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【CVP分析 Part➁】営業量が変化したときに営業利益がどの程度変化するか等の指標を明らかにする経営分析手法🧮:エッセンシャル会計学 No.86

CVP分析は、原価を変動費と固定費に分けることで
売上・原価・利益の相互関係を解明する手法
です🌟
損益分岐点売上高や安全余裕率を把握することで
企業の安全性や収益構造を客観的に評価できます。
また、目標利益を達成するための必要売上高の
算定は、経営計画の策定において不可欠なスキル
となりますので、本稿を通じて一緒に学習し
理解を深めていきましょう💖

日商簿記2級の合格は、ビジネスにおける
数字の読み解き方を習得した証であり
管理会計の知識を身に付けることで
経営層に近い視点から企業活動を
捉えられるようになるでしょう👍
今回学習するCVP分析は、利益を
最大化するための意思決定に直結する
非常に強力なツールであり、工業簿記の
中でも特に実務的な価値が高い領域です!
日商簿記検定2級の合格を目指す皆様
会計や財務を体系的に学習したい方にとって
有益なコンテンツとなるよう詳述して
まいりますので、どうぞ最後までご愛読ください📗

CVP分析の基礎概念

前回の投稿の復習となりますが
CVP分析とは、Cost(原価)
Volume(販売数量・操業度)、Profit(利益)
の頭文字を取ったものであり
売上高や操業度の変化が利益にどのような
影響を与えるかを分析する手法でした!
この分析を行う前提として、原価を変動費と
固定費に分解する固変分解が必要となります📝
変動費は売上高に比例して増減するコストであり
固定費は売上高に関わらず一定額発生するコストです💴
管理会計上の損益計算書では、売上高から
変動費を差し引いて貢献利益を算出し
そこから固定費を差し引いて営業利益を求めます👍

CVP分析の計算公式と指標

CVP分析の基本モデルは売上高を$${ \text{S} }$$
単位当たり販売単価を$${ \text{P} }$$
販売数量を$${ \text{X} }$$、単位当たり変動費を$${ \text{v} }$$
固定費を$${ \text{F} }$$、目標利益を$${ \text{G} }$$としたとき
以下の数式で表されます。

$${ \\ \text{S = vX + F + G} }$$

また、売上高に対する変動費の割合を
変動費率$${ \text{r_v} }$$、売上高に対する
貢献利益の割合を貢献利益率$${ \text{r_m} }$$と
呼び、これらは$${ \text{r_v + r_m = 1} }$$の
関係にあることを念頭においておきましょう📝

貢献利益率は、売上高が1円増えたときに
利益がいくら増えるかを示す重要な指標と
なりますので、しっかり覚えておきましょう👍

損益分岐点と安全余裕率の分析

損益分岐点とは、利益がちょうどゼロになる
売上高または販売数量を指します。

目標利益$${ \text{G} }$$を0とした場合の
損益分岐点売上高$${ \text{S_{BEP}} }$$は
以下の計算式で導出されます。

$${ \\S_{BEP} = \frac{F}{1 - r_v} = \frac{F}{r_m} }$$

この損益分岐点が現在の売上高に対して
どの程度の位置にあるかを示すのが
損益分岐点比率となります📝

損益分岐点比率が低いほど、売上減少に
対する耐性が強いことを意味します。
一方で、現在の売上高$${ \text{S} }$$が
損益分岐点をどの程度上回っているかを
示す指標が安全余裕額であり
その割合を安全余裕率$${ \text{MS} }$$と呼びます。

$${ \\安全余裕額 = S - S_{BEP} }$$

$${ \\  \\MS = \frac{S - S_{BEP}}{S} }$$

安全余裕率は、売上高が何パーセント減少しても
赤字に転落しないかを表しており
企業の安全性を評価する上で極めて重要です💎

経営レバレッジ係数による感度分析

経営レバレッジ係数は、売上高の変化が
営業利益に対してどの程度の倍率で
影響を与えるかを示す指標です。
これは固定費の存在によって生じる現象であり
以下の数式で計算されます。

$${ \\ \\経営レバレッジ係数 = \frac{貢献利益}{営業利益} }$$

例えば経営レバレッジ係数が4の場合
売上高が10パーセント増加すると
営業利益は40パーセント増加することになります📝
この係数は損益分岐点に近づくほど大きくなり
売上高が増大して利益が蓄積されるほど
小さくなるという関係も覚えておきましょう💖

CVP分析の演習問題

以下の資料に基づき
損益分岐点売上高、安全余裕率、および
目標営業利益$${ \text{120,000} }$$円を
達成するために必要な売上高を算出しなさい。

✅資料
販売単価:$${ \text{1,000} }$$円
単位当たり変動費:$${ \text{600} }$$円
固定費:$${ \text{240,000} }$$円
現在の販売数量:$${ \text{800} }$$個


解答及び解説については以下の通りです!

まず、単位当たり貢献利益を計算します。
$${ \text{1,000 - 600 = 400} }$$円

貢献利益率は$${ \text{400 / 1,000 = 0.4} }$$となります。

✅損益分岐点売上高の計算
$${ \text{S_{BEP} = 240,000 / 0.4 = 600,000} }$$円

✅安全余裕率の計算
現在の売上高は
$${ \text{1,000 \times 800 = 800,000} }$$円です。

$${ \text{MS = (800,000 - 600,000) / 800,000 = 0.2} }$$

したがって、安全余裕率は
$${ \text{20} }$$パーセントとなります。

✅目標営業利益達成売上高の計算
$${ \text{必要売上高 = (240,000 + 120,000) / 0.4 = 900,000} }$$円

次のステップ

次のステップとしては、単一製品だけでなく
複数の製品を扱う「セールス・ミックスの分析」や
原価構成が変化した場合の「感度分析」へと
学習を進めてみてください。
これらは日商簿記2級の試験でも頻出であり
より複雑なビジネスモデルを理解するための
土台となることでしょう😊

前回のお復習い🏷️

復習を大切にして、確実にインプットした
知識を自分の記憶に留めておきましょう!

【留意事項】
なお、本稿は日本商工会議所が公示する
「日商簿記検定試験における商工会議所簿記検定試験
出題区分表」
の内容に基づいて、出題範囲の理解促進を
目的として独自に作成されたものです。

  • 日本商工会議所および各地の商工会議所や日商簿記検定試験の実施機関とは一切関係ございません。

  • 出題形式や選択肢、解説は正確性・網羅性を完全に保証するものではありませんので、ご留意ください。

  • あくまで学習補助・理解促進の参考資料としてご活用ください。
    利用によって生じた結果や損害につきまして、制作者は一切の責任を負いません。

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な
知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって
とても重要であると感じています!
会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば
良いというわけではありません。

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけ
ではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に
所属している全て人にとって必須の知識である
といっても過言ではないからです!
世の中に存在する法人の大半は
営利団体として活動していると思います。
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し
事業活動を行い、会社は成長していくことを
本質的な目的にしていること
でしょう💴

私もサラリーマンとして、仕事をする上で
利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解しておく
必要があることを自覚しています!

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や
予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も
全て会計が関係しているのです👍

また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益が
いくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどの
インパクトをもたらしているのかを把握でき
より精密な予算作成も実施できるようになりますね💖
また、会計知識をベースに経済学や統計学と
いったデータと組み合わせながら
財務データ分析をしていくことで、数字に
対しても強くなり、定量的な分析に基づく
思考法やビジネスが行えるようになるでしょう✨

総じて、自身の会計の知識をより洗練していくことが
できれば、将来的に経営者の視点を手に入れることが
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会計の基礎知識である「財務3表の理解」を
中心に理解を深め財務3表とは何か?
これを見て何をどう判断するのか?などを
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「簿記は世界の共通語」である以上
会計の基礎はもちろん、ビジネス英語も
交えて知識をつけると、今後ますます
活躍できるフィールドが広がっていくことでしょう🌏

私が今後、定期的に投稿していく予定である
日商簿記2級&中小企業診断士
「財務・会計」対策講座
🧮
【旧:エッセンシャル会計学シリーズ】では
会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすく
アウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や
財務業務の目的、簿記の種類と特徴に
ついても詳しく掘り下げていければと思います💛

既に日商簿記検定2級合格には合格しておりますが
日々の仕事や将来的なキャリアに繋がる
学習内容である為、これからも簿記や会計の
勉強を継続していきたいと思います
🧮

ビジネスにおける財務情報の管理や
経営判断の基盤となる知識を身につけるため
最後までご愛読いただけると大変嬉しいです💖

参考文献・おすすめのテキスト📚

参考資料及びおすすめの参考書は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを拡充できるよう
努めて参りますので何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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