つまらない世界にモテてどうすんだよ
新年早々、素晴らしいnoteを読んだ。
ざっくり言うと「好きな男性と付き合い始めたけど12日でフラれた。原因が分からないので、本棚の『下ネタ大全』を見られたせいだと思うことにした」というもの。
最後の二段落がとてもいい。
この件を受けて、私の結婚相手の条件に「下ネタ大全」で引かない人という項目が追加された。
これからもうちに大切に飾り、踏絵のようにこの本を使っていこうと思う。
「下ネタ大全」を買うような私を好きでいてくれる人がきっとどこかにいることを信じて。
僕はこれを読んで、とても嬉しくなってしまった。自分の書いた本を大切にしてくれる人がいるという事実も嬉しいし、この記事の結論がまさに僕の人生の方針と一致しているのも嬉しい。
世界にモテたかった頃
20代前半の頃、僕はとにかくモテたかった。女性にモテたかったのはもちろん、世界にモテたかった。みんなからチヤホヤされ、尊敬されたかった。だけどモテなかったので、世界を憎んでいた。ありふれた弱者男性だ。報われない愛はいともたやすく憎しみに転化する。
20代後半になると、モテたい気持ちが劇的に小さくなった。ある程度チヤホヤされて承認欲求が収まったのかもしれないし、単に歳を取っただけかもしれない。いずれにせよ、「世界にモテてもしょうがないな」と思うようになった。
というのも、世界はつまらないからである。より正確に言うなら、世界を構成する大半の人々はつまらないからである。
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