解剖博物館で命の重みを知る|バンコク
気になって行きたいと思っていた場所です。
シリラート医学博物館
俗に解剖博物館、死体博物館。
1年前にチュラロンコーン大学にある人体博物館に行きました。
瞳孔から入った展示物が網膜に焼き付き、それはそれで記憶に残る博物館でした。こちらに書いたので読んでみてね!
すくすくと理系に育った息子たちを連れて、誰も卒倒することなく見てまわることができました。
ここでみんな、免疫をつけたんですよ!
***
バンコクに住んでいた時から知ってはいたものの小さい子どもを連れて行くような場所ではないし、タイ人にとっても特に一般的な人が行くようなところでもないらしい。
そんなところ何しに行くんだ?って思われるようです。
学生さんとか、何かを学ぶ目的で博物館に行くという、いたって日本と同じような感覚だと思うのです。
観光地というわけではないので・・・
***
2025年の年末にバンコク市内の旅行に行きました。
行き先は息子と相談して決めました。
彼が一番に挙げたのが、シリラート医学博物館だったのです。
しかも初日に行きたいと。
おぅ、そうか。
気合い入ってるなぁ、と、私。
休館日に当たらないように、日程やホテルからの行き方を調べ、当日の旅程を考えました。
タイ語独学中の私は、せっかくだからタイ語の学習成果をここで発揮したい!
交通手段には船やバスを選択しました。
タクシーは最後の手段です。
***
チャオプラヤー川の東側からワットアルンを目指しました。
記念写真のをあちらこちらでとっている、素敵なタイの衣装をまとったカップルたちを眺めつつ。
一通り、あかつきの寺ワットアルンを散策してから、再び乗船しシリラート博物館へ向かいました。
なぜか船に乗るタイミングが2回とも出発間際で、慌ただしくお金を払いゲートを通過。
係員の人が、「待って!あと3人〜!」と叫んでいました。
私たちは小走りしてなんとか乗船。
会話のキャッチボールもあったのかなかったのか何なのか...
(時間がないなかスムーズに乗れたってことは、何も問題なくこなしていたのかしら…)
***
下船してから博物館までは少し歩きました。
目指す場所がどの建物かわかりにくかったんです。
やっと見つけた看板を頼りに、建物の階段を登って入り口に到着することができました。
料金体系が色々あり、受付の人が丁寧に説明してくれました。
(タイ語のリスニングはバッチリ👌)
大人でもなく小人でもない、なんと高校生料金があったのです。
もちろんタイ人価格、外国人価格も別々にありました。
持ちうるものをすべて提示したおかげで予定よりお🉐に入館できて、やった❣️
***
博物館は大きく3つのゾーンに分かれていました。
入館直後の一番近いゾーンは、とーっても寒かった🥶です。
お母さんのおなかで育つ胎児の成長過程が並んでいました。もちろん本物の標本が並んでいました。
残念ながら写真撮影は禁止でした。頑張って文字で書いていきます。
次のゾーンは・・・
ここからが怖いもの見たさに思わずもれそうになる声を・・・
口を手でふさいで歩きました。
ヒトの皮ふの厚み
筋肉の繊維
骨格
張り巡らされている神経
まぶたが閉じていてほんとよかった。
横たわったまるごとの人体の標本
棺桶ではなく薬品に漬かって保管されている
まじまじと見てしまう・・・
***
チュラロンコーン大学の人体博物館とは比べ物にならない標本の数。
部屋を歩いてすすんでも、次々にありとあらゆる身体の一部が
目に飛び込む。
私も息子たちも
「うっわ〜」「いぇ〜っ!」という
言葉になっていない感動詞がでまくりでした。
一方で
まじまじと見て、「スッゴイ!」「よくできてる!」と、一部感動した部分もありました。
そして
自分のからだと比べては
生きてるってすごいなぁー!!⤴と、
命の大切さありがたさをものすごく感じたのです。
***
医学の進歩のために自分の身体を標本に提供された方のがい骨標本が本人の顔写真と共にガラスケースに収められていました。
そこにタイならではのお供えのお花などが飾られていました。
ある人は病気で亡くなり、
ある人は事件に巻き込まれて命を落とした。
ある人は赤ちゃんのまま育つことなく、
この博物館にいる。
医学的な学びの場であると同時に、倫理的、道徳的な学びの場でもあると感じました。
***
息子たちと共にシリラート博物館を訪れるとこができてよかったです。
未来ある若者に
この日のことを忘れずに
命を大切に生きてほしい。
心の底から本気で思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
◆タイ語検定4級を受ける人におススメです。読んで損はないので一度立ち寄って行ってくださいね!
◆空港の展望デッキが癒しの空間に大変身!一度は行ってみてください。おススメです。
