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布のすそをつまむスキマジン


雑用を頼むと生命の危機!?

スキマジン達と更地から館を再建だ!!


Mh-artworksがコミックマルシェ、カドコミで連載しているマンガ『スキマジン』をより深掘りするためのコラムです。灰色の荒野に現れた謎の存在、スキマジンとは一体何者か?漫画本編は下記のリンクからチェック!

■あらすじ
悠々自適な生活を夢見て豪邸を買った男・アルジ。
しかし、家に行ってみれば瓦礫同然の廃墟!
絶望に打ちひしがれているところに現れたのは
自らを使用人と名乗る謎の存在「スキマジン」のフォン。
彼女の能力でスキマジンたちを呼び出し
家の再建に乗り出すが、それがとんでもない事件に
巻き込まれるきっかけに!?
「スキマジン」の他、謎と不思議が織りなす世界を描いた短編作品集。

マンガ「スキマジン」あらすじ



スキマジンに業務外の仕事をさせることは、御主人様の生命に関わります。

いや、わたくしが御主人様にスキマジン達の紹介を頼まれたのは事実ですけれども。業務外ですので。
この資料を作る行為までも御主人様の生命を脅かす原因となるとは...。

とはいえ、作ってしまったものは仕方がないですから、ぜひお読みくださいね。


布のすそをつまむスキマジン

スソーは『布のすそをつまむスキマジン』です。目視で確認できる範囲の布のすそをつまむ業務を担当しております。つまむ行為に本人が触れる必要はございません。布のすそ限定のサイコキネシスですね。布の中央や洋服の襟などをつまむことはできないそうです。

スソーの目視の範囲ですが、だいたい5m程度の距離と考えていただいて構いません。本人のコンディションによって前後しますが、彼はとても眼が良いのです。彼自身のすそもつまむことができます。


無限の洗濯バサミ

先日、通行人の方が空中に大量の洗濯物を目撃された際は派手な騒ぎになりましたね。我々の神殿ではあれが日常なものですから...今後はあまり上空に飛ばしすぎないようお伝えください、御主人様。

スソーの力で洗濯紐や物干し竿なしに洗濯物を干せるようになったのは、集団生活を営むスキマジンにとっては革命的なものでした。(彼がうっかりつまむ“手”を離したら大変なことになるのですが)また、能力を使う彼自身も洗濯可能というのが面白いところです。

雨の日はセーエンの力も借りて乾燥を行っていますが、あの2人の会話の行き着く先はだいたいケンカのようです。小耳に挟んでしまったのですが、スソー本人としては洗濯なんか退屈で、もっと派手に能力が使えたら楽しいと思っているみたいです。合法的に日向ぼっこできる業務なんかそうそうないっていうのに。

おっと…失礼いたしました。


御主人様、洗濯物が乾きましたら、大変お手数ですが全て畳んでいただけますでしょうか。
我々スキマジンが洗濯物を畳みますと、御主人様の生命に関わりますので。

よろしくお願い申し上げます。



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作者、このnoteを書いた人

Mh-artworks
アニメーション、漫画家、イラスト、脚本等を扱うアーティスト。当たり前の存在として認知すらされなくなってしまった日常の事物を、ファンタジーで再構築することで見つめ直せるような作品を主に制作している。

Mh-artworks公式HPより


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