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楽々古事記【47】ヤタガラス(八咫烏)

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⑩吉野(よしの)

イワレビコたちが西へ進んでいると、タカミムスヒの声が聞こえました。

※イワレビコ=のちの神武天皇
神倭伊波礼毘古命
(カムヤマトイワレビコ)

「イワレビコ、聞こえるか?」

「はい、なんでしょうか? タカミムスヒさま」

「これから先は、悪そ坊主(わるそぼうず=不良)ばっかりやけん、八咫烏(ヤタガラス)を使わすぞ」

「ヤタガラスっすか?」

「そのヤタガラスに案内してもろたら安全やけんな」

「はい、わかりました」

イワレビコたちは、そのヤタガラスの案内で次の地へと向かい、大和国(やまとのくに)の吉野に着きました。

【高御産巣日神の別名】
言い忘れてましたが、タカミムスヒは「高木神(タカギノカミ)又は、高木大神(タカギノオホカミ)」という名でたまに登場しますので、覚えておいてくださいませ。

図① タカミムスヒ系図

図② 八咫烏(ヤタガラス)

一般的に有名なのが「足が三本あるカラス」で、日本サッカーのシンボルマークにもなっています。
が・・・しかし。。。

【ご注意!!!!!】
ヤタガラス(八咫烏)は、三本足で紹介していることが多々ありますが、記紀には三本足とは書かれていません。
他国の神話に出てくる三本足の鳥を取り入れたのか、間違ったのかはよく分かりませんが・・・(なんでJFAは三本足にしたんだろ?)
それともうひとつ。
八咫烏とは別に、もう一羽「鳥」が出てくるのですが、八咫烏とその鳥がごちゃ混ぜになってる事がよくありますので、その話は後の回で説明しますね。

では本題に戻ります。。。


贄持之神(ニエモツ)

しばらく八咫烏に着いていくと、吉野川の下流で魚を取っている男がいたので声をかけてみました。

「誰?」

「私は、国つ神のニエモツっち言います」

「オレに仕えてみらん?」

「はい、いいですよ」

このニエモツを服属させたイワレビコは、次へと進みました。

井氷鹿(イヒカ)

井戸の横で八咫烏がとまっているので行ってみると、その井戸の中から毛皮のような尾を生やした男に出会いました。

「誰?」

「私は、国つ神のイヒカっち言います」

「オレと一緒にやっていかん?」

「はい、よろこんで」

このイヒカも服属させたイワレビコは、そそくさと飛び立っていく八咫烏を追って、次のステージへと進みました。

石押分之子(イワオシワク)

さらに進んで山に入ると、またもや毛皮のような尾を生やした男が、大きな岩を押し分けて出てきました。

「誰?」

「私は、国つ神のイワオシワクっちゅうモン(者)ですが、日の御子(ひのみこ)が来るっちゅうので、仕えるためにお迎えに上がったとです」

と言ってイワレビコに服属しました。

このようにイワレビコたちは、ヤタガラス(八咫烏)の案内で、各地の有力者たちを服属させていきました。


古事記や神話を学ぶ方法

今回はこれでおしまいなのですが、あまりにも短いので、古事記を学ぶならこの方法がオススメです。というのを紹介しますね。

私は「学びたい分野に資格検定があるのなら、その資格検定を使って学ぶのが最良」と思っています。
古事記や神話の場合で言うと、「神社検定」というのがありますので、その資格検定の勉強で学ぶのが良い方法だということです。
資格検定のテキストといのは、その分野の核となる重要な部分が凝縮されていますし、順序立てて解説してくれる究極のエッセンス本なので、シッカリとした基礎が身に付くのでホントにオススメです。
(私の店のスタッフの女性2人も、神社検定は2級と3級を取得してます)
もし興味があるなら、神社検定のリンクを貼っておきますので、覗いてみてくださいね。

では、東征図と系図を貼って終わりますね。

図③ 東征図

図④ 神武天皇系図

北九州市で飲食店などをやっています。
気になる方は下記のプロフィールをご覧くださいませ。

ではでは。。。


次回:【48】宇陀の兄弟
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著者:プロフィール

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