見出し画像

チョコQ助は、バズったから買ったんじゃない。

森三中の大島さんが、ぺぇちゃんの家を訪ねたYouTube。
そこで手土産に持っていったのが、
青森県のチョコQ助でした。

高級スイーツじゃないし、
変な名前だし、
うまい!うまいよね?言い合うふたり、
その空気がなんか気になったんですよ。

手に入らないらしい…

もちろん田舎のスーパーには影も形もありません。
ネットを探しても売り切れや入荷待ちの文字。

ところが、
ふと公式を見てみたら、
あるじゃないですか!
早速ポチしたものの、
数百円の駄菓子に、
クール宅配便だとは!

思わず声を出して笑ってしまいました。

南部煎餅好きの父に、
「ちょっと変わった南部煎餅届くからね!
超バズっているやつ!」
と言ったら、
怪訝な顔して、
「俺は要らない」って。

そう、
我が家の年寄りの舌は保守的です。




意外と早く届きました。

段ボールを開けたら、
ダサいパッケージがぎっしり。

だって、チョコQ助、ですよ。



味も、
田舎くさい、どこか懐かしい味。

「わはははは!」

なんか、
笑いが止まりませんでした。

父は、
「これうまいな!取っておいてくれ!」
もはや溺愛です。


探してわざわざ買った駄菓子。
どうしてわたしは、
ここまでして買ったのだろう???

そんなに食べたかったの、わたし?
いやぁ、、そうでもないかも。

何が、
大島さんは違ったんだろう??

よく考えてみたら、
あの動画では、
商品の説明なんて、
南部煎餅の端っこにチョコをかけたもの、だけ。

「本当は持って来たくなかった」
「最初は山形の友達がくれた」
「爆笑問題の田中には響かなかった」
くらいの話。


普段わたしは、
インフルエンサーのPR商品は買うどころか、
見もしません。
「ホントに好きなの??」
って、疑います。

チョコQ助を、
大島さんはめっちゃ売り込んでもいないし、
笑いながら、
流行っている現状と、
ぺぇちゃんが山形出身だから、
喜んでくれると思って、持ってきたって。


多分わたしは、
単にチョコQ助を買ったのではなく、

大島さんが、
誰かを思って選んだ時間
ぺぇちゃんとの関係、
手元に届けてくれた人たちの話、
その物語を、
まるごと買っていたんです。


そして、
自分で探して、
待って、
届いて、
食べて、
その味に笑って。
父が溺愛する姿を見てまた笑って。
チョコQ助をわざわざ自分で手に入れる体験をも、
まるごと購入したのかもしれません。

あのダサさも、
今は愛おしく感じています。

わたしも、
販売の現場では、
商品の説明ばかりはしていません。

この商品を好きになった理由、
お客様とのできごと。

良いところも
悪いところも。

人は、
商品を買うだけではなく、
その向こうにある人との物語をも、
買っているのかもしれません。


📚 このnoteが好きな方はこちらもどうぞ

ネットで買えたはずだった。
便利さだけでは決められない、買い物の話です。

わたしは、未来のお客様にならなかった。
商品より先に、人との関係を失うこともあるのかもしれません。

スタッフに名前を呼ばれただけなのに。
人は商品やサービスだけではなく、その向こうにいる人にも惹かれるのかもしれません。


いいなと思ったら応援しよう!

伝えるプロデューサー みやち これからもおもしろいno+eを書けるように励みます。応援よろしくお願いします。