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【CVP分析 Part➀】Cost・Volume・Profitの観点から、売上高や操業度の変化が利益にどのような影響を与えるかを分析する手法💴:エッセンシャル会計学 No.85

CVP分析は、原価を変動費と固定費に分ける
固変分解を前提とし、売上高、原価、利益の
相関関係を分析する手法となります💴
貢献利益率を用いて損益分岐点や
目標利益達成に必要な売上高を算出し
安全余裕率によって経営の健全性を測定します🌈
日商簿記2級では、直接原価計算との関連性を
意識しながら、数式モデルを正確に運用する力が
合格の鍵となりますので、本稿を通じて
しっかり理解を深めていきましょう🔥

日商簿記2級の工業簿記において
CVP分析は経営管理の要となる極めて
重要かつ得点源にしやすい分野であり
ここをマスターすることは
合格への大きな一歩となります🔑
本稿では、利益をコントロールするための
論理的な思考法を学び、実務でも即戦力として
活かせる意思決定の基礎を習得していきます。
日商簿記検定2級の合格を目指す皆様
会計や財務を体系的に学習したい方にとって
有益なコンテンツとなるよう詳述して
まいりますので、どうぞ最後までご愛読ください📗

CVP分析の基本概念と固変分解

CVP分析とは、Cost(原価)
Volume(操業度・販売量)、Profit(利益)
の関係性を分析し、利益計画の策定に
役立てていく手法になります🌟
この分析を行うためには、まず全ての原価を
売上高の増減に比例して発生する変動費と
売上高に関係なく一定額が発生する固定費に
分類する固変分解を行う必要があります。
工業簿記においては、製造原価だけでなく
販売費及び一般管理費も含めて、変動費か
それとも固定費かを判別することが求められます🔍

貢献利益と貢献利益率の数学的モデル

CVP分析の計算を支える最も
重要な概念が、貢献利益です💴
貢献利益は売上高から変動費を差し引いたもので
固定費を回収し、さらに利益を
生み出すための源泉となります!

売上高を$${ \text{S} }$$、販売数量を$${ \text{x} }$$
単位当たり販売単価を$${ \text{p} }$$
単位当たり変動費を$${ \text{v} }$$、固定費を$${ \text{f} }$$
営業利益を$${ \pi }$$とすると
損益計算の基本モデルは以下のように定義されます。

$${ \pi = ( \text{p} - \text{v} ) \text{x} - \text{f} }$$

このとき、単位当たり貢献利益は
$${ \text{p} - \text{v} }$$となり
売上高に対する貢献利益の割合を示す貢献利益率は
$${ \frac{ \text{p} - \text{v} }{ \text{p} } }$$、または
$${ 1 - \frac{ \text{v} \times \text{x} }{ \text{S} } }$$
という数式で算出されます🧮

損益分岐点売上高と目標利益達成売上高

損益分岐点とは、利益が$${ 0 }$$となる
地点を指し、このときの売上高を
損益分岐点売上高と呼びます🌟

数式では営業利益$${ \pi }$$を$${ 0 }$$とおき
$${ 0 = \text{S} \times \text{貢献利益率} - \text{f} }$$
を下記のように変形することで求められます!

$${ \\ \text{S} = \frac{ \text{f} }{ \text{貢献利益率} } }$$

また、特定の目標利益$${ \text{G} }$$を
達成したい場合には、固定費に目標利益を
加算した金額を貢献利益で回収する必要があるため
必要な売上高は下記の式で計算されます!

$${ \\  \text{S} = \frac{ \text{f} + \text{G} }{ \text{貢献利益率} } }$$

安全余裕率による経営状態の評価

経営の安全性を評価する指標
として安全余裕率があります。

これは、現在の売上高が損益分岐点売上高から
どの程度離れているかを割合で示したものです。

安全余裕率は以下の計算式で求められます。

$${   \\\frac{ \text{現在の売上高} - \text{損益分岐点売上高} }{ \text{現在の売上高} } \times 100 }$$

この式のインプリケーションとして
安全余裕率の数値が高いほど
売上高が減少しても赤字に転落しにくい
強固な経営状態であることを意味します📝

実戦演習問題:CVP分析

次の資料に基づき、損益分岐点売上高および
目標営業利益$${ 180,000 \text{円} }$$を
達成するために必要な販売数量を計算しなさい。

✅資料
製品単位当たり販売単価:$${ 800 \text{円} }$$
製品単位当たり変動費:$${ 500 \text{円} }$$
固定費:$${ 300,000 \text{円} }$$


解答と計算過程は下記の通りです🔍
まず単位当たり貢献利益を算出します。
$${ 800 \text{円} - 500 \text{円} = 300 \text{円} }$$

次に、貢献利益率を算出します。
$${ 300 \text{円} \div 800 \text{円} = 0.375 }$$

損益分岐点売上高は、固定費を
貢献利益率で除して求めます。
$${ 300,000 \text{円} \div 0.375 = 800,000 \text{円} }$$

目標営業利益$${ 180,000 \text{円} }$$を
達成するための必要販売数量$${ \text{x} }$$は
固定費と目標利益の合計額を
単位当たり貢献利益で除して求めます。

$${\\ ( 300,000 \text{円} + 180,000 \text{円} ) \div 300 \text{円} = 1,600 \text{個} }$$

したがって、損益分岐点売上高$${ 800,000 \text{円} }$$を
達成するための必要販売数量は$${ 1,600 \text{個} }$$です!

絶対に覚えておきたい重要事項と次のステップ

CVP分析の学習において最も重要なのは
直接原価計算による損益計算書の構造を
理解して勉強をしていくことです!
全部原価計算とは異なり、固定製造原価を
期間原価として処理する直接原価計算の仕組みが
CVP分析の土台となっています🌟
試験では、全部原価計算による営業利益と
直接原価計算による営業利益の調整計算
すなわち、固定費調整が頻出されます!
次のステップとしては、この利益調整の仕訳や
複数の製品を扱う多品種CVP分析
さらに最適セールス・ミックスの決定へ
と学習を進めてみてはいかがでしょうか😊

前回のお復習い🏷️

復習を大切にして、確実にインプットした
知識を自分の記憶に留めておきましょう!

【留意事項】
なお、本稿は日本商工会議所が公示する
「日商簿記検定試験における商工会議所簿記検定試験
出題区分表」
の内容に基づいて、出題範囲の理解促進を
目的として独自に作成されたものです。

  • 日本商工会議所および各地の商工会議所や日商簿記検定試験の実施機関とは一切関係ございません。

  • 出題形式や選択肢、解説は正確性・網羅性を完全に保証するものではありませんので、ご留意ください。

  • あくまで学習補助・理解促進の参考資料としてご活用ください。
    利用によって生じた結果や損害につきまして、制作者は一切の責任を負いません。

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な
知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって
とても重要であると感じています!
会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば
良いというわけではありません。

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけ
ではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に
所属している全て人にとって必須の知識である
といっても過言ではないからです!
世の中に存在する法人の大半は
営利団体として活動していると思います。
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し
事業活動を行い、会社は成長していくことを
本質的な目的にしていること
でしょう💴

私もサラリーマンとして、仕事をする上で
利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解しておく
必要があることを自覚しています!

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や
予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も
全て会計が関係しているのです👍

また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益が
いくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどの
インパクトをもたらしているのかを把握でき
より精密な予算作成も実施できるようになりますね💖
また、会計知識をベースに経済学や統計学と
いったデータと組み合わせながら
財務データ分析をしていくことで、数字に
対しても強くなり、定量的な分析に基づく
思考法やビジネスが行えるようになるでしょう✨

総じて、自身の会計の知識をより洗練していくことが
できれば、将来的に経営者の視点を手に入れることが
できると思いますので、新規プロジェクトに
アサインされたり、昇格のきっかけにも
なり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」を
中心に理解を深め財務3表とは何か?
これを見て何をどう判断するのか?などを
日常的に、考えていきたいですよね!
加えて、これからの時代は、グローバルに活躍できる
人材というのがより一層求められると思います!
「簿記は世界の共通語」である以上
会計の基礎はもちろん、ビジネス英語も
交えて知識をつけると、今後ますます
活躍できるフィールドが広がっていくことでしょう🌏

私が今後、定期的に投稿していく予定である
日商簿記2級&中小企業診断士
「財務・会計」対策講座
🧮
【旧:エッセンシャル会計学シリーズ】では
会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすく
アウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や
財務業務の目的、簿記の種類と特徴に
ついても詳しく掘り下げていければと思います💛

既に日商簿記検定2級合格には合格しておりますが
日々の仕事や将来的なキャリアに繋がる
学習内容である為、これからも簿記や会計の
勉強を継続していきたいと思います
🧮

ビジネスにおける財務情報の管理や
経営判断の基盤となる知識を身につけるため
最後までご愛読いただけると大変嬉しいです💖

参考文献・おすすめのテキスト📚

参考資料及びおすすめの参考書は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを拡充できるよう
努めて参りますので何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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