Threadsの記録・私の毎日のつぶやき・2026.07.21から2026.07.31まで⑰
すでに東京はホットプレートとなりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。ワタシは無職に甘え、外に出ない生活を送っております。日差しには焼かれませんが、別の意味でヒリヒリした日常です。
これは、毎日Threadに投稿しているものをまとめた散文集です。シリーズ化してしまったショートショートと、その時思ったことの呟きエッセイです。
学びも、情報もない個人的なものなので、どうぞ緩い気持ちで読んで頂ければ幸いです。その後で、あなたの肩が少し下がり、頬が緩んでいることを願っています。こんなことしか出来ませんが、しっかり、あなたのどうにもならない隙間時間を埋めます。では、どうぞ。
2026.07.21
ああ、予想していた地獄に、片足を突っ込んでおります。
半年前、ワタシはこれを書くんだろうと思っていました。
書かないために、色々考えてはいたんですが、
やはり、現実はそんなに甘くない。そう、今月で失業保険が切れます。
この半年、仕事をせずにやったことと言えば、長編を3本、中編を1本、 短編を数多書き上げたことだけなんです。貯金はありません。
そう、それは、お金にならないこと。生活の糧を得られていないんです。
文章は積み上がり、面白いものを生み出せた、と思いますが、
だから何なんだ、と言われればそれだけなんです。
ああ、ワタシはこの夏を、今年を乗り越えて、
来年の桜を見られるんでしょうか。 しかも最後の失業保険は支給が少なく、もう、どうなるのか分かりません。
とにかく、今月末の締め切りを乗り越えて、
糧を得るための仕事を 始めないといけません。
でもなぜか、この際何でもいいから、とはならないんです。
取り合えず、区役所で申請できるものはして、
そのあと、 早く仕事を始めたいと思っています。
まずは締切を乗り越えて、区切りをつけて、
この時間に決着をつけたいと思います。
2026.07.22
何だか、外が息苦しいほど暑いですね。
風があるのに、息ができないってどういうこと?
昨日、一応全21話の推敲を終えたので、今日は現実に戻る日です。
区役所に言って、諸々の申請をしなくてはなりません。
区民税、国民保険、家賃補助、この先少しでも 人でいるために。
糧を得る仕事も探さないといけません。 社会復帰。
ついにこの時が来てしまいました。 生きるって、世知辛いですね。
ただ、それをただ嘆くことは簡単です。
文句を言って憂さ晴らしするのも、ただ、今すぐどうこう出来ることでもないので、 今ある制度を存分に使わせていただきます。
仕事も、生活を支える最低限の糧を得るために、必死で探しましょう。
ひとりだった日常に、体温が入ったら、きっと、また新しい物語の種が見つかる、 かもしれない。
ひょっとしたら、書くことが必要なくなるかもしれない。
……ああ、それはないか。
とにかく、少しだけ外に出て行きます。
2026.07.23
テレビが、暑い、しか言わなくなった。知ってんだよそんなこたあ。
痛いほどにさ。 この気温を楽しむ方法とか、教えて欲しいなあ。
では、本日のショートです。
・・・
俺の日常55ー待ってた。
・・・
八時に目が覚めた。開店は十時。
息をつき、半分ほど読み残している文庫を開いた。
ふと顔を上げる。九時五十五分。
「……あ」
俺は少し慌てて家を出た。今日も日差しは攻撃的だ。
開店直後の店に飛び込み、ふうっと息をつく。
「……早いな」
「ああ、待ってるって約束だから」
「……アンタの負けだ」
「え?」
マスターの視線が窓に向く。あおいさんがすでに座り文庫を開いていた。
俺は苦笑いを浮かべ、前に座る。
「あおいさん……ごめん、約束破って」
「准一さん」
傍らに、黄色い日傘が立てかけてあった。
「いいんです。待ってる方が好きだし、見つけてもらうのも、好き」
「そう……何読んでるの?」
「これ、同じ作家の新刊」
俺が同じ文庫を取り出すと、あおいさんの眉が微かに上がる。
「……あ」
「この作家安心するんだ」
「そうだと思った」
「え?」
「似た者同士だから、私と准一さん」
しばらく同じ文庫を繰る音が、店内に小さく沈んだ。
2026.07.24
来月の今頃、何をしているんだろう、と考えます。
今は無事に前に進んでいることを熱望していますが、
それの鍵は、今度の月曜日に相談する内容にかかってっるんです。
どちらにせよ、社会復帰を迫られていることは確かです。
ぶっちゃけ、どうにでもなる、とは思っています。所詮ひとりだし。
でも、賃貸である以上、家賃が払えなければ迷惑を掛けます。
親も、このまま何も言わずにいたら、きっと烈火のごとく怒るでしょう。
借金をする、犯罪に走る、自殺する、そういう考えは皆無です。
配ったり、弁当作ったり、掃除したり、もちろん、書くことが仕事になるなら、 それに越したことはありません。
時間を有効に使えて、体をある程度動かせて、それなりにもらえる。
そんな今のワタシに会う働き方、分からないなあ。
なんせずっと、 拘束時間の長い、飲食店正社員だったもんで。
今の推敲終わって、新人賞投稿したら本気で探そう。
ワタシには、見届けなければならない物語と、届けたい物語がある。
もう少し、人間でいるために何とかします。
今日は、何だかゲリラ雷雨の気配がします。一度ざっと降ってくれたら、 少し、気が晴れるんだけどなあ……。
2026.07.25
ああ、やってしまいました。朝まで飲んでしまいました。
久し振りに二日酔いです。 何をしているんでしょうか。
まあ、楽しかったけど。 こんなことに浪費している場合じゃないんです。 ああ、アタマ痛い。もう、今日は何も出来ません。
今の20代は80年代歌謡を歌う、という話は聞いてたけど、
いや、ホントに楽しそうに歌うんですね。 そして、そこにいた子たちはとても人懐こく、一緒に歌ってくれました。
こういう交流は久し振りで、とても嬉しかったです。
お金や、体調とか少しの後悔はいつもありますが、 こんな出会いがあるから止められないんだなあ。 ひとつ残念なのは、それをあまり覚えていない、ということでしょうか。 いや、楽しかったんだけど。
昨日入れた焼酎のボトルをほぼ空けてしまいました。
ああ、一体何をしでかしているんでしょうか、ワタシは。
反省点は多々あります。そしてそういう事は忘れないのが不思議。
こんなこと次いつあるか。多分しばらくないでしょう。
息抜きは終わり。さて、生き抜いてまいります。
2026.07.26
いや、待ってましたよ3年間。やっとVIVANT始まりますね。
とりあえず、今年いっぱい、生き抜かねばなりません。
それでは、本日のショートです。
・・・
俺の日常56ー揉め事
・・・
閉館までいた図書館から、借りた本を抱え外に出た。
昼間降り注いだ日差しの熱が、アスファルトから立ち上ってくる。
帰り道の商店街に、かき氷の屋台が出ていた。
思わずフラフラと引き寄せられる。イチゴと、メロンと、ブルーハワイ。 「どれにしようかな……」
腕を組み、頬を緩めて悩む俺の前に、三人の小学生の男の子。
「お前、イチゴにしろよ」
「メロンの方がうまい」
「ブルーハワイって何味なんだよ」
「青い味」
「青い味ってなんだよ」
「じゃ、一種類ずつ買って分けようぜ」
「やだよ、間接キスじゃん」
……買うのか、買わねえのか分かんねえ。
「……先にいいかな?」
「うん、いいよ」
「じゃ、イチゴで」
三人が黙り一斉に見上げる。俺は受け取り、早速一口。
その冷たさがこめかみに響く、夏の味だ。 三人が、声をそろえる。 「「「僕も、イチゴで!」」」
……素直でよろしい。
俺は小さく鼻で笑った。
2026.07.27
さっき、2か月に一度の通院日で心療内科に行ってきました。
最近何だか調子が悪い、と思っていたら、うつが再発してました。
このタイミングでぶり返すなんて、この先生きていけるんでしょうか。 全く家から出る気が、というか、人に会える気がしません。
どんな仕事でも社会復帰、となると、 人とのかかわりを持たないといけません。それを避けるために、 ライターを志したはずなのに気づけば小説書いてるなんて、 ああ、何て皮肉なんでしょう。
全く、直接的な生活の糧を得られない文章を積んできてしまいました。
いや、作品を生み出した事自体は後悔していません。
ただ、もっとやり方があったんじゃないか、と思います。
今日は、最後の認定日です。終わったら職業相談を受けようと思います。
傷病者手当を視野に入れ、どうにか生き延びる方法を模索します。
もう、消えてしまいたい、と思わないこともないですが、
でも、その前に出来ることをやります。
親が生きているうちは、勝手なことは出来ません。
足搔いて生きること、それを今度はやり抜きます。
書くこと、物語を追うこと、それは確かにワタシの本分ですので。
では、行って参ります。
2026.07.29
明け方、寝る前に空を見上げて思ったこと。
「もう、攻撃再開するのか、地球」 いや、その通りになりましたね。暑い。熊本の方々、大丈夫でしょうか。 心よりお見舞い申し上げます。
どうかご無事で。 それでは、本日のショートです。
・・・
俺の日常57ーご褒美
・・・
日差しの攻撃が少しだけ緩んだ時間、外に出てスーパーに行った。
ドアが開いた瞬間、冷気に思わず足が止まる。
「……はあ、天国」
ビールと冷凍うどん、トマトときゅうりをカゴに入れ、店内をうろつく。 「今夜は冷やしうどんと、ビールだな」
…上等じゃねえか。 頬が勝手にニヤつく。
近くでチャリン、と音がして、小さな男の子が走ってきた。
俺の靴に、転がってきた10円玉が当たって止まる。
拾って渡すと、急に泣き出した。
「僕が拾いたかったのに―!」
「……え、ごめん」
俺はとっさにポケットから10円を取り出し、落とした。
チャリン、男の子がすぐに泣き止み、ニコニコと拾って俺を見上げる。 「……えらいな」
「うん!」
レジで、男の子の母親が10円玉を受け取り、頭を撫でた。
「拾えたの、えらいね」
「うん!」
男の子は俺に振り返り、ご褒美のような笑顔を向けた。
2026.07.30
ああ、破綻が見えていて、不安に押しつぶされそうです。
これは病気のせいなのは頭では分かってるんですが。いや、辛い。
とりあえず、動き出すきっかけが欲しい。
それでは、本日のショートです。
・・・
俺の日常58ー日焼け
・・・
あれは夏前だったか。こんな早く「そのうち」が来るとは思わなかった。
先輩は相変わらずパワフルで肌の艶もいい。
俺の顔を見た途端、先輩は声を立てて笑った。
「焼けてんな」
「自転車通勤してるので」
「真っ黒だぞ」
「職場はモグラだらけなんで、浮いてますよ」
「そうだろ」
俺たちはジョッキを合わせ、半分ほど一気に煽る。
しばらくは仕事の話や近況に笑って相槌を打った。
「日焼け止め使え……日焼けって、暑いだろ」
確かに、毎日体が熱い。
「面倒がらずお前も使っとけ。あとで後悔するぞ」
そうは言ってもなあ。きっと俺は来年も真っ黒なんだろう。
先輩は意味深に笑い、少し前のめりになった。
「彼女出来たのか、お前」
「何です急に」
「あおいさん、か?」
「……どうして」
「うちに書いてもらってるライターだよ」
業界は狭い。顔が熱くなる。
俺は自分の顔が真っ黒なことに、少しだけ感謝した。
2026.07.31
今日も暑いですね。
昨日、というか今朝、今月3日から書き始めた長編が無事完成しました。
今回は、信長が本能寺で死ななかった後の安土の街の芸人一座を描いた、
少し不思議な戦国舞台群像絵巻、です。
本編20話、番外編1話、全21話、約12万字の長編になりました。
2週間ほどで第1稿を書き上げ、その後推敲、改稿に足搔くこと2週間。
無事、新人賞に応募を終えました。
最初書こうと思った時、間に合うのか?と思いましたが、やり遂げました。 人間群像劇、ワタシの書くものは大体そうなります。
きっと自分でも気づかない所で、人間、というものに興味津々なのかもしれません。 確かに観察は好きです。
ふと見かけた人が、何を思ってどう生きてきたんだろう、と 想像すること、どう生きてきたらこういう考えを持つんだろう、と考えること、
それはよくやってる気がします。直接的な交流は面倒だな、と思うし、
会いたいともそんなに思わない。ただ、元気でいてくれ、とだけ思います。 さて、次は何を書こうか。楽しみです。
とりあえず少しだけ、 祝杯を上げたいと思います。
お疲れ、ワタシ。良いの出来たよ。
さて、今回はここまで。
いや、改めて読み返すと、この10日間は憤ってますね。実際に推敲中、夜中パソコンの前で唸ったことも多々ありました。ですが、最後にはとてつもない達成感、というご褒美があったので良しとしましょう。
来週には、少しでも憂いと憤りが取れ、笑っていることを切に願っています。更に願うならば、地球のホットプレートの温度が少しでも下がって、過ごしやすい風が吹いていることを祈ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた、次は、夏の地獄の底でお会いいたしましょう。是非!スキ、フォロー、コメントお待ちしております。あなたの全てが、ワタシの創作の糧であり、救いです。毎日暑いです。くれぐれも、ご自愛ください。
創作大賞に挑戦しました。宜しければ。
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あなたのチップは、わたしの原動力のひとつです。
本当に感謝します。ありがとう。愛してます。