見出し画像

写真展『星野道夫 悠久の時を旅する』に行ってきた。星野道夫さんの生き様を追いかける。


星野道夫さんが大好き

私は星野道夫さんの作品が大好きで、これまで何冊も著作を読んできた。

ただ、写真集以外で、本物の写真を目にする機会がなかった。

しかしこの夏、私の住む大阪に星野道夫さんの写真展がやってくるというので、ついにその機会に恵まれた。

美術展や写真展の好きな小学生の息子と一緒に行ってきた。

会場は東大阪市民美術センター

会場は、東大阪市民美術センター。
入り口に掛けられた看板。星野さんが長年追いかけていたクマたちの写真。
ポスター。今回の写真展のメインビジュアルはシロクマ。
別の入り口にはタペ。

東大阪市民美術センターは、東大阪市花園ラグビー場の南側、花園中央公園内にある文化施設。絵画や書道などの展覧会、特別展、カルチャー講座の開催や施設貸出を行っています。

  • 住所:大阪府東大阪市吉田6丁目7番22号

  • アクセス:近鉄奈良線「東花園駅」から北へ徒歩約10分

  • 開館時間:9:00〜21:00(※午後5時以降の利用がない場合は17:00で閉館)

  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始

  • 電話番号:072-964-1313

いよいよ中へ

この写真展、会場内の展示部分は撮影禁止だが、このエントランスは撮影OK。

1階で受付をして、会場の2階に上がると・・・

階段を上がると・・・
中に入って受付して、会場の2階に上がるとドーンと現れるシロクマ。
カリブーの写真。写真集の表紙にも使われている。私が大好きな写真の一つ。
花畑で休む星野さん。星野さん自身が写った写真はそれほど多くない。

大きなシロクマの写真が、今回のメインビジュアル。

星野さんはアラスカの自然や人を追いかけ、写真と文章を残してきた。

この写真展では、初期から亡くなるところまでの写真を全般的に展示していて、写真集や作品の中で見たことのある写真たちも、初めて見たものもあり、とても感動した。

星野さんの写真には、自然の厳しさも優しさも両方を感じる。

アラスカは文句なしに厳しい自然環境なわけだけど、そこで生きる人や動物たちの暮らしぶりを素直に表した写真が多い。

大きな自然の中に、ぽつんと生き物がいる」という写真が多いのも特徴だと思っている。

星野さん自身が自然の大きさに畏怖を抱いていたからそういう表現になるのではないかな、と考えている。

また写真以外にも、星野さんがアラスカ行きを決意したきっかけになった本や、使っていたカメラやノートなんかも展示されていて、素晴らしい。

鑑賞後・・・

大満足。

息子も「今まで行った美術展の中で一番良かった!」と言っていた。

幼心に、何か感じるものがあったのだろう。父は嬉しいよ。

エントランスに感想を書くノートが置いていた。星野さんも使っていた、ツバメノートである。
息子氏の感想。素晴らしい。

星野道夫さんの作品の素晴らしさはたくさんあるが、私が個人的に考えるところは、「素直さ」だ。

エッセイの文章は、飾り気がない。

写真だって、ある意味自然をそのまま切り取っているといえる。

しかしそれがいい。

星野さんの言葉で「近い自然と遠い自然」というものがある。

遠くアラスカでは今この瞬間にもクジラが飛び跳ね、カリブーが歩いているかもしれない。そう思うだけで、日々の忙しさから少し解放されて、豊かな気持ちになる

そんなようなことを言っている。

私はこの考え方が大好きだ。

今こうして忙しくしている間にも、アラスカではカリブーが歩き、ジャングルでは虎が闊歩して、空を渡り鳥が飛んでいる。

そう思うと、少し気持ちが楽になる。

星野さんの写真には、それを感じさせてくれる力がある。

ただ事実を伝えるだけではなくて、そこにある自然と動物の生き方を知ることで、今の人間たちの生き方に何かを問いかけてくるような、不思議な感覚がある。

星野さんの作品の素晴らしさは、こうした素直さにあると思っている。

公園も楽しい

鑑賞後、美術センターが入っている公園を散歩した。

蝉が大合唱し、息子氏は夢中。

変わったマンホールもあって楽しい。


これまで読んだ星野道夫さんの本の記事 一部


違う企画だけど、星野道夫さんの写真展についての素敵な記事


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集