40歳になって、少し分かってきたこと
20代や30代前半の頃って、 ずっと「正しさ」を探していた気がする。
正解はどこかにあると思っていたし、 ちゃんと整理すれば、 全部説明できると思っていた。
でも、 年齢を重ねるほど、 少しずつ分かってくる。
「正しさ」って、 突き詰めるほど発散する。
立場が違えば変わるし、 時間軸でも変わるし、 個人と社会でもズレる。
しかも厄介なのは、 どれも“ある程度正しい”こと。
だから、 全部を同時に扱おうとすると、 社会も、人も壊れてしまう。
若い頃は、 全部理解しようとしていた。
全部救おうとしていた。
全部説明しようとしていた。
でも今は、 「全部は背負えない」 ということが少し分かる。
だから人は、 「自分はどの正しさを扱うのか」 を決めて生きているのかもしれない。
技術を見る人。
感情を見る人。
業務を見る人。
社会全体を見る人。
全部は扱えない。
でも、 自分の担当するレイヤーなら向き合える。
そして、 それを少しずつ受け入れられるようになると、 不思議と人生はラクになる。
分からないと言える。
恥をかける。
昔の失敗も話せる。
若い人に教わることもできる。
「万能でいなければいけない」 から、 少し自由になれる。
40歳になって、 ようやく、 そんなことを少し思うようになった。
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