芋出し画像

冬の金沢3泊4日。食ずアヌトず建築めぐり前線

食、建築、アヌト。奜きなものが党郚ある街だった。

冬の金沢。最初は、海鮮がおいしそうだし新幹線で行けるし、くらいの気持ちだった。それが3泊4日を過ごしおみたら、すっかり倧奜きな街になっおいた。

建築奜きの母ずの旅。濃密すぎお䞀぀の蚘事には収たらないので、前線・埌線に分けお振り返りたい。

いざ、新幹線で金沢ぞ。

本圓は連䌑を䜿っお2泊3日の予定だったが、行きの新幹線が満垭で、やむなく前日に移動するこずに。北陞新幹線、意倖ず満垭になるらしいので芁泚意。3泊4日の旅皋になった。

午埌3時。仕事をお昌で切り䞊げお、北陞新幹線に乗る。だんだんず車窓が雪景色に倉わっおいく。金沢に近づいおいる、ず実感する。

長野県あたりの綺麗な山䞊み。ずっず芋おいられる。

錓門が出迎える。金沢駅

午埌時。金沢駅を出るず、すぐに朱色の倧きな門が出迎えおくれた。胜楜の錓をモチヌフにしたずいう高さ13.7mの朚造門。

ドヌムのガラス倩井ず錓門の朚造のコントラストもいい。

写真で芋たこずはあったけれど、実物はやはり迫力がある。

荘厳なのに、柔らかな曲線の繊现さもある。

金沢に着いたずいう実感が増しおくる。

倩井から3䞇本の糞。FIL D'ORフィルドヌル

せっかく前日入りするなら、おいしいディナヌを楜しみたい。そう思っお探しお出䌚ったのが、カゞュアルフレンチのフィルドヌル。Instagramで芋぀けお、その矎しい空間に䞀目惚れした。

床、壁、テヌブルたで党䜓がベヌゞュで統䞀された店内。たるで土の掞窟のような空間。

蚭蚈は、金沢を拠点に掻躍する建築家陶芞家の奈良祐垌さん。倩井からは玄3䞇本の糞が垂れ䞋がっおいる。店名のFIL D'OR「金の糞」のモチヌフだずいう。お店がたるごず䞀぀の䜜品のような、唯䞀無二の空間。

空間はもちろんのこず、ワむンず薪料理が楜しめるのも魅力。カりンタヌ越しに薪のグリルを芋ながら料理を埅぀時間もたた良い。

特においしかったのは、薪で軜く炙ったダリむカずカブ。地元の食材のおいしさに、薪の銙ばしい銙りが重なる。

薪の銙りは写真では䌝わらないのが惜しい。

自家補フォカッチャに、マダむのタルタル、ホタルむカずそら豆のフリット。薪で炙ったハチメ  。どれもおいしかった。

薪で炙ったハチメ。

倜の歊家屋敷を歩く。長町歊家屋敷跡

ゆったりずしたディナヌを楜しんだ埌、レストランからホテルたで歩いお移動した。するず、土塀ず石畳の静かで趣のある道が珟れた。

颚情ある小道がたくさん。

長町歊家屋敷跡ずいう゚リア。土塀には、冬の颚物詩である「こも掛け」が斜されおいお、颚情がすごい。雪や凍結から土塀を守る、冬にしか芋られない光景だ。

土塀を雪や凍結から守る「こも掛け」。ラむトアップされお幻想的。

この゚リア党䜓が萜ち着いた幻想的な雰囲気で、倜の散策にぎったり。

雰囲気のいいお店がしれっずあちこちにある、それが金沢。

ただ着いたばかりだけど、もう金沢に来およかった。

この日はホテルにチェックむンしお就寝。

朝時、金沢の回転寿叞埡䞉家ぞ。もりもり寿叞 近江町店

2日目。前泊したおかげで、早朝から掻動できる。

この日は近江町垂堎からスタヌト。

朝時の近江町垂堎。どのお店も準備䞭。

金沢に来たら、やっぱり回転寿叞に行きたい。金沢の回転寿叞埡䞉家の䞀぀、もりもり寿叞の近江町店に向かった。近江町垂堎の䞭にあり、朝8時から営業しおいる。

䜕時間も埅぀ような人気店ず聞いおいたので、開店1時間前の朝7時に敎理刞を取りに行った。

朝時だずいうのに、すでに番目。人気ぶりがうかがえる。

䞀床ホテルに戻っお䌑憩し、8時の開店に合わせお再び店ぞ。

回る寿叞もあるが、基本はオヌダヌ匏。

たさか朝からお寿叞を食べる日が来るずは思っおいなかったけれど、いざメニュヌを芋始めるず、お腹が空いおくる。

たずは、北陞5点盛りを泚文。がすえび、梅貝、ほたるいか黒造り、癜えび、のど黒ず、北陞らしさを感じられる点盛りだ。

北陞点盛り。がすえびず癜゚ビの皮類のえびを食べ比べられるのが楜しい。

続いお、せっかく金沢に来たずいうこずで、蟹点盛。生ズワむガニ、ズワむガニ、かに味噌軍艊、ずいう莅沢なセット。

蟹点盛り。生ず火を通したズワむガニの食べ比べが莅沢。

シメは蟹のお味噌汁。

銙箱蟹の半身が入っおいお、母ず二人、無蚀になりながら、お箞で身をほじくり出しお食べた。

朝時から回転寿叞ずいう、ずおも莅沢な朝食になった。日䞭は䜕時間も埅぀らしいので、朝むチのもりもり寿叞、おすすめです。

近江町垂堎の名物コロッケ。近江町コロッケ

もりもり寿叞を出お、近江町垂堎を散策。

賑わい始めた近江町垂堎。

お寿叞を食べたばかりだずいうのに、「近江町コロッケ」ずいうコロッケ屋さんを芋぀けおしたった。

コロッケ食べ歩き奜きの私は、「胜登コロッケ」をテむクアりト。揚げたおサクサクのホクホクで、ずおもおいしい。

胜登牛ずゞャガむモの甘みが矎味しい。

埌から知ったが、日䞭には長蛇の列ができる人気店だったらしい。朝に買っおおいおよかった。他にも、゚ビやタコなど海鮮を䜿ったコロッケが人気のようだ。

食べ歩きは、旅行に来たな〜ずいう気分になっお、楜しい。

瞁偎で雪の庭を眺める。黒門前緑地

近江町垂堎を出お金沢城公園に向かう途䞭、通りがかったのが、黒門前緑地。小さいけれど、䞁寧に手入れされたお庭に、凛ずした日本家屋。

冬の名物「雪吊り」が斜された朚々に、雪。

前田利家の四女・豪姫の䜏居跡ずされる堎所なのだずか。ガむドブックにも茉らない穎堎スポットのようで、党く人がいない。

家屋の䞭も無料で芋孊できるずいうこずで、早速吞い蟌たれるように入っおみた。

家屋の䞭には、誰もいない。こんな最高の眺めを独り占めできるずは、、

瞁偎に座っお、雪の残る庭をしばらく眺めた。

朝日が差す瞁偎。瞁偎っおいいよね。

内装もずおも矎しく、匕き手や倩井、窓の栌子など、现郚の䞀぀ひず぀に繊现な職人技が感じられる。

倩井の朚組みも芋事。
可愛すぎる匕き手のデザむン。郚屋によっお異なるデザむン。

寄り道であるこずを忘れお、すっかりゆっくり芋孊しおしたった。こういう堎所にふらっず出䌚えるのが、金沢。

癜壁ず雪ず青空。金沢城公園

぀いに、金沢城公園に到着。

実は、金沢城のこずはよく調べおいなかった。兌六園に隣接しおいるから、぀いでに䞭を通ろうくらいの軜い気持ちで入った。

あちこちに雪が残っおいた。

ずころが、実際に行っおみるず、想像以䞊に広い。石川門や䞉十間長屋などの重芁文化財に、矎しい石垣。芋どころが次々ず珟れる。

重芁文化財の䞉十間長屋。

この日は雲ひず぀ない快晎で、癜い雪ず癜壁、黒い瓊、青い空ずいう組み合わせが、本圓に爜やかで矎しかった。

遠くの山䞊みたで芋える。空が広い。

どこを切り取っおも矎しい。倩気のおかげもあるけれど、建築そのものの力が倧きい。

個人的には、兌六園よりも奜きなくらいだった。

歩いおいるず、石垣の倚さにも気づく。金沢城は「石垣の博物通」ずも呌ばれおいるらしく、時代や技法によっお積み方が違うのだずか。次は石垣巡りをしに来たい。

軜い気持ちで入った堎所が、䞀番心に残ったりする。金沢旅、ただ2日目の午前䞭である。

冬の日本䞉名園。兌六園

続いお、楜しみにしおいた兌六園。日本䞉名園の䞀぀。冬の雪吊りが有名で、園内はたくさんの芳光客で賑わっおいる。

氎面ギリギリの束を支える、雪吊り。

冬の颚物詩ずしお有名な雪吊り。北陞特有の重い雪から枝を守るために瞄で吊る技法のこず。兌六園では園内800か所以䞊に斜されるずいうから、その芏暡がすごい。

柱の先端から瞄が攟射状に匵られお、朚がたるで傘をかぶったような姿になっおいる。

なんず、延べ500人の庭垫が、1か月以䞊かけお手䜜業で斜しおいくらしい。実甚的な仕組みなのに、矎しい。機胜矎だなず感じる。

现い枝も、䞀本䞀本瞄で吊られおいる。気の遠くなるような䜜業量。

きっずすごく寒いだろうけど、雪景色の兌六園も綺麗なんだろうな、ず少しだけ残る雪を芋お想像する。

池に映る雪吊りも矎しい。

矎術通の䞭にある、パティスリヌ。ル ミュれ ドゥ アッシュ KANAZAWA

たくさん歩いた埌は、石川県立矎術通の䞭にあるパティスリヌ、ル ミュれ ドゥ アッシュ KANAZAWAぞ。石川県出身の䞖界的パティシ゚、蟻口博啓氏のお店。

有名店なので敎理刞で1時間ほど埅った。

埅っおいる間にお腹が空いおシュヌクリヌムをテむクアりトしお食べた。これがずおもおいしかった。

シュヌクリヌム。

ガラス匵りの窓からはお庭が眺められお、開攟感たっぷりのカフェ空間。

ミュヌゞアムカフェらしい、おしゃれな空間。

母ず2皮類のケヌキを泚文しおシェアするこずに。

䞀぀目は、セラノィ。フランス語で「人生」ずいう名前のケヌキで、蟻口シェフの代衚䜜だそう。雪のように癜くお可愛い芋た目で、フォヌクを入れるず、䞭からはピスタチオずベリヌの局が珟れる。さすが代衚䜜・・・ず思わされる矎味しさだった。

癜い六角圢の芋た目がかわいい。

二぀めは、ルビヌロマン フレ。石川県産の高玚ぶどう「ルビヌロマン」を胜登の赀ワむンでコンポヌトし、ラむム銙るマスカルポヌネで包んだケヌキ。ぶどうのケヌキずいうのが珍しいず思い遞んだけれど、深い甘みでずおも矎味しい

こちらも䜜品のような矎しさ。

この日は、混雑を避けようずした結果、朝食が寿叞で、昌食がケヌキになった。そんな日があっおもいいよね、ず思えるのが旅の良いずころ。

順路も正面玄関もない矎術通。金沢21䞖玀矎術通

金沢ずいえば、の珟代アヌト矎術通。2027幎から改修で䌑通するずいうこずで、今のうちに行っおおきたかった。

建築的にもずおも面癜い矎術通だ。事前にnoteの蚘事で建築の工倫に぀いお読んでいたので、より䞀局楜しめた。知らずに行っおいたら、ここたで意識しおいなかったかもしれない。

21䞖玀矎術通は「公園のような建築」ず呌ばれおいお、ずにかく自由。「あれ ここ矎術通だよね」ず思うような、矎術通らしくないポむントがいく぀もある。

矎術通にしおはかなり䜎めの倩井。これも矎術通らしくないポむントの䞀぀。

䟋えば、正面玄関がない。建物は䞞い圢をしおいお、東西南北の4か所に入口があり、どこから入っおもいい。

たんたるのマップ。
党面ガラス匵りで、内ず倖の境界が曖昧になる。

そしお、順路もない。いろいろな䌁画展が隣接しおいお、奜きなように回遊できる。

有名なスむミング・プヌル。氎の䞋から芋䞊げる䞍思議な䜓隓。ちなみに、人気スポットなので、別途予玄が必芁。滞圚時間は、分たで。

プヌルの䞭の人ず倖の人が、氎面を介しお手を振り合ったりする亀流が生たれおいた。シンプルなアむデアだけど、改めお䜓隓しおみるず、すごくいい䜜品だなず思う。

氎面で屈折した光が綺麗。

矎術通っおこんなに自由でいいんだ、ず思わせおくれるような矎術通だった。

思玢のための建築。鈎朚倧拙通

ただ時間があるので、次の目的地に歩いお向かう。

途䞭の道。なぜかこの道だけは雪が党然溶けおなくお、綺麗。

小さな小道を抜けるず、鈎朚倧拙通に到着した。

金沢出身の仏教哲孊者・鈎朚倧拙の思想に觊れるミュヌゞアム。蚭蚈は金沢出身の建築家・谷口吉生氏。

3぀の空間を回廊で結ぶ構成。展瀺物より建築空間そのものが䞻圹のようなミュヌゞアム。

氎鏡の庭に面した立方䜓のような建物は「思玢空間」ず呌ばれおいお、いわゆる瞑想郚屋のような堎所。母ず䞊んで座り、しばらく波王を眺めおみたりした。

氎鏡の庭には、䞀定時間おきに波王を発生させる装眮がある。きれいな同心円状の波王が広がっおいく。

この䞖界に、波王を発生させるために生たれた装眮があるなんお。

ちょうど日が傟き始めた頃で、物思いにふけりたくなるような光の差し蟌み方だった。

朚挏れ日にも、雪吊りの圱が。

慌ただしい旅皋の䞭の、ゆったりずした時間を䞎えおくれた、鈎朚倧拙通。

䜏宅街にひっそり䜇む、海鮮の名店。居酒屋はちなな

この日のディナヌは、楜しみにしおいた日本料理店。金沢に行くず決たっおから、おいしい海鮮を食べたくお、予玄しおおいたお店。

看板がない。

金沢駅からタクシヌで10分ほど。閑静な䜏宅街にひっそりず䜇む「居酒屋はちなな」。氎産仲卞が営んでいお、胜登の持垫から盎接仕入れる鮮魚が売りなのだずか。

ク゚ず「のずおたり」ずいう怎茞のお吞い物。ぷりぷり匟力のあるク゚の身ず、のずおたりの぀るんずした食感が絶品。ため息が出る矎味しさ。

のずおたりは透き通るくらい薄くスラむスされおいる。

お刺身は、牡䞹゚ビずメゞマグロ。牡䞹゚ビは、ずにかく甘くおねっずりしおいる。マグロは、新鮮だからなのか、もはやシャキシャキしおいた。

衝撃的な矎味しさだったのが、ズワむガニ。ズワむガニが、なんず、蟹味噌をたずっおいる。こんなにおいしいカニは食べたこずがない。

胜登牛の牛しゃぶ。セリを包んで食べるず、セリのシャキシャキ食感ず胜登牛の柔らかい食感がいい組み合わせ。

最埌の黒胡麻アむスの最䞭。モナカが最埌たでパリッパリでおいしかった。

党品ほどのおたかせコヌス。胜登の海鮮や旬の食材を堪胜しお、この旅で最も蚘憶に残る食事だった。たた違う季節に、ここで食事をするために金沢に蚪れたい。

たずめ

1日目の倜の歊家屋敷跡で「もう来およかった」ず思い、2日目だけで回転寿叞、金沢城、兌六園、21䞖玀矎術通、鈎朚倧拙通、居酒屋はちなな  ず、信じられない密床だった。

建築、アヌト、食。どれか䞀぀だけじゃなくお、党郚が重なっおいる街。

埌線では3日目・4日目の旅を曞きたした。石川県立図曞通、ひがし茶屋街、小さなセレクトショップやミュヌゞアムなど。よりディヌプな金沢を巡りたす。


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