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「左翼的思想」の正体

「戦後80年の夏」に考える。

シリーズ第2段は、戦後、靖国神社の真価を地に貶める元凶となった左翼的思想(注1) の正体を明らかにしたいと思います。

靖国神社拝殿
(Photo by ISSA)

(注1) 本稿は、本物の左翼や右翼を題材とした記事ではありません。現代社会に蔓延する左翼のような考え方を対象としているので、本物の左翼と区別するため「左翼的」という表現を用いました。

ISSA's Comment

1 私 ISSA の立ち位置
初めに明らかにしておきたいのですが、私自身は「左翼的思想」の対局にある「右翼的思想」の持ち主などではありません。

私も、多くの方々と同じように、「戦争のない平和な世界」を希求する国民の一人です。

あくまでも「中立的思想」の立ち位置から「左翼的思想」と、行き過ぎた思想による弊害について論旨を展開しています。

靖國会館
(Photo by ISSA)

2 左翼的思想の特徴
下表は、それぞれの思想的な違いをまとめたものになります。

思想的な違い
(Created by ISSA)

右翼的思想は論外なので、本稿では省略しますが、私たちは、誰もが「戦争のない平和な世界」の実現という目標において完全に一致しているにも関わらず、

「過去の戦争の受け止め方」と、「現在の防衛力整備の在り方」とういう2点において、左翼的思想は大きく異なることが分かります。

3 左翼メディアが仕掛ける印象操作
この取り巻きには、本物の左翼本物の右翼、或いは無関心層と呼ばれる人たちがいます。

殆どの方は、先ず、本物の左翼や右翼と接する機会はないはずですが、私たちは、何故、いとも簡単に左翼的思想に陥ってしまうのでしょうか。

一番大きな原因は、中立的思想や無関心層をターゲットとした左翼メディアによる左傾化工作です。

左翼メディアによる左傾化工作とは?
(Created by ISSA)

左翼メディアは、日常的な「印象操作」によって左翼的思想や軍事アレルギーをまき散らし、人々を思考停止に陥らせており、

特に、情報弱者(注2) は、その影響を受け易いと言われています。

(注2) 狭視野的で、情報を読み解く力が弱い人。テレビしか見ない人のみならず、SNSしか見ない人など、情報源に偏りがあると情報弱者になり易い

こうした問題意識から、以前、一人一人が情報リテラシーを身につけ、印象操作への耐性を高める必要性について提言させて頂きました。

今年は、戦後80年ということで、例年以上に戦争に関する「特番」とやらに接する機会が多いと思いますが、

左傾化工作から心を守るため、私たちは左翼メディアが仕掛ける印象操作の手口を知っておく必要があります。

靖國の桜
(Photo by ISSA)

4 印象操作の具体的な手口
こちらに、その典型的な手口を列挙しました。

● キャスターによる導入に続き、戦争経験者やその家族が、辛かったことを語り出す(ここに、口を挟む余地はない)
● 戦時中の映像が流れ、ナレーターが、妙におどろおどろしい口調で語り始める
● 軍部の暗い一面だけが強調され、軍隊というものに嫌悪感を抱かせる
● 当時の軍事力強化と、現在の防衛力強化の印象を重ね合わせ
● 緊張を高めているはずの周辺国を批判せず、何故か旧軍や自衛隊に批判の矛先をすり替え
● 安倍元総理など保守系の政治家を、名前ではなく「この人」呼ばわりする
子供たちを使って、きらきらと平和を語らせ、印象操作を更に強める
● 左翼コメンテーターが、似非平和主義的見地から当時や今を断罪する
● それに対し、スタジオの全員が一斉にうなづいてみせて、それがさも疑いの余地がないことであるかのように見せる
● 結果、戦争絶対悪の印象のみが視聴者の記憶に残り、やがて視聴者は思考停止に陥る
● そして、最も肝心な先人への敬意や、侵略者に対する具体的な対処法に関する現実的な議論が欠落する

注意すべきは、左翼メディアは、しばしば「平和教育」、「戦争を語り継ぐ」、「不戦の誓い」といった言葉を、

視聴者を思考停止の暗示にかける「魔法の言葉」として用いていることです。

平素から、洪水のように溢れ返る情報や社会の風潮を鵜呑みにせず、疑いの目で見て、論理的に考える習慣がとても大切だと思います。

(Photo by ISSA)

5 「心の守り」に係る本質的な問題
では、私 ISSA が note のテーマに掲げている「心の守り」という観点から、この問題をもう少し掘り下げてみたいと思います。

(1) 過去の戦争への受け止め方
当時の方々(私達の祖父母)の実像は、概ね次のようになります。

● 今を生きる私たちと同じように、本心では誰も戦争などしたくなかった
● 一方、不断の努力によって、勤労奉仕や自己犠牲などの、崇高な精神性や人間性を保持していることを誇りとしていた

零式艦上戦闘機五二型
《遊就館・玄関ホール》
(Photo by ISSA)

左翼的思想では、前者ばかりが強調され、後者が著しく歪められています。

そして、軍人(私達の祖父母)をまるで罪人のように扱い、軍隊に対する偏った嫌悪感という虚像ばかりを強調し、

戦勝国による身勝手なレッテル貼りや、「死者に鞭をうつ」という下品な大陸文化に自ら加担しています。

しかし、本当に明るい未来は、過去への正しい理解からの延長にあるものです。

本当に明るい未来はどっち?
(Canva)

そもそもの出発点を誤っていて、どうやって正しい未来の絵姿を思い描くことができるのでしょうか。

(2) 現在の防衛力の在り方
左翼メディアは、国防は「汚い仕事」というイメージを植え付け、人々の思考を停止させようと躍起になっています。

様々な政策に感情的に反発しますが、「では、どうすれば侵略者を食い止めることができるのか」という問いに、具体的なアイデアは何も持ち合わせていません。

護衛艦「あきづき」
《鹿児島港本港》
(Photo by ISSA)

この厳しい世界で侵略者を抑止するためにどうしたら良いのか。

現実的かつ具体的に考え続けることを放棄して、どうやって子供たち世代の安全な暮らしを守ることができるのでしょうか。

6 日本人の強さの原点とは
話は変わりますが、本物の左翼の代表格でもある共産主義者は、マルクス・レーニン主義を公式のイデオロギーとしています。

その根底には、唯物論の考え方があり、無神論的な世界観あります。

Propaganda poster from the Soviet Union, 1936

共産主義については、akiyochan 様が詳しくまとめられていて、とても参考になります。是非、ご一読下さい。

日本人は「無宗教」などと言われることがあっても、決して「無神論者」ではありません。

何故なら、難しい経典を読まなくても、日本人の心の中には、生まれたときから教え込まれた、価値判断の拠り所とすべき「宗教的価値観」(注3) が備わっているからです。

(注3) 宗教全般で教えられているような、人が身に着けるべき礼節や隣人愛といった、個人の行動規範となる普遍的な価値観のこと

そして、大人になってからも、日々、仏壇や神社仏閣で祈りを捧げるだけで、その真心は強化される。

それが、日本人の強さの原点なのです。

(Photo by ISSA)

7 天を意識しながら生きる
そのことを、一言で言えば「天を意識しながら生きる」ということではないでしょうか。

私 ISSA は、近年、相次いで両親を失い、生まれ育った実家を手放すことになりました。

実家を明け渡した時、この故郷、この両親、そして戦時にこの国を守ってくれた祖父母が居たことに感謝し、

その恩に報いるために、「残された人生を無駄に生きない」という思いを、阿蘇神社のお守りにしかと刻み込みました。

このお守りは、いつも私の胸にある
(Photo by ISSA)

その後の私は、より一層、「天を意識しながら生きる」ようになれたと思っています。

「天」とは、神仏のみならず先立った先人や両親・祖父母のことであり、

「意識する」とは、日々、自分の目の前にある選択肢に対して「何を軸として選んでいくのか」ということなのでしょう。

敬天愛人
《維新ふるさと館》
(Photo by ISSA)

8 本当の責任の果たし方とは
多様な考え方があることが健全な社会であり、そういう意味では左翼的思想も必要なのかもしれませんが、

左翼的思想が広がり、先人を敬わない(=「天」という概念から先人を除外する)人たちがマジョリティになってしまうと、

(隣国のように)やがて国として正しい選択ができなくなり、かえって国の行く末を危ういものにしてしまいます。

人間の負の側面から逃げずに、それを見つめることは、大変、苦しい作業ではあるけれども、

子供たちに安全・安心な未来を残すために、私たちは、一日も早くそのような軍事アレルギーや思考停止と決別しなければなりません。

(Photo by ISSA)

命をかけて国を守ってくれた先人に感謝し、自身もまた祖父母が誇りにしていた高い精神性や人間性というものを基軸とし、

戦争を二度と繰り返さないためにどうすればいいのかを、現実的かつ具体的に考え続け、侵略者を寄せ付けない真の平和を実現する。

これこそが、これからの日本を担う子供たちの明るい未来のために、今を生きる私たち世代に出来る本当の責任の果たし方なのではないでしょうか。

「中立的思想」こそが、本当の責任の果たし方
(Created by ISSA)

おわりに
「大航海時代」と呼ばれる欧米による「大侵略時代」の幕開け以来、日本が唯一、アジアで欧米列強による植民地支配から免れることが出来たのは、

世界有数の優れた日本海軍によって国が守られていたからであり、靖国神社という存在が、その精神基盤になっていたからです。

戦艦「大和」
《靖国神社・遊就館》
(Photo by ISSA)

日本の国事に殉じた「246万6千余柱」もの軍人・軍属及び民間人をお祀りする靖国神社の真価は、

戦後、連合軍、周辺諸国、左翼メディアによる左傾化工作によって歪められ

その誤ったイメージを、情報弱者が「鵜呑み」にし続けた結果、

この国には、公のために殉じた私たちの祖父母に感謝し、その冥福を祈るという、人として当たり前の行いを許容しない左翼的思想が蔓延してしまったのです。

「左翼的思想」の正体。

それは、左翼メディアによって仕掛けられた、偽りのユートピア思想を蔓延らせるためのトロイの木馬

戦後80年。私たちは、今こそそうした左傾化工作に対する心の免疫力を高め、「真心」を基軸としたこの国の在り方を見つめ直すときなのかもしれません。

《鹿屋護国神社》
(Photo by ISSA)

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°

安倍元総理が凶弾に倒れてから3年
心よりご冥福をお祈り致します💐