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「うつろい」とは?意味と美しさを考える|変化との違い、人生と季節の移ろい🍁記事紹介ありがとうございました『ひとときのさよなら』聴いてみて🎶

「うつろい」とは、
物事がある状態から別の状態へ


時間の中で、少しずつ
移り変わっていくことを表す言葉です



「うつろい」という言葉が、なぜか好き。


声に出してみる。


う・つ・ろ・い


どこか淡くて、静かで、急がない。


「変化」という言葉とは、
少し違う気がする。


変化というと、
昨日まで白かったものが、
今日になって黒になるような、
はっきりとした境目を思い浮かべる。


こちらから、あちらへ。

前から後ろへ。

あるものが、別のものになる。


けれど、「うつろい」は、もっと曖昧。

境目がない。

たとえば、夕方の空。

つい、さっきまで、茜色だった空が、
気づけば、紫を帯びている。


紫は少しずつ深くなり、
いつの間にか群青へと溶けていく。


「ここから、夜です」と
線を引くことはできない。


昼と夜のあいだにある、
名前のつかない時間。


その「あわい」ところに、
うつろいは、ある。


庭の木々を見ていても、そう思う。


昨日までは、緑だった葉に、
ほんの少し黄色が混じっている。


それに気づいたときには、
もう季節は動き始めている。


やがて一枚が落ちる。

風が吹けば、もう一枚。

そうして、気がつけば、
木は冬の姿になっている。


でも、いつから秋だったのかは、
よくわからない。


季節は、ある日突然
「秋」になるわけではない。


少しずつ、少しずつ。


色を変えながら、空気を変えながら、
私たちのいる場所を別の季節へと連れていく。


それが「うつろい」なのだと思う。


人の心も、きっと同じなのだろう。


昨日まで大切だったものが、
今日になって、急にどうでも
よくなるわけではない。


好きだったものを、見なくなる。


会いたかった人に、連絡をしなくなる。



昔は、気にならなかったことが、
なぜか、心に引っかかるようになる。


反対に、以前は、
何とも思わなかった誰かの言葉が、
ある日、ふと胸に残ることもある。


心は、いつも静かに動いている。


だから、自分自身の変化でさえ、
あとになって初めて気づくことがある。


「あの頃の私は、もういないんだな」


そんなふうに思う瞬間がある。


それは、少し寂しくて…


けれど、寂しいからといって、
悪いことではないのかもしれない。


私たちは、つい、
「変わらないもの」を探してしまう。


ずっと続く関係。


変わらない気持ち。


いつまでも元気でいられる身体。


何年、経っても同じように笑える日々。


もちろん、変わらないものがあれば嬉しい。


けれど、本当は、何ひとつ同じ場所には
留まっていないのだと思う。


季節も。
景色も。
身体も。
人との関係も。
そして、自分の心も。


すべては、うつろっている。


そう考えると、「変わってしまった」と
嘆くことと、「うつろっていった」と
受け止めることでは、心に届く響きが
ずいぶん違う。


変化には、どこか結果がある。


でも、うつろいには、途中がある。


何かが終わったのではなく、
次の何かへ向かっている途中。


その途中にある時間を、
私たちは案外見落としているのかもしれない。


そういえば、
「うつろう」という言葉には、
光や影が、別の場所へ
移っていくような意味もある。


光が差し込む。


影が伸びる。


その境界が少しずつ動いていく。


誰かが景色を塗り替えるのではない。


光が滲み、影が広がり、
時間とともに、景色そのものが変わっていく。


その感じが、とても好き。


人の人生も、
そんなものなのかもしれない。


大きな決断だけが、
人生を変えるわけではない。


何気なく選んだ道。


ふと出会った人。


何気なく聞いた言葉。


あの日、傷ついたことも。


逆に、
誰かにかけてもらった何気ない優しさも。


そういう小さなものが、
私たちの中に、じんわりと染み込んでいく。


ある日、振り返ったとき、

「いつの間にか、こんなところまで来ていたんだ」

…と思う。


人生は、
劇的に変わるというより、もっと静かに、
うつろっていくものなのかもしれない。



だからこそ、過ぎてしまった時間を、
すべて「失ったもの」と
考えなくてもいいのだと思う。


あの頃の自分は、もういない。


あの頃の景色も、もうない。


同じ瞬間には、二度と戻れない。


それは、確かに切ないこと。


けれど、二度と戻れないからこそ、
その瞬間には、価値がある。


夕暮れの空が美しいのは、
ずっと夕暮れのままではないからだ。


花が愛おしいのは、
いつか散ることを知っているからだ。


今日という日も、今という時間も、
やがて過去になる。


そう思うと、
何気なく過ぎていく
一日さえ、違って見えてくる。


「うつろい」は、変わっていくことを
悲しむための言葉ではないのかもしれない。


変わっていくものを、
そのまま受け止めるための言葉。


消えていくものに、
そっと、目を向けるための言葉。


今ここにあるものを、
今しかないものとして、愛おしむための言葉。


私たちは、何かを失ってから、
その大切さに気づくことがある。


でも本当は、失う前から、
その一瞬を大切にできるのかもしれない。


今日の空。

いつもの道。

誰かとの会話。

何気ない食事。

ふと笑った瞬間。


それらは、ずっと同じ形では残らない。


だからこそ、良いのだと思う。


移ろうからこそ、今がある。


変わってしまうのではなく、うつろっていく。


そう思えるだけで、過ぎていく時間に、
優しい目を向けられる気がする。


今日もまた、どこかで何かが、
うつろっている。


そのことに、気づける自分でいたい。


そして…


今この瞬間を、
「今しかない時間」として、味わっていたい。


🕊️


最後まで、お読みいただき
ありがとうございました♡



さいごに🌹


季節の変化やクラゲについて綴った記事を
ご紹介いただきました。


見つけて読んでくださったこと、
あたたかいメッセージを寄せて
くださったことに、心から感謝しています。


こうして自分の言葉が
誰かのもとへ届いていることを、
とても嬉しく感じています♡


凛音さん
ありがとございます♡



moci moci 可視統合光線療法さん

ありがとうございます♡


 

私も、また、これから
ご紹介の輪を広げていけたら…
と思います♪

ご縁〜と心に響くマガジンの
たくさんのフォロー、
ありがとうございます♡



🎧今日のおすすめ🎶


『ひとときのさよなら』

エルスウェア紀行



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