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万引き犯になるところだった。

先日、ほろ酔いだったわたしは、
ホテルの向かいのお店で、
お水と炭酸水とアイスを購入。

セルフレジだったので、
自分でピッピッとバーコードを通し、
クレジットカードで支払いました。
ちょっと安いな、、とは思ったんです。
でもPB商品の水だからか、
と思ってスルー。

ご機嫌でホテルの部屋で、
アイスを食べて、
YouTubeを見ておやすみなさい。

朝起きて、
床に落ちていたレシートを見たら、
水と炭酸水しか買っていないじゃありませんか!!!!!



ヤバい!
万引きした!!!

慌ててお店にお金を払いに行き、
昨夜の顛末を説明。
お店のスタッフさんは、
「こちらこそありがとうございます」
と、優しい言葉をかけてくれたのです。


危なく犯罪者になるところでした。


とはいえ、
素直に告白すると、
レシートを見て青ざめてから、
支払いに行くまでの間、
逡巡はありました。


たったアイス150円じゃない!
黙っていたって多分わからないよね、きっと。


でも、
たった150円で犯罪者になりたくないな。

お店もレジ合わなくて困っていただろうな。

と、
頭ぐーるぐる。


多分若い頃は、
「ラッキー!」で終わっていたかもしれません。

でも、
それはイヤだなって思ったんです。

そんな自分はイヤだって思ったんです。


じゃあ、
わたしは何を守りたかったんだろう?

法律?
世間体?
損をしたお店?

違います。

今の自分を守りたかったのです。

単に150円をお店に支払いに行ったのではなく、
これからも、
自分を好きでいられる人生
を、払いに行ったのです。

それが今の自分を守ること、なんです。

若い頃は、
自分を守ることと言えば、
プライドだったり、
ネガティブな情報や
面倒な人間関係から、でした。

もちろんそれらから自分を守るのは大事なことだけれど、

人生後半は、
自分との信頼関係を守ること。
これが、
気持ちよく生きるためのコツかもしれません。

セルフレジのおかげで、
わたしは150円のアイスを万引きしました。
違った!
危うく万引き犯になるところでした。

でも、
あの150円は、
アイス代ではなく、
これからの自分を、
少しでも長く好きでいられるためのお金でした。







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