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「おじさんの短パンはキモい」って、普通に差別では?

東京都で、 男性公務員の「夏場の短パン着用OK」というニュースを見かけた。

個人的には、

「まあ、この暑さなら合理的では?」

ぐらいの感想だった。

実際、 東京の夏って、 もう“根性で耐える季節”じゃない。

普通に危険な暑さだ。

だから、 熱中症対策として服装を軽くするのは、 むしろ自然な流れに見えた。

でも、 SNSやコメント欄を見ていると、 妙に引っかかる反応が多かった。

「中年男性の短パンはキモい」
「脚毛を見せるな」
「不快」
「性的に感じる」
「目のやり場に困る」

みたいなものだ。

しかも、 一部では、

「肌を露出すると相手を性的対象化してしまう」

という説明までされていて、 なんだか違和感があった。

いや、 それ、 男女逆なら絶対に許されないやつでしょう。

もし女性に対して、

「露出が不快」
「性的に見えてしまう」
「目のやり場に困るから控えてほしい」

なんて言ったら、 かなり強く批判されると思う。

「ボディシェイミングだ」
「服装の自由だ」
「見る側の問題だ」

って話になるはずだ。

でも、 相手が“中年男性”になると、 急に、

「キモい」
「見たくない」

を、 堂々と言っていい空気になる。

これは 普通に差別だと思う。


ちなみに、 僕自身も、 昔不動産会社で働いていたとき、 会社として夏場の短パンOKになったことがある。

最初は正直、

「いや、社会人として短パンはどうなんだ…」

と思っていた。

なんとなく、 “だらしない” “ラフすぎる” みたいなイメージがあったんだよね。

でも、 実際に一回履いてみたら、 もう戻れなかった。

快適すぎる。

特に真夏。

スーツや長ズボンって、 本当に暑い。

外回りや移動がある仕事だと、 体力の削られ方が全然違う。

だから今回の話も、 単なるファッションではなく、 「暑さ対策」「労働環境改善」の話として見ていた。

それなのに、 出てくる言葉が、

「キモい」
「見たくない」

なのは、 やっぱりちょっと異常だと思う。


例えばこれ、

「おばさんのノースリーブは肌がカサカサで見たくない」

なんて言葉、 テレビで堂々と流せるだろうか。

確実に無理だ。

大炎上すると思う。

「年齢差別だ」
「女性蔑視だ」
「ルッキズムだ」

と批判されるはず。

でも、 相手がおじさんだと、 急に“言っていい空気”になる。


つまり結局、 「露出が不快かどうか」ではなく、

“誰に対してなら言っていい空気なのか”

で、 社会の態度が変わっている部分があるんだよね。

だから本来は、 「自分が不快だから相手の服装を制限していい」 という方向に、 簡単に行かないほうがいい。

しかも今回、 目的はファッションではなく、 暑さ対策だ。

東京の夏なんて、 普通に危険レベルで暑い。

熱中症リスクを下げるために、 少しでも涼しい格好を認めよう、 という話でしょう。

それを、

「キモいからやめろ」

で止めようとする。

感情として思うのは自由だ。
でも、 それを“社会的に正しい批判”みたいに扱い始めると、 かなり危うい。

職場って、 本来は「見た目を鑑賞する場所」じゃなくて、 仕事をする場所なんだから。

男女平等を掲げるなら、

「女性の服装の自由」だけではなく、「男性の服装の自由」も 「男性の快適さ」や「健康面」も、 同じように扱うべきだと思う。

「女性には言っちゃダメだけど、おじさんには言っていい」

この空気感は、 かなり気持ち悪い。


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