続いていた印象です。
私が「ぴあ」を通して得ていた情報は、映画とコンサートだけではありません。美術展のページもよく読んでました。毎号購入していたわけではないのですが、どこの美術館でどんな展覧会をやっているか、どこの映画館でどんな映画をやっているか、ときどき買っては調べていました。
「グランブルー」
そんなある日。「ぴあ」の映画のページに載っていた写真に、私の目は釘付けになってしまいました。
「FIAT500 が写ってる…」
この映画の主人公ジャックは、フリーダイビングのレジェンド、実在したジャック・マイヨールという人がモデルなのですが、そのジャックのライバル、エンゾの愛車が、ボロボロの FIAT500 なのです。
気になって気になって仕方がなかったのですが、全国ロードショーではなく、ミニシアター系の興行だったこともあり、結局映画館で観る機会には恵まれませんでした。後にレンタルビデオで観ることになります。これがリュック・ベッソン監督の映画との出会い。
当時日本で公開されたのは英語版(ワールドワイド版)で、タイトルは「グレートブルー」。後にロングバージョンのフランス語版が公開されたときに、タイトルが「グランブルー」になります。グランブルーといってもスマホゲームではないのです。
以前に記事にしたイタリア旅行では、この映画のロケ地タオルミナも訪れました。それほど気に入ったこの映画。いい味出してるエンゾの FIAT もさることながら、「純粋さ」に触れられるいい映画です。
「ニキータ」
リュック・ベッソン監督作品で、殺し屋が主人公の映画は「レオン」が有名です。この「レオン」で主人公を演じたのは、先の「グランブルー」でエンゾを演じたジャン・レノ。「レオン」がきっかけで、その後「ミッション・インポッシブル」出演など、すっかり売れっ子俳優の一人となりました。
実は「レオン」の前作にあたるこの「ニキータ」でも、ジャン・レノは殺し屋を演じています。掃除人ヴィクトルという名前のこの殺し屋は、レオンよりも渋くてカッコいい…。というより、この「ニキータ」の掃除人をモデルにして「レオン」が生まれたらしいです。「レオン」観る前に観ておきたい作品ですが、観た後でも、もちろん楽しめます。
「最後の戦い」
リュック・ベッソン監督初の長編映画だそうです。SF にカテゴライズされ、アボリアッツの映画祭でも賞をとっていますが、SF 感あまり無し。
リュック・ベッソン監督作品で SF といえば「フィフスエレメント」が有名ですが、比べてみればこれは地味…。
同じ監督で、同じ SF 映画なのですが、「フィフスエレメント」はカラフルでセリフ多め。というより出演者みんなよく喋る。それに対してこの「最後の戦い」はモノトーン(白黒)で、セリフ一切無し。
もう一つ違いがありました。「フィフス〜」にはジャン・レノの出演がありませんが、「最後の〜」にはありです。
古い付き合いなのですね。この 2 人。
↑お世話になったぴあに敬意を表して。ぴあはネット上に健在です。
同じくフィアット500が繋いでくれた映画です。↓
