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『地獄は善意で出来ている』第9話ネタバレ感想・考察

◀◀◀第8話||第10話▶▶▶|

 『地獄は善意で出来ている』第9話、感想と考察です(約9,000字)。

 今回は琥太郎回!?

 今回もほぼ時系列で感想と考察を書かせていただきます。

 最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 完全ネタバレなのでご注意くださいね。

 そして急いで書いたので誤字脱字、つじつまのあわないところなどあるかもしれません。

 後日加筆・修正あるかもです。あらかじめご容赦ください。

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★戸籍の罠

 携帯ショップで名前を呼ばれてもすぐに気づかない樹の描写がリアルですね。

 まだ「高村樹」という名前に慣れていません。

 樹を訪ねてきた男、虎徹(時任勇気)に「前歴のあるクズの戸籍、次何か問題起こしたら即実刑間違いなし」と吐き捨てられ、金をゆすられます。

 戸籍の売人もグルで、前歴のある戸籍販売→恐喝までセットとは!闇の世界は怖い(泣)

 樹が激昂するのも当たり前で、虎徹が事故とはいえ意識不明になってしまうのは自業自得だと思うんですけど。

 殴りかかってきたのも虎徹からだったからだし。

 ただ頭を打って人事不省になっている虎徹をそのままにして逃げたことは、樹も非常に後悔して夢にまで見るようになっていますね。

 この後悔が今話のラストの樹の決断につながっていきます。

★囚われの樹と理子

 手足を縛られて転がされている樹と理子の前に冷徹な表情で座っている琥太郎、そこに現れるカトウ。

 小屋の火事も監視カメラのダミー映像も琥太郎の仕業だったということがカトウから明らかにされます。

 琥太郎、あんなに打ち解けてたのに!どんだけ役者やねん!

 樹たちに対する親しみも全部嘘やったんか!

 この時点では琥太郎に対する失望感マックスです。

 いや、琥太郎が裏切り者の可能性は高いとは思っていましたが、いざ明らかになるとやはりショックですね。

★琥太郎の裏切りのわけ

  樹:「嘘だろ?琥太郎!」
 理子:「あんた、ずっと私たちを騙してたの!?……ねえ?……目的はなに?」
カトウ:「目的?そんなのあなたたちに本当の裁きを与えるためですよ。この世の中あまりにも罪と罰のバランスが崩れている。これは加害者のための更生プログラムではなく、被害者とそのご家族のための救済システムなんです」
  樹:「被害者のための……」
カトウ:「ええ、そうとは知らずに合唱したりしているあなたたちが滑稽でしたよ」

 すでに視聴者は知っていたことですが、樹と理子にはここで初めてプログラムの真の目的について知らされます。

 「あんたのへなちょこ指揮も滑稽だったよ!」と理子の代わりに代弁してあげたい!

★理子自分が選ばれた理由を知る

 理子:「じゃあ、私が選ばれたのは?」
カトウ:「森野様、すなわちあなたのおばさまが立花理子さんに恨みを持たれているからです」

 カトウの口から明かされる従兄弟の内定取り消しと家庭崩壊。

 理子の両親からは何も知らされていなかったようです。

カトウ:「実にいいお父様とお母様でしたのにどうしてこんなことに」

 自らの罪が両親のみならず親戚まで地獄に落としていたことを知り、理子は再度壊れます。号泣する理子。

 ここでのカトウ本当に楽しそうですね。

 罪を犯したものに対しては何をしてもいいという圧倒的な万能感と嗜虐性が感じられます。

★樹への復讐者は?

  樹:「もしかして……琥太郎?」
琥太郎:「ああ、そうだよ。お前が意識不明の重体にしたのは俺の兄貴だ……俺のたった一人の家族の」

 がーん!

 復讐を特等席で見物するSAWのジグソウばりの行為!

 実は琥太郎と虎徹が兄弟かもと少しは考えたこともあったのですが、琥太郎が大金持ちのボンボンなのにあんなやさぐれた家族がいるわけがないと考慮から外していました。

 でも琥太郎がボンボンでドラッグパーティーで捕まったというのも全部虚偽だったということですね。「たった一人の家族」と言っているわけですから。

 樹が琥太郎のことをドラッグパーティーをやるようなやつに見えないと言っていたのも伏線でした。だから樹は自分の復讐者は琥太郎とピンと来たのでしょう。

琥太郎:「半グレのくせに、俺には優しくて、だからあの日、初めて給料もらった日、兄貴に奢るつもりで待ち合わせしたんだ」
(雨の中兄を待つ琥太郎にかかる電話。病院に向かうと病床で意識不明の兄)
琥太郎:「あれ以来、雨が苦手になった。なのに3年経った頃、犯人が刑を終えたって噂で聞いて。終えた?終えたってなんだよ!まだこっちは何も終わってねえのに!ずっと続いてんだよ。あの雨の日から」
琥太郎:「そんな日だよ、カトウが眼の前に現れたのは」
琥太郎:「救われたよ、この怒りのハケ口が見つかって。だからどうせなら一番近くで探ってやろうと思った」
  樹:「すまない、琥太郎。本当に悪かった。俺ができることがあればあんでもするから」
琥太郎:「なんでお前なんだよ……なんでお前なんだよ!

 なるほど、前話で琥太郎が雨に打たれておかしくなっていたのは兄の事件がフラッシュバックしたんんですね。

 「なんでお前なんだよ!」という一言に琥太郎の気持が凝縮されています。

 兄貴を意識不明に追い込んだ犯罪者が、実は無戸籍児という不幸な生い立ちで、前歴のある戸籍を買わされた樹だった。

 生活を共にするにつれ、樹が人を思いやるまっすぐな人間だということを知り、淡い友情も芽生え始めていた。

 前話で琥太郎が樹に「一つ聞いていいか?樹も夢愛もまともな環境だったら罪を犯さなかったのかな?」と聞いていたのも、樹が自分が憎むべき凶悪な犯罪者などではなく、やむをえない事情があって傷害事件を起こしてしまった不幸な青年だったということに葛藤を感じていたのでしょう。

 「なんでお前なんだよ!」と琥太郎が言った時にカトウが意外そうな顔をするのも細かい演出でいいですね。(おやおや、あなたも加害者に同情するのですか?)って感じの表情でした。

★火をくべるカトウ

琥太郎:「なんでお前なんだよ……畜生……」
カトウ:「あっと、お二人にお伝えしないといけないことがありました。小森琥太郎様のお兄様ですが、今朝方、容態が急変して亡くなったそうです」
琥太郎:(絶句)
  樹:「亡くなった……」
カトウ:「ええ、実に残念です」

 カトウ!それ絶対、”今”、思いついたやろ!

 琥太郎の復讐心が弱まっているのを恐れて、慌ててフェイクの情報を挟んだ感じがアリアリです。

 でも、虎徹のベッドサイド用患者モニターの心拍数がゼロになっている様子がインサートされていますので、もしかして現実?

カトウ:「高村さん、今どういうお気持ちですか?ついに殺人犯になってしまったという絶望感でいっぱいでしょうか?」
  樹:「お前、何言って……」

 ここの斜めの画角で切り取られた部屋の全景が不安感を掻き立てますね。

 カトウ何を言い出すんだ!?

カトウ:「違いますか?本当に?裁判でも正当防衛を主張していましたし、そんな人間が今でも被害者の快復を真摯に願っている、んふふ、ありえないですよね~むしろ終始考えていたのは己の保身、ですよね?つまりあなたはどう弁明しようとただの卑怯者の殺人犯、ということです」

 そのカトウの言葉に琥太郎は絶叫し「お前のせいで兄貴は死んだ!」と樹を殴ります。

 ああ、カトウの思惑通り。

 しかしカトウの言説はあまりにも恣意的で事実を捻じ曲げています。

 樹はあくまで傷害罪で裁判で判決を受け、すでに罪を償っていますので、その後被害者がその傷が元で亡くなっても追加で罪を負うことはありません。「一事不再理の原則」ですね。

 ですからカトウが樹を殺人犯呼ばわりをするのは不当です。

 ただ、刑事事件では再び裁かれることはなくても民事では賠償請求される可能性はあります。

 琥太郎の嘆きと怒りは当然のもので、樹も自らの良心の痛みから言い訳をしようとはしません。

 樹を殴ることを止め、頭を抱えて「兄貴、兄貴」と慟哭する琥太郎。

 世界で二人きりの家族だった兄、半グレだったとはいえ自分には優しかった兄、そんな兄を死に至らしめた樹が憎いのは当然です。

 呆然とする樹、理子。それを見ながらご満悦のカトウ。

★樹と理子

 樹:「カトウの言うとおりだ。卑怯者だ。俺は。でも、俺だって普通に生きていれば」
理子:「高村、わかるけど、どんな環境でも罪を犯さない人もいる、いるんだよ」

 「普通」というキーワードがまた出てきました。

 「普通」な境遇ではなかった樹。

 「普通」の境遇だった理子。

 境遇がどうあれ罪を犯さない人がいるのは、理子の言う通り、でも悲惨な境遇で罪に手を染めるしかない人も世の中にはいるかもしれません。

 ここで理子が言いたかったのは、自分の罪を境遇のせいにしないこと。

 自分の犯した罪は自分の責任であるということ。

 樹が卑怯だったとすれば、自分の保身のためにその場から逃げたこと。

 虎徹が頭を打った時に速やかに救急車を呼んでいれば、虎徹は助かっていたかもしれません。

★2日後

 道をスーツを着て歩いてくる琥太郎。

 2日経っているということはやはり兄の虎徹が亡くなり、葬式をして帰ってきたところでしょうか?

 そうかー、カトウの咄嗟のフェイクだと思ってたけどやっぱり亡くなってたのですね。

 カトウは一番効果的な場面で兄の死という切り札を切ったということですね。

カトウ:「いやあ、良かったですよ。高村樹に奪われたものの大きさ、亡くなったお兄様の無念を今一度思い出してくださったようで」
カトウ:「心配してたんです、小森さんが高村さんに絆されたんじゃないかと。まあ家畜だって飼っていれば愛情がわきますからね。仕方のないことです」

 樹たちを家畜扱い!

 ここまで来るといっそ清々しい!

 なぜカトウがこうなったか、前日譚のスペシャルドラマ見てみたい!

★理子の事情を聞いた琥太郎

カトウ:「けれど、今回は自分の見込み違いもありました。立花理子の叔母は、立花の両親の自死のショックで、復讐を辞退してしまいましたから」
琥太郎:「えっ?」
カトウ:「信じられませんよね。ですが、ご安心ください。叔母様が逃げ出したのは気の迷いに過ぎません。当初の目的である立花理子の殺害は我々が責任を持って引き受けますから」
琥太郎:(慄然とする)

 依頼者の意志を捻じ曲げてでも理子の殺害を決行しようとするカトウ。

 依頼者の復讐を支援するという大義名分で自らの殺人衝動を満たそうとして言うとしか思えません。

 そりゃ琥太郎もドン引きですわ。

 カトウからすれば復讐心に燃える琥太郎にだからこそ口を滑らせたのでしょう。

★家畜の扱い

 三食提供されている食事にも手をつけない樹と理子。

 特に理子はすでに生きる気力を無くしているようです。

 食事を持ってきた琥太郎が樹の口におにぎりを無理やり押し当てます。

 そして飲料水を頭から浴びせます。

琥太郎:「俺が最高の裁きを与えるまで生きろって!」

 再度おにぎりを樹の口に押し当てる琥太郎。

 樹が不意に何かに気づきます。

琥太郎:「そうだ、いい子だ」

 先日「家畜だって飼っていれば愛情がわく」とカトウが言ったような、家畜に言うような言葉をかける琥太郎。

カトウ:「アハハハハハハ!持って2日とは。所詮欲に負けるのが人間ってものなんですね~、まるで犬じゃないですか!」

 その後犬のように這いつくばって飯を貪る樹の姿に、モニターで見ているカトウは樹の屈服を嘲っています。

 しかし、その琥太郎の行動はカトウも知らないある秘策を伴っていました。

★おにぎり通信

 カメラの死角に這いずった樹は口から細かく畳まれた紙を取り出します。

 それはおにぎりの中に仕込まれていた琥太郎からの手紙でした。

お前のことは許したわけじゃない
だけど立花の叔母は復讐の意志を捨てた
なのにカトウは殺すつもりだ
だからここから3人で脱出する

 樹はわざと咳き込んで苦しむふりをして、心配して這ってきた理子にもその手紙を見せます。

樹:「脱出するぞ、だから食え、体力をつけろ、両親の死を無駄にするな」

 すでに精神的に死に瀕していた理子を元気づける樹カッコいい!頼りになる男!

 そして自らの恨みを乗り越えて樹と理子を助けようとする琥太郎!あんたもヒーローや!(泣)

★琥太郎の活躍

カトウ:「そうですか、ご決断されましたか、ではすぐに向かいますね」

 この電話の相手は叔母の芽衣子?

 でも芽衣子はすでに復讐を辞退しているはず。

 カトウが口説き落として再度復讐を決断したのか?

 芽衣子の再復讐ならわざわざカトウが出向く必要性も少ないので、次の新しいプロジェクトの参加者(被害者?加害者?)との契約・打ち合わせなのかも知れません。

 ともあれ、カトウがいなくなったスキにカトウの部屋から鍵束と二人のスマホを盗み出し二人の拘束を解く琥太郎。

 理子:「小森!」
琥太郎:「お前らは先に西側のフェンスを抜けて山を下れ、途中にトンネルがある」
 理子:「小森は?」
琥太郎:俺は念の為30分後に合流する。三人一遍だと目立つからな。話はそれからだ」
  樹:「わかった」
 理子:「ありがとう」
琥太郎:「(理子に)動画最後まで見ろよ。お前に必要なものが写ってる」

★理子の両親の動画

 フェンスを破り、トンネルにたどり着く樹と理子。

 なかか両親の動画を見ようとしない理子に、樹はスマホを取り上げ無理やり再生します。

父親:「でもな、でも……」
母親:「お父さんも私も、理子を恨む気持はひとつもないの」
父親:「お前がやったことは、全部ぜーんぶ俺達の責任だ。大切なことを教えてやれなくてすまん。理子……強く生きろ。27年間、娘でいてくれてありがとう」

理子:(動画を見て嗚咽しつつ)「お父さん…お母さん…」

父親:「愛してるぞ、理子。」
母親:「愛してるよ」

 前回の記事で、「例えこの後半を理子が見ていてとしても、理子が自分を責める気持が消えるとは思えません。むしろ余計辛いかも」と私は書いたのですが、前回カトウが再生したのは「27年間、娘でいてくれて」まででした。

 その後に両親の理子を愛する想いも語られていたんですね。

 両親の命はもう戻りませんし、理子は一生悔いを残して生きていくのでしょう。

 でも「理子が自分を責める気持が消えるとは思えません」と言っていた私が間違っており、琥太郎が正しかった。そして最後まで動画をあえて見せなかったカトウもある意味正しかった。

 この動画を最後まで見たことで、両親の愛情が理子に生きる力を再び与えたのですから。

 今度こそ両親に胸を張れる娘になること。

 この後もし生き延びられた時、理子の進む道はそれしかありません。

★合流しない琥太郎

 「35分20秒経過」相変わらず数字に細かい理子ちゃんです。

 琥太郎がなかなか来ないのを心配する樹と理子ですが、琥太郎はカトウに捕まっていました。

 「まさか?」樹は琥太郎の危機を感じ取ります。

★囚われの琥太郎

カトウ:「おめでたい人たちですね。いやあ、食事のシーンは圧巻でした。小森さんに主演男優賞をあげたいくらいですよ~。それでうまいこと隠しカメラの死角をついて、高村樹と立花理子をどこに逃がしましたか?」
琥太郎:(沈黙)
カトウ:「困りましたね~、では失礼して」(琥太郎を平手打ち)
カトウ:「は~!」(再度平手打ち)

 カトウは「圧巻でした」「主演男優賞」と心にも無い称賛を述べていますが、犬のように飯を食う樹の姿に喜んでいた心のスキをつかれた、カトウの大きなミスですね。

 その分琥太郎の対する怒りも大きいようです。

 一応琥太郎はクライアントなのに、拘束して殴りつけたらだめでしょう。

 その後は、手下に琥太郎を殴らせ、自分はポリポリ顔をかいています。

 カトウの性格破綻者な一面がよく現れているシーンですね。

 他人の傷みを想像できない、良心に欠け、弁舌巧みに他人を操る、まさにサイコパスです。

★樹の決断

理子:「あんた、まさか?」
 樹:「ああ、お前は構わず行け」
理子:「どうして?施設に戻ったら死ぬのに?」
 樹:「琥太郎を助けるんだよ」
理子:「あんただって戻ったら何されるかわかんないんだよ?」
 樹:「でもあいつは残ってる!おそらく俺達を逃がすために口を割らずに。かなわねえ。全然かなわねえ」
 樹:「俺は琥太郎の兄貴を見捨てて逃げたんだよ。まだ息があるのに見捨てて」
 樹:「もう嫌だ、逃げるのは。止めだ、自分にも琥太郎にも恥じる生き方は!」
(駆け出す樹、声も出せずにそれを見送る理子)

 琥太郎の兄、虎徹が頭を打って意識を失っていたのを見捨てて逃げたことがずっとトラウマになっていた樹。

 しかし、そんな樹を琥太郎は身を挺して逃がしてくれた。

 自分に恥じない生き方をするために樹は走る!

 頑張れ!樹!琥太郎を助けてカトウに一泡吹かせてやれ!

 ほんで理子はすぐに警察に電話するんだよ!

★来週予告

カトウ:「お前らに明るい未来などあるわけがない!」

 最後まで安定のサイコパスカトウさん素晴らしいですね。

樹:(琥太郎に)「俺を殺せ」

 ん?どういった状況?二人のうち一人の命だけを助けるってカトウに言われたとか?夢愛の時のトロッコ問題?

理子:(電話で誰かに)ちゃんと誇れる生き方をしたい

 きっと叔母さんに連絡して謝罪したのかな?

 生き残ったら叔母さんにも従兄弟にも誠心誠意向き合って罪滅ぼしをしていってほしい!

 会社を立ち上げて、従兄弟を雇ってあげるという未来でもいいですよ?

カトウ:その人の本性なんてわからないものですよ

 綺麗事を言っても最後は我が身が可愛いということ?

 樹と琥太郎の本性を試すシーンがある?

樹:いいから早くよこせ!

 横たわる琥太郎、高みから見下ろすカトウ。よこせ!とは武器?

 さっき言った二人のうち一人の命だけを助けるカトウの仕掛けたゲーム?

 でも琥太郎がなんか首を吊った後にも見えます。

★最終回予想(妄想)

 妄想なので読み飛ばしてください。

樹と琥太郎のトロッコ問題

 樹か虎太郎か一人の命だけを助けるというカトウ。

 死にたくなかったら琥太郎を殺せと言われる樹。

 樹が我が身可愛さに琥太郎を殺すとカトウは確信していたが、樹は自らの腹にナイフを突き立て崩れ落ちる。

カトウの最後?

 高笑いしたカトウは降りてきて樹の死体を確認しようとするが、うまく内蔵を傷つけないように刺した(本で読んだ知識)樹が立ち上がりカトウを刺す。

理子の通報

 一方、叔母に電話をして謝罪をした理子は、カトウの正体と施設で行われていた殺人プログラムを暴露し、警察を呼ぶ。

 警察が施設に踏み込むが、そこには失神した琥太郎と、血の海に倒れている樹の姿しかなく、カトウや職員の姿やPC・書類なども一切無くなっていた。

 死んだように横たわる樹に理子は初めて「いつき!」と下の名前を呼び泣き崩れる。

ラスト①病院にて

 樹を看病する理子と琥太郎。

 しかし目を話した隙に樹はいなくなってしまう。

 置き手紙にはただひとこと「ありがとう」と書かれていた。

ラスト②違う時間、違う場所で

 喫茶店のテーブル、犯罪被害者の前で指を立てる黒スーツのカトウ。

「一つ提案があります。ああ、申し遅れました、私カトウと言います」

 その会話を盗み聞く離れた席に座っている青年。

 樹だ。

 地獄はまだ続く。

このドラマについて

 なんか続編ありきみたいになっちゃいましたが、このドラマって最後にスッキリ!っていうドラマじゃない感じがするんですよね。

 いろいろ視聴者に考えさせるドラマと言うか。

 なのでハッピーエンドというより、例えば樹が琥太郎や理子をかばって死ぬエンドもありえるかもしれません。

 もしくは樹と理子と琥太郎がチームになって消えたカトウを探すとか?

 できれば樹と理子がくっつくハッピーエンドとか見たいんですけど、おそらくこのドラマは恋愛要素はなしの方向で行きそうなので望む薄かもです。

 でも理子って夢愛以外の男子は全員苗字呼びなんですね。

 だから最後くらい「いつき」って呼んでくれたら萌えます!

★カトウ

 できればカトウに痛い目にあってほしいんです!

 でもカトウってもう人間じゃなくて、人間の復讐心の総体が一人の人間の体に宿った存在みたいにも思えてきました。

 全然ジャンルは違いますが、帝都物語という小説・映画には、加藤保憲という魔人が出てくるんですね。

 加藤保憲がなんども帝都・東京を滅ぼそうとするように、カトウもなんども新しいプログラムを立ち上げて、加害者を死に追いやることを止めないのかもしれません。

 このドラマを見ていくうちに、カトウって名前、加藤保憲から取ったのかも?と思うようになりました。

★最後に

 裏切り者の琥太郎が覚醒して樹と理子を救うというテンション上がる展開でしたね。

 琥太郎の伏線も回収されてスッキリしました。

 樹の人となり、そして、理子が叔母に許されているのに殺害をしようとうするカトウの理不尽さ、それらを知って琥太郎は自らの恨みを乗り越え二人を助ける琥太郎。

 ある意味望んでいた展開で嬉しいですが、おそらく一筋縄ではいかないこのドラマ。

 琥太郎はカトウの手に落ちていて、勝ち目のない戦いに樹が飛び込んでいくんですよ!あー!怖い!

 最終話、樹は、理子は、琥太郎はどうなってしまうのか!

 できればカトウの吠え面を拝みたい!

 泣き叫びながら警察に逮捕されるカトウとか。

 樹に命乞いをしながら死んでいくカトウとか。

 そして、できれば三人には幸せになってほしい!

 はあはあ。

 さて、TVerでも第1話と最新話を無料公開、FODでは全話無料公開しています。

 後1話を残すだけですが、今からでも是非ご覧ください!

 まだ気が早いですが、素晴らしいドラマを作って下さったスタッフの皆様、出演者の皆様、本当にありがとうございます!

 それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

(END)

◀◀◀第8話||第10話▶▶▶|

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