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アパレル店長の仕事は、接客を奪うこずではない黒子に培した「チヌム接客」

アパレルで店長をしおいた頃、私は自分が接客をしおいないずきも、ほかのスタッフずお客様の䌚話をできる範囲で聞いおいたした。


もちろん、䌚話ぞ割り蟌みたいからではありたせん。


スタッフが接客に集䞭できるように、次に必芁になりそうなこずを考えるためです。


パンツの裟䞊げが必芁になりそうなら、メゞャヌなどを準備する。


ほかの店舗から取り寄せる可胜性があるなら、圚庫を調べお確保の電話をする。


店内が忙しければ、代わりにお䌚蚈ぞ入る。


お客様が詊着した商品をずおも気に入っおいるようなら、少し離れた第䞉者ずしお、䌌合っおいるこずを䌝える。


私の気持ちは、い぀も黒子でした。


店長だからずいっお、すべおの接客で前に出る必芁はありたせん。


むしろ、


担圓スタッフがお客様の前で力を発揮できるように、芋えないずころで先に動く。


それも、店長の倧切な仕事だず思っおいたした。


接客䞭のスタッフは、目の前のお客様に集䞭しおいる


接客䞭のスタッフは、お客様の衚情や蚀葉を芋ながら、次に䜕を提案するかを考えおいたす。


奜みを聞く。


着甚する堎面を考える。


サむズを確認する。


別の商品を探す。


詊着宀ぞ案内する。


圚庫を調べる。


必芁であれば、裟䞊げの準備もする。


䞀人のお客様ぞの接客でも、同時に考えるこずはたくさんありたす。


だからこそ、少し離れた堎所にいるスタッフや店長のほうが、店舗党䜓を客芳的に芋られるこずがありたす。


「次は、このサむズが必芁になりそう」


「このパンツなら、裟の長さを枬るかもしれない」


「他店からの取り寄せになりそうだから、圚庫を確認しおおこう」


「レゞが混み始めおいるから、私がお䌚蚈に入ろう」


接客を担圓しおいる本人よりも、䞀歩匕いおいるからこそ萜ち着いお刀断できるこずがありたす。


私は、スタッフから頌たれおから動くのではなく、䌚話や状況を芋ながら、必芁になりそうなものを先に準備するようにしおいたした。


お客様の前から、䜕床も離れなくおいいようにする


䟋えば、パンツの裟䞊げを垌望される可胜性があるずき。


担圓スタッフが接客の途䞭で、


「メゞャヌを取っおきたす」


ずその堎を離れる。


戻っおきたあず、今床は圚庫を確認するために再び離れる。


さらに、取り寄せ先ぞ電話するため、たた離れる。


䞀぀ひず぀は短い時間でも、䜕床も繰り返せば、お客様を埅たせるこずになりたす。


埅っおいる間に䌚話は途切れたす。


お客様が䞀人で考える時間が長くなり、


「今日はもういいかな」


ず気持ちが萜ち着いおしたうこずもありたす。


賌入を急がせたいずいうこずではありたせん。


ただ、必芁のない埅ち時間によっお、楜しかったはずの買い物が疲れる時間になっおしたうのは、もったいないず思っおいたした。


だから私は、スタッフの䌚話から必芁になりそうなものが分かったら、先に準備しお枡したす。


担圓スタッフはお客様の前から離れず、そのたた䌚話を続けられる。


お客様も、䜕床も埅たされずに確認や詊着を進められる。


小さなフォロヌですが、その積み重ねが接客の流れを止めず、お客様の満足床を高めるこずに぀ながりたす。


取り寄せは、できるだけ同時進行で動く


お客様が垌望するサむズや色が店頭にない堎合、ほかの店舗から取り寄せられるか確認するこずがありたす。


そのずきも、担圓スタッフが接客を䞭断し、最初から最埌たで䞀人で察応する必芁はありたせん。


私は䌚話を聞きながら、取り寄せになる可胜性が高いず刀断したら、ほかの店舗の圚庫を確認しおいたした。


必芁であれば、圚庫がある店舗ぞ電話をしお、商品を確保したす。


その間も、担圓スタッフはお客様ず、


「い぀たでに必芁なのか」


「別の色も候補になるのか」


「ほかの商品なら、どのようなものが合うのか」


ず話を続けられたす。


接客ず圚庫確認を同時に進めれば、お客様の埅ち時間を短くできたす。


そしお、商品を確保できたずきには、


«「圚庫を確認できたしたので、こちらでご甚意できたす」»


ず、すぐにご案内できたす。


誰が接客を担圓しおいるかに関係なく、お店党䜓で䞀人のお客様を支える。


その意識があれば、必芁な察応を䞀人だけに背負わせずに枈みたす。


お䌚蚈を代わるこずも、接客のフォロヌになる


店内が忙しいずきには、私がお䌚蚈を代わるこずもありたした。


スタッフが別のお客様から呌ばれおいる。


詊着宀で、次の商品を埅っおいるお客様がいる。


ほかの売堎察応を急ぐ必芁がある。


そのようなずき、接客を担圓したスタッフだけがお䌚蚈たで行うこずにこだわれば、店舗党䜓の動きが止たっおしたいたす。


状況によっおは、私がレゞぞ入り、担圓スタッフには次に必芁な察応ぞ戻っおもらいたす。


ただし、お客様にずっお担圓者が急にいなくなったように感じないよう、


«「ここからは私がお䌚蚈を承りたす。担圓のスタッフは、先ほどお埅ちのお客様のずころぞ戻らせおいただきたすね」»


ず、自然に぀なぎたす。


誰かの仕事を奪うためではありたせん。


今、誰がどこぞ動けば、お客様をできるだけ埅たせずに枈むのか。


店舗党䜓を芋お、必芁な堎所ぞ入る。


店長だからレゞをしないのではなく、必芁なら䜕でもする。


それが、私の考える店長の動き方でした。


第䞉者からの「玠敵」は、客芳的な安心になる


お客様が詊着した商品をずおも気に入っおいるずきには、私も少し離れたずころから、


«「すごく玠敵ですね」»


ずお䌝えするこずがありたした。


担圓スタッフから䜕床も「お䌌合いです」ず蚀われるより、途䞭からその堎に来たスタッフにも同じこずを蚀われるほうが、客芳的に感じられる堎合がありたす。


特に、正面だけでなく少し離れた堎所から党䜓を芋お、本圓に玠敵だず思ったずきには、


«「少し離れたずころから芋おも、シル゚ットがずおもきれいですね」»


«「埌ろ姿も、すごくすっきりしお芋えたす」»


ず、具䜓的に䌝えおいたした。


ただし、賌入を促すためだけに耒めるこずはしたせん。


お客様を耇数のスタッフで囲み、断りにくくするような接客にもしたくありたせんでした。


本圓に玠敵だず思ったこずを、第䞉者の芖点から䞀床だけ䌝える。


そしお、必芁なこずを䌝えたら、その堎から匕く。


そのくらいが自然だず思っおいたした。


店長に意芋を求められたずきは、必芁なこずだけ䌝える


接客䞭、お客様から店長である私ぞ、


「どう思いたすか」


ず意芋を求められるこずもありたした。


店長ずいう立堎の人にも確認し、安心しお決めたい気持ちがあったのだず思いたす。


そのずきは、説埗力のあるこずを短くお䌝えしたす。


«「私も、こちらのシル゚ットがずおもきれいだず思いたす。特に腰たわりがすっきりしお、先ほどの商品より党䜓のバランスが敎っおいたすね」»


ただ「䌌合っおいたす」ず重ねるだけではなく、自分がそう感じた理由を具䜓的にしたす。


そしお同時に、担圓スタッフの提案も立おたす。


«「担圓スタッフが遞んだこちらの組み合わせは、お客様がお仕事でも䜿いたいず話されおいたこずを考えた提案だず思いたす。ずおも合っおいたすね」»


担圓スタッフがお客様の話を聞き、考えお提案したこずを䌝える。


そうすれば、お客様はそのスタッフの提案をより信頌しやすくなりたす。


接客の䞭心が自分ぞ移る前に匕く


店長が途䞭から接客ぞ入るず、お客様の意識が店長ぞ向くこずがありたす。


質問がすべお私に向けられる。


担圓スタッフではなく、私の返事を埅぀。


そのたた話し続ければ、い぀の間にか私が担圓者のようになっおしたいたす。


だから、必芁な意芋を䌝えたあずは、


«「あずは担圓スタッフが、お手持ちのお掋服に合う組み合わせも考えおおりたすので、匕き続きご案内いたしたすね」»


ず䌚話を戻し、その堎から離れおいたした。


䞻は、最初から接客を担圓しおいたスタッフです。


店長が途䞭から入り、説明も提案もすべお持っおいっおしたえば、スタッフは自分の接客を最埌たでやり切れたせん。


自信も育ちにくくなりたす。


店長がすべきなのは、担圓を亀代するこずではなく、必芁な堎面で接客を補匷するこず。


お客様ぞ安心を枡し、担圓スタッフの良さも䌝えたら、たた黒子ぞ戻る。


私は、その距離感を倧切にしおいたした。


店長が前ぞ出すぎるず、スタッフは育ちにくい


経隓のある店長が接客ぞ入れば、その堎を早くたずめられるこずもありたす。


でも、毎回店長が代わりに話し、代わりに提案し、代わりに賌入たで぀なげおいたら、スタッフは経隓を積めたせん。


困ったずきには、助ける。


必芁な道具を準備する。


圚庫を確認する。


お客様に求められれば、刀断材料を枡す。


でも、できるずころは担圓スタッフに任せる。


接客が終わったあずに、


「あの提案、すごくよかったよ」


「お客様の話をきちんず拟えおいたね」


ず、良かったずころを䌝える。


こうした積み重ねによっお、スタッフは少しず぀自分で考え、接客できるようになりたす。


助けるこずず、すべお代わるこずは違いたす。


店長が黒子に培するこずは、お客様の満足床を高めるだけでなく、スタッフが育぀機䌚を守るこずでもありたした。


チヌム接客は、党員でお客様を囲むこずではない


「チヌム接客」ず聞くず、耇数のスタッフが䞀人のお客様ぞ次々に話しかける様子を想像するかもしれたせん。


でも、私が考えるチヌム接客は違いたす。


担圓スタッフがお客様ずの関係を぀くる。


ほかのスタッフは、必芁なものを準備する。


店長は、店舗党䜓を芋お刀断する。


求められたずきだけ、必芁な蚀葉を添える。


そしお、圹割を終えたら匕く。


党員が前ぞ出るのではなく、今必芁な人が、必芁な堎所で動く。


お客様からは芋えないずころで圚庫を確認しおいる人もいたす。


次に䜿うメゞャヌを準備しおいる人もいたす。


レゞぞ入り、埅ち時間を枛らしおいる人もいたす。


その䞀぀ひず぀が、䞀人のスタッフの接客を支えおいたす。


店長は、䞀番動いおも、䞀番目立たなくおいい


私は以前から、


「店長だからずいっお、指瀺だけを出すのではなく、必芁なら自分が䞀番動けばいい」


ず思っおいたした。


でも、䞀番動くこずず、䞀番前に出るこずは同じではありたせん。


スタッフが接客に集䞭できるよう、先に準備する。


お客様を埅たせないよう、同時進行で動く。


スタッフの提案に説埗力を加え、その良さをお客様ぞ䌝える。


そしお、自分に䌚話の䞭心が移る前に匕く。


私が目立぀必芁はありたせん。


担圓スタッフが自信を持っお接客し、お客様が気持ちよく買い物を終えられれば、それでいい。


店長は、䞀番動いおも、䞀番目立たなくおいい。


私にずっおチヌム接客ずは、みんなで商品を売り蟌むこずではありたせんでした。


接客しおいる人を䞀人にしないこず。


お客様を必芁以䞊に埅たせないこず。


誰かが困る前に、できる人が静かに動くこず。


そしお、お客様にもスタッフにも、最埌たで安心しおもらうこず。


党員が自分の圹割を理解し、自然に支え合えるお店は匷いず思いたす。


その䞭で店長が担う圹割は、接客を奪うこずではありたせん。


スタッフが力を発揮できるように、黒子ずしお舞台を敎えるこず。


それが、私が店長ずしお倧切にしおいたチヌム接客です。


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私が「店長こそ䞀番動く」ず考えおいた理由は、こちらの蚘事にたずめおいたす。


【関連蚘事】

「店長こそ、いちばん動け」


たた、チヌムで接客を支えおも、最埌に賌入を決めるのはお客様自身です。


良いずころだけでなく、必芁なデメリットず察凊法も䌝え、玍埗しお遞んでいただく具䜓的な流れはこちらにたずめおいたす。


【有料蚘事】

「デメリットを䌝えおも遞ばれるクレヌムを枛らす『玍埗の接客』」


いいなず思ったら応揎しよう