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バンクーバーで2026W杯を観よう①—日本代表はどこで戦う?BC Place全7試合ガイド

2026年夏、いよいよ北米でFIFAワールドカップ(W杯)が開幕します。開催国のひとつにはカナダが含まれ、このバンクーバーでも試合が行われます。ここに住む私がずっと気になっていたことが一つ——。

日本代表の試合をバンクーバーで観られるのか?

残念ながら、現在確定している日程では、

日本代表の試合は、バンクーバーでは観られません。

そのときの組み合わせ抽選により、グループFでオランダ、チュニジア、欧州プレーオフB勝者と対戦し、ダラス(米国)モンテレイ(メキシコ)でグループステージを戦うことになっています。

バンクーバーからダラスまでのルート
片道3,600km、車で33時間!

もちろん、日本から行くよりはだいぶ近いですが、それでもバンクーバー~ダラス間は距離3,000kmオーバー。同じ大陸にあるにもかかわらず、です。

ダラスまで行くことはあまり現実的ではないので、残念ですが日本代表戦はオンラインで見ることになりそうです。

では、バンクーバーのスタジアムで観戦できる試合はあるのか。今回は、2026W杯の概要をまとめつつ、その辺りを探っていこうと思います。

  • 更新: 日本代表の試合日程などをアップデートしました。




■ 2026 FIFA ワールドカップとは

2026年のW杯は、カナダ・アメリカ・メキシコの3か国が共催する、史上最大規模の大会です。

これまで、W杯は通常1か国開催、共催の場合でも最大2か国まででした。今回は初の3か国共催となり、出場チーム数も従来の32チームから48チームへと大幅に拡大されています。試合数も全104試合と、これまでの大会(64試合)を大きく上回ります。

●大会フォーマット

本大会に出場する48チームはグループA〜Lの12グループに分かれ、グループステージを戦います。各グループ上位2チームに加え、各グループ3位チームのうち成績上位8チームもノックアウトラウンドへ進出できる仕組みです。

ノックアウトラウンドは「ラウンド32(ベスト32)→ ラウンド16 → 準々決勝 → 準決勝 → 3位決定戦 → 決勝」という流れで行われます。決勝はニューヨーク/ニュージャージーのメットライフスタジアムで開催されます。

●開催都市

試合は、3か国合わせて16都市で行われます。各国の内訳は次の通りです。

  • カナダ(2都市):トロント、バンクーバー

  • メキシコ(3都市):グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレイ

  • アメリカ(11都市):アトランタ、ボストン、ダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク/ニュージャージー、フィラデルフィア、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル

地理的に広大な3か国にまたがる大会のため、試合は地域ごとに「クラスター」に分けてスケジュールが組まれています。各チームの長距離移動を最小限に抑えるためで、バンクーバーはシアトルやサンフランシスコ・ロサンゼルスと並ぶ「西部クラスター」に位置づけられています。

なお、ホスト国のカナダ・アメリカ・メキシコの3か国は、予選なしで自動出場権が与えられています。カナダ代表にとっては、前回大会(2022)に続く本大会出場です。


■ 日本代表の試合はどこで観られる?

日本代表は、ホスト3か国を除けば世界で最初に本大会への出場権を獲得した国として話題になりました。8大会連続出場という積み重ねてきた実力の証ですね。

グループ分けでは日本はグループFへ。同組の顔ぶれはこちらです。

  • オランダ

  • チュニジア

  • スウェーデン

5月26日現在、FIFAサイトに掲載されている試合日程は次の通りです。

▶グループステージ対戦日程表
  • FIFAサイトのリンク

オランダ戦
チュニジア戦
スウェーデン戦

冒頭でも触れましたが、グループステージの会場はアメリカのダラス(テキサス州)メキシコのモンテレイの2か所。バンクーバーには来ません。


■ バンクーバーで観られる7試合

では、バンクーバーではどのような試合が行われるでしょうか。

バンクーバーでの会場となるBC Placeスタジアムでは、グループステージ5試合+ラウンド32+ラウンド16の計7試合が予定されています。

●グループステージ(5試合)

日程(現地時間・PDT) | 対戦カード
6月13日(土)21:00     | オーストラリア vs トルコ
6月18日(木)15:00     | カナダ vs カタール
6月21日(日)18:00     | ニュージーランド vs エジプト
6月24日(水)12:00     | スイス vs カナダ
6月26日(金)20:00     | ニュージーランド vs ベルギー

※注:PDTは太平洋時間(Pacific Daylight Time)

●ノックアウトラウンド

日程(現地時間・PT) | 対戦カード
7月2日(木)20:00       | ラウンド32(グループB1位 vs 他グループ3位)
7月7日(火)13:00       | ラウンド16

注目すべきはカナダ代表の試合です。カナダはホスト国として自動出場権を持ち、グループBへ。同組はスイス、カタール、欧州プレーオフA勝者(イタリア、ウェールズ等)という顔ぶれです。バンクーバーではこのうち2試合(カタール戦・スイス戦)が行われます。

バンクーバーは世界中からの移民・移住者が暮らす街です。カナダ代表の試合では、様々なルーツを持つ地元サポーターが一体となって応援する、独特の雰囲気があります。おそらく、日本ではなかなか体験できない光景だと思います。


■ バンクーバーでW杯の熱気を体験する

結論としては、「日本代表を生で観たいなら、ダラスかモンテレイへ行く」一択です。

ただ——もし2026年の夏にバンクーバーに滞在していて、W杯のムードの中で過ごしたい、そしてバンクーバーという街に魅力を感じているなら、話は別です。

2015年には、カナダで女子W杯が開催されました。そのときは、日本 vs スイス戦をはじめ、何試合かの応援・観戦に行きました。BC Placeスタジアムにも行きましたし、ダウンタウンでのパブリックビューイングにも出かけました。W杯があると、街全体がサッカー一色に染まります。

FIFA女子W杯カナダ2015
BC Placeスタジアム外観(2015年当時)
BC Placeスタジアム内・日本 vs スイス試合前(2015年当時)
日本代表コスプレ版ピカチュウ

バンクーバーの北側にあるPacific National Exhibition(PNE)というテーマパークでは、28日間にわたって無料のFIFAファンフェスティバルが開催されます。また、グランビルアイランドや市内各所でも無料のパブリックビューイングが予定されています。試合のチケットがなくても、街に来るだけでW杯の熱気を肌で感じることができるはずです。

「観戦」だけがW杯の楽しみ方ではない——この街はそれを教えてくれるかもしれません。


■ まとめ

  • 2026W杯はカナダ・アメリカ・メキシコの3か国共催、48チーム・104試合の史上最大規模

  • 日本代表のグループステージはダラス(2試合)とモンテレイ(1試合)——バンクーバーでは観られない

  • バンクーバー(BC Place)では計7試合。カナダ代表の2試合が含まれる

  • チケットがなくても、ファンゾーンやパブリックビューイングで街全体のW杯ムードを体験できる

次回は、W杯チケットをどうやって入手するのか、FIFA公式の購入方法や、日本からの申し込み手順をわかりやすく解説します。


また、バンクーバーのW杯情報を、マガジン【バンクーバーでサッカーをしよう】で連載しています。

よろしければフォローして、次の記事もご覧ください。

2026/03/15 公開
2026/05/26 日本代表の試合日程を更新
                   BC Placeで行われる試合のカードの情報を更新(トルコ確定)
                   カナダ代表の記述を修正


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