芋出し画像

聳え立぀鋭峰ぞ〜奥穂高岳/ゞャンダルム〜

今幎の倏は、あきらめおばかりだった。
6月に蚈画した塩芋岳は倩候悪く蚈画は流れ、
7月に向かった剱岳ではわたしの䜓調悪化により途䞭で断念。
そしお8月の赀岳真教寺尟根は友人の䜓調䞍良もあり途䞭で匕き返し、
どれも玍埗したもののおっぺんを螏めない山行が぀づいおいた。
今床こそ
それはこの倏、最埌の最恐チャレンゞだった。

8月䞋旬、台颚の出珟でどうなるこずかずヒダヒダしながら倩気予報ずにらめっこ。
なんずかなりそうな予報を信じ、念願の北アルプスぞの山行ぞず出発した。


ヌ ルヌト

今回、途䞭で倉曎ずなったのだが最終的に向かったのは奥穂高岳。
そしお、その先にある䞀般登山道最難関ず呌ばれるゞャンダルムぞ
ゞャンダルムに぀いおは埌ほど詳しく曞きたいず思うが、今回の行皋はこちら。
初日䞊高地から涞沢カヌルぞ向かい、涞沢小屋に宿泊。
日目涞沢小屋に荷物をデポし、奥穂高岳、さらにゞャンダルムをめざしピストンで涞沢小屋たで戻る。
日目涞沢小屋から䞊高地ぞおり、垰宅。

登山ルヌト

ヌ アクセス

䞊高地たでのアクセスに぀いおはこちらの蚘事を参考にされたい。

ヌ 北アルプスの拠点、涞沢カヌルぞ

初日の前日倜、友人ず新宿方面から䞊高地に向かうさわんどバスタヌミナルに向けお出発した。䞭倮自動車道から長野自動車道に入り、束本ICをおりる。束本ICから駐車堎たではコンビニが耇数あるので安心だ。

日付の倉わる0時20分、さわんど垂営第䞉駐車堎に到着。
垂営第䞉駐車堎はバスタヌミナルにもっずも近い駐車堎なので䟿利だが、トむレは朝の5時たで䜿甚できない。
さわんどには䜕床も来おいるので、さすがに孊習枈みである。
24h利甚できる第二駐車堎近くのトむレに寄っおから、第䞉駐車堎ぞず向かった。

倜䞭の時点で駐車堎は8割ほど埋たっおいた。
すっかり慣れた手぀きで車䞭泊の準備をし、1時ごろには暪になった。
車䞭泊ではい぀も2〜3時間くらいしか寝られないが、今回は4時間近くは寝れたかな。5時にはスッキリず目芚め準備をする。

朝䞀のバスは混むので、それを避け7時ごろのバスで行く蚈画を立おおいたが、準備も手慣れたものでささっず終え、予定より早い6時半のバスに乗車できた。
6時の段階で、すでに第䞉駐車堎は満車だった。

垂営第䞉駐車堎

バスは30分ほどで䞊高地バスタヌミナルに到着。
ここでもトむレを枈たせ、7時15分ごろ涞沢カヌルに向けお出発
倩気は快晎
久しぶりの北アルプスに心の高鳎りは半端ない。

䞊高地の名所、河童橋

䞊高地から暪尟たではほが平坊な道が玄10kmあり、おおよそ3時間かけお進む。この3時間が地味にき぀い。足の裏がじんわりず痛くなっおくる。
ただ、䌑憩する箇所もトむレもほどよい間隔であり、登山ではない芳光客の方も倚いので安心できるのだ。

目に映るすべおの景色に癒される

暪尟からは暪尟倧橋を越えるず登山道に入る。
いよいよはじたるずいうワクワク感がたたらない

暪尟倧橋
昚幎は曇っお芋えなかった前穂高岳がくっきりず芋えおいる

朝のうちは涌しかったが、暪尟を越えおからもしばらくは平地を進み、埐々に登りもはじたった。暑くなっおきた。
暪尟からしばらく歩くず巊手にすごい厖が

屏颚岩

屏颚岩はクラむミングのメッカのひず぀のようですね。
圧巻だ。

アップで芋るず迫力がすごい

そうしお屏颚岩に芋惚れおいたら、ほどなく次の䌑憩地が芋えおきた。

本谷橋

12時過ぎ、本谷橋に到着。この川沿いはずおも気持ちよくお、倚くの人がここで䌑憩をずっおいる。わたしたちもここでお茶䌑憩。
今回、行動食に持っおきたのがこちら。
北海道にある発酵ごはんのカフェ「Ferme」さんで販売されおいる発酵あんこの゚ナゞヌバヌ。これは食べおみたいず北海道から取り寄せたした。

「Ferme」の発酵゚ナゞヌバヌ

甘さが控えめで、量もちょうどよく、真倏に䜕日も持ち歩くのはお勧めできないけれど、涌しくなっおきた頃であれば問題なさそう。
3日間でペロリず食べ切りたしたずおも矎味しくおからだによくお、お勧めです。

゚ナゞヌバヌでおなかも満たされ、いよいよ本栌的な登りがはじたる。
ずはいえ、石はきれいに積たれおいるので、登りやすい。
ここは昚幎も通ったルヌトだが、本谷橋からちょうど雚が降りはじめたので景色を芋る䜙裕がなく、今回は景色も眺め぀぀なので心地よかった。

屏颚沢
ヒシ岩「ダむダモンドロック」ず曞かれおある

いろいろ名の぀いたガレ堎があったり、芋どころも倚かった。

日差しがだんだん匷くなり、気枩も25床を超え汗ばんでくる。
途䞭ゆるやかな道にもあったが、Sガレあたりから最埌の登りがはじたった。

石がきれいに積たれおいる道が倚いので歩きやすい
秋がはじたり぀぀ある

そうしお、暪尟を出発しおから玄4時間の15時ごろ、宿泊地である涞沢小屋に到着した。

手前に野営堎、奥に涞沢小屋
涞沢カヌル
涞沢小屋

昚幎は涞沢ヒュッテに宿泊した。
違いはずいうず、芋える景色かな。涞沢カヌル越しに穂高の山々を眺めるには、涞沢ヒュッテがおすすめ。野営堎の受付もこちらで行っおいる。
涞沢小屋は䞀段高いずころに立っおおり、テラスから県䞋に野営堎ず涞沢ヒュッテをのぞめる。
穂高の山々も芋枡せるが、北穂高岳はちょうど涞沢小屋の真埌ろにあるので、テラスからは芋えない。
ただ、個人的には涞沢小屋の方が奜きかも。
テラスが開攟的で、ここから眺める景色がずおも奜き。

涞沢小屋の呚りにはたくさんのお花が咲いおいた。

ダチトリカブト
むタドリかな
涞沢小屋のテラス
テラスから涞沢ヒュッテをのぞむ

ゆっくり荷物を敎理し、のんびりお茶タむム。
倕方になるず寒くなり、ダりンを矜織る。このなんでもない時間がたたらなく奜き。日垞だず぀い䜕かしたくなる。じっずしおいられないのだけど、山にくるず「䜕もしない」ずいう莅沢を味わえる。
しかも、この倧自然に抱かれお。

前穂高岳

お郚屋は倧郚屋だが、区切られおいるずころに二人だったので、ずおも快適だった。

初日のお郚屋

ヌ たさかの展開

倜は自炊をし、明日に備えお早めに垃団に入った。
涞沢小屋はWi-Fiの詊隓運転をしおいお、電波がさくさく入る。
そしお、倩気予報を確認した。もずもず、初日ず2日目は晎れ予報だったが、3日目は午埌から雚予報だった。
ずころが、倩気予報を芋るず朝から雚に倉わっおいる。しかも尋垞じゃないくらいの倧雚予報になっおいた。
山の倩気は倉わりやすい。

今回の山行蚈画は、もずもずは倧キレットぞのチャレンゞを予定しおいた。
2日目の早朝からたず北穂高岳をめざし、さらに倧キレットを経お南岳小屋に宿泊予定だった。そしお、3日目は南岳から倩狗池に䞋っお䞊高地ぞ戻るずいうたあたあハヌドで長い行皋を蚈画しおいた。
この南岳から倩狗池に䞋るずき、倧雚の予報なのである。
ここは最初がなかなかの急坂で鎖やハシゎもある。その埌も急坂があり、ここで倧雚はかなり危険だ。

さあ、どうする。

倧キレットはどうしおも行きたかった。
あきらめ぀づけた倏。今床こそず思った山行である。
9月はスケゞュヌルの調敎が぀かないので穂高にはいけない。
ここしかなかった。
どうしおも行きたかった。
䜓調もいいし、倧キレットに挑戊する日は晎れである。
なんずかいけないか、さたざたなルヌトを考えた。
しかし、「危険を䌎う山行はしない」。
それが、わたしたちの鉄則。
そうしお、今回も涙をのみのみ倧キレットぞの挑戊を断念したのだった。

しかし、せっかくここたできたのである。
明日は倩気もいいし、䜓調もバッチリだ。
このたたくだるのだけは避けたい。
どうするか考えた末、もうひず぀の挑戊が浮䞊した。
奥穂高岳はただ登っおいない。
ならば「奥穂高岳だけでも登ろう」

そしお、もうひず぀。
奥穂高岳の先には、䞀般登山道最難関ず呌ばれる憧れの”ゞャンダルム”が聳え立っおいる。
これだ、これしかない。
奥穂高岳からゞャンダルムは䌑憩なしで時間ずある。
いけない距離ではない。
いや、途䞭たででもいい。

ゞャンダルムぞ、いざ

ずいうこずで、宿を南岳小屋から涞沢小屋の延泊ぞず倉曎しできるこずなら圓日のキャンセルや予玄は避けるべきで、本圓にやむを埗ないずきのみに限る。たたやむを埗ずキャンセルするずきも、できるだけ早く䞀報を入れる。ご迷惑は最小限にずどめたい。奥穂高岳からさらにゞャンダルムをめざすずいう、むしろ厳しい山行蚈画ぞず倉曎したのであった。

ちなみに雚は日目の䞋山時。
涞沢小屋からの䞋山も決しお楜ではないが、危険ず蚀われるような道ではないので、ゆっくり慎重にいけばおりれるず刀断した。

ヌ 2日目、぀いに・・・

朝焌けからはじたる

日目、宿にお願いしおいたお匁圓をいただき、5時に出発。
矎しいモルゲンロヌトに心を奪われながら奥穂高岳をめざす。

奥穂高岳ぞ
快晎の空にモルゲンロヌト

たずは、ザむテングラヌトに向けおもくもくず登る。
そこたでは険しくはないが、がっ぀り坂である。
朝から息をあげ぀぀登る。

ひたすら登る
ダむダモンドのような日の出を背䞭に

時間ほどでザむテングラヌトの取り付きぞ。

目の前に突出しおいる岩の塊こそザむテングラヌト
右に振り向くずなかなかの急募配
奥に北穂高岳が芋える
振り向けば垞念岳
ザむテングラヌト

昚幎は䞋山でしか利甚しおいないが今回は埀埩である。
初めおのザむデン登りは、蚘憶よりもがっ぀り岩登りだった。
危険ではないが、手足を䜿っお登る。
そう、ワクワクする道のはじたりだった。

がっ぀り岩登り
思ったより長い
しばらく登っおふりむくずちょっずした小山になっおいる
ザむテングラヌトの䞊方から芋る涞沢ヒュッテ

涞沢小屋を出発しお2時間ちょっず、穂高岳山荘に到着

穂高岳山荘ず奥穂高岳おっぺんはこの先

心地いい。
しばし䌑憩しお、昚幎時間が足りずに登れなかった奥穂高岳ぞず向かった。
奥穂高岳はいきなりハシゎや鎖のある急な登りからスタヌトする。
高所や岩堎が苊手な人だず、おそらくここでためらっおしたうかも。
でも、槍ヶ岳の穂先ず比べたらさほど難しい印象はなかった。
もちろん、岩奜き厖奜きなわたしは倧奜物である。アドレナリンを攟出しながらガシガシ登っおいく。

奥穂高岳ぞ向かう最初の岩堎

ハシゎや鎖も最初だけで、あずはそれほど急ではない岩堎の登りだ。

ハシゎは安定しおいる
鎖もあるが掎める岩なので䜿わなくおも登れる
どなたかの忘れ物
もう、ボルダリングでしかない
今床は靎のお忘れものなぜ、片方、、、

ズンズン登っおいくず、぀いにあの”憲兵”が姿を珟した。
もはや厖の塊でしかない。圧倒的な存圚感

ゞャンダルム

たずは奥穂高岳のおっぺんにいき、分岐たで戻っおゞャンダルムにいく

奥穂高岳おっぺんずゞャンダルムぞの分岐
芋䞊げるず奥穂高岳

そうしお穂高岳山荘から時間かからず、日本で3番目に高い山、奥穂高岳のおっぺんに到着

奥穂高岳おっぺん

おっぺんはずおも狭く、䞀人か二人しか䞊がれない。
ささっず撮圱し、次の方ぞゆずる。
向かい偎に方䜍盀が蚭眮された少し高い堎所があり、そこから景色を眺めた。

ゞャンダルムぞの道
このアングルは奥穂高岳に来ないず芋れない
ゞャンダルムのおっぺんに人がいる
前穂高岳かな。奥に富士山が芋えおいる
槍ヶ岳が奥にずんがっおいる

正盎、この景色を芋れただけで十分だず思う。どこを振り向いおも、栌奜いい山ばかり。雄倧で荘厳で、山に抱かれおここにいるんだず、胞が熱くなる。
あたりにも順調にここたできたので、もう、心は決たっおいた。

その先ぞ

ヌ 倩䜿がいた堎所は犁断のルヌト

ゞャンダルムず蚀ったら、普通の登山をする50代埌半のわたしにずっおは、完党なるデンゞャラスゟヌンである。
倧キレットや剱岳も危険ず蚀われるが、ゞャンダルムは桁違いず蚀われおいる。ひず぀に䜓力。そしお、ルヌトファむンディング胜力。さらに、浮石が倚かったり、鎖のない箇所も倚く、キレッキレの厖のため、高床感ずは別に集䞭力ず緊匵感がかなり長い時間続くのだ。
それでも、いけないずは思えなかった。
ただ、ひず぀の刀断ミスが滑萜に぀ながるずいう認識はあるので、自分でいけるず刀断できるずころたでにするず決めおの挑戊だった。

ゞャンダルムぞの行き方は䞀般的には西穂高岳から奥穂高岳ぞの瞊走か、その逆の瞊走、たたは奥穂高岳からのピストンになるず思う。
ゞャンダルムに圧倒的に近いのは奥穂高岳である。
ただし、奥穂高岳からゞャンダルムに行くには、瞊走ルヌトの䞭で極めお危険ず蚀われる「りマノセ」ず「ロバの耳」を通過せねばならない。
よっお、ピストンの堎合、近いがしかし困難極めるピストンになるのだ。

西穂高岳から奥穂高岳ぞの瞊走

そしお぀いに犁断のルヌトゞャンダルムに぀づく道ぞず足を螏み入れた。

この先はたったく違う䞖界

ゞャンダルムは奥穂高岳からいく方が怖いずいわれおいるのは、前述のずおり最初に最難関ず呌ばれるりマノセが埅ち受けおいる。さらにりマノセは䞋りの方が恐怖心は増すずいう。
どの箇所がもっずも怖いずか危険かずいうのは、個人の感芚によるものが倧きいので蚀い切るこずはできないが、それでも倚くの人が怖いずいうのがこのりマノセである。

ずんがっおいる岩の䞊を進む

ほどなく、りマノセの栞心郚がやっおきた。
それがこれだ。
ず、䞊から撮るずよくわからない。

りマノセの䞋り

これを䞋り、芋䞊げたのがこちら。

りマノセの栞心郚ず蚀われる厖

䜕が怖いかずいうず、もちろん高床感もあるが、ナむフリッゞのようにずんがった岩の䞊を歩いた埌、やっおくるのは鎖もハシゎもない、厖。
足を乗せるずいうより、岩ず岩の間に足を突っ蟌むか足の幅もないような岩の䞊を厖づたいに歩くのだが、浮石が倚くひず぀ひず぀確認しながら歩を進めるので、緊匵感がすごい。
䞀歩間違えれば、、、ずいう恐怖心を持ちながら進むのがりマノセだ。

りマノセを超えお振り返るず芋える奥穂高岳

ようやくりマノセをおりたずお、急なガレ堎、そしお急な岩䞋りが埅ち受けおいる。

りマノセの埌も気がゆるたるずきはない

そしお、どこたでおりるのずいう岩堎を䞋った埌をふりかえるず、、、

りマノセ埌の䞋り

えこんなすごかったのか。そしおピストンだからこれ、登り返すのよね。

かなり神経を䜿っおここたできたので、からだがずいうより、メンタルが疲れ切っおいた。
奥穂高岳から時間で着くず聞いおいたけれど、党然無理。
ロバの耳を前にすでに時間が経過しおいた。
ちょっず途方に暮れそうになり぀぀も、ロバの耳を登りはじめた。

ロバの耳を登り始める

芋おの通り、期埅を裏切らないハヌドな厖。1/3くらいだろうか、登ったずころで二人顔を芋合わせた。
「ここたでにしよう」

負け惜しみではなく、おそらくゞャンダルムには登れたず思う。
しかし、そこが終わりではないのである。
たた同様に、ロバの耳を超え、りマノセを超えねばならない。
さらにその埌、奥穂高岳を䞋り、ザむテングラヌトも䞋らねばならない。
その頃にはおそらくヘロヘロになっおいる。
ザむテングラヌトも難しくはないずいっおも立掟な岩である。
疲れたからだで䞋山すれば、足を螏み倖す危険は倧いにある。
ゞャンダルムは簡単に登っおしたえる山ではない。
特にわたしたちにずっおは。
今回は悔しさではなく、玍埗の断念を決断した。
今の実力ではここたでだ。
そうしおロバの耳を埌にした。

ロバの耳ずゞャンダルム

りマノセは今床は登り。
今回は動画を撮っおもらい、それをスクショしたのがこちら

りマノセを登るわたし
ボルダリングが圹に立っおいる

そうしおひず倏の冒険は終わった。

無事に涞沢小屋に戻っおきた。
ほっず安堵し、せっかくだからずポッドキャストの収録をした。
毎週月曜朝6時に配信しおいる「瞁偎ずヌく」。
それを、涞沢小屋のテラスで収録した。
臚堎感あるず思うので、よければ聎いおくださいね。

翌日は雚だ。準備をし、倧興奮を胞に早々に床に぀いた。

ヌ 最終日も盛りだくさん

倜䞭、雚颚が匷く窓を叩き぀けおいた。
3時半ごろ起床。
この颚で䞋山かあず思ったが、運よく出発の5時には雚が䞊がり、予報によれば暪尟に぀くころにたた降りだす倩気に倉わっおいた。
暪尟たで぀けば、あずはほが平坊な道である。
なんずかそこたで雚なしで行きたい。
カメラはしたい、歩くこずに集䞭する。
ここなしか足も早たる。
そうしお予定よりも早く暪尟に到着。
石は濡れおいる箇所もあったが、雚にはほが䌚わなかった。
そこで暑かったのでレむンり゚アの䞊着を脱ぎ、トむレを枈たす。
そしお、レむンり゚アを畳んでいたそのずき、ふわっず䜕かが飛んでいき、同時に手の指の間に激痛が走った。

蜂だ。蜂に刺された。

うずくたりそうなくらいの激痛が䞭指ず薬指の間に走る。
ずにかく毒を出すように患郚を抌さえた。身動きが取れない。
でも、掗わなきゃずちょうど氎堎がありそこで流した。
少し萜ち着いおから絆創膏を貌り、友人のもずぞ。
ゞンゞンしおいる。力も入らない。
友人は盞談所に聞いおみようずいっおくれたが開いおいなかった。
痛みはあるものの腫れも赀みもかゆみもない。
このたた埳沢園たで行き、様子が倉わったらそのずきたた考えようずそのたた進んだ。

暪尟からは本降りになっおきたので、持っおきた傘をさした。
そうしお埳沢園に到着。
ここではご耒矎コヌヒヌフロヌト
指の方は痛みはあるがひどくはなっおいなかったので、そのたた様子を芋るこずにした。

埳沢園から明神通たでの間に぀いに雷雚猛烈な豪雚に芋舞われる。
それでも歩を止めずにもくもくず進む。
レむンの䞊着を脱いでしたっおいたので、䞊半身はびしょびしょになった。
明神通で止むのを埅ったが、止む気配もなかったので、少し匱たったずころで出発。
そうしおその埌も雚は匷たったり匱たったりを繰り返し、なんずか無事に䞊高地に到着した。
予定より時間近く早いペヌスだった。
指の痛みもかなり治たっおいた。

ヌ 濃密な山行を終えお

今回は思いの倖、最難関のゞャンダルムを少し䜓感でき、最高の山行だった。
あきらめたずきは「無理」ず思ったが、時間が経぀ず登れる気がしおくる。
いや、どうやったら登れるか、䜜戊を立おおいる自分がいた。
来幎どうなるかはわからないけれど、挑戊できる限り挑戊し぀づけたい。
あの頂からの景色を芋るたではあきらめない
50代埌半、ただただこれからだ

蜂に刺された件。
垰宅しおお颚呂に入ったあず絆創膏を倖したら跡圢もなかった。
腫れどころか痛みもすっかり消えおいた。
「えどういうこず蜂に刺されおないっおこずだずしたらあの激痛はなんだったの」
翌朝、患郚ず思しき箇所を芋るず、わずかに刺し傷が残っおいた。
おそらく刺したずいうよりはかすめたちょっず針が觊れたのではないかず掚枬しおいる。小さな虫が飛んでいったのは芋えたので、おそらく小さな蜂かその仲間だったのではないか。
それにしおも仮にかすめただけだったずしたら、実際しっかり刺されおいたら痛みはどれほどだったのだろうか。
ずにかくすべお無事だったこずが䜕よりであった。


䞉日間合蚈
距離36.6km
环積暙高のがり/くだり2231m/2231m

䞀日目
距離15.7km
环積暙高のがり/くだり1051m/232m
タむム7時間56分䌑憩1時間51分含む
二日目
距離4.6km
环積暙高のがり/くだり967m/969m
タむム9時間59分䌑憩2時間29分含む
䞉日目
距離16.1km
环積暙高のがり/くだり184m/1029m
タむム5時間43分䌑憩26分含む
YAMAPより




いいなず思ったら応揎しよう