アクシデントと、キセキと
東日本と西日本の骨壺サイズが、こんなにも違うものなのか……
という純粋な驚き、素朴な疑問からこちらの記事を投稿しました。
しかし、こんなことは、まだまだ序の口レベルでした。
宅配便で一足早く実家の菩提寺に到着していた母の遺骨を徐に取り出し、本堂に運び、四十九日の法要を滞りなく済執り行い、いざ納骨という段になってアクシデントは起きました。
石材店さんがお墓の前面を外し、骨壺を納めるべく待機していましたが、サイズが大き過ぎて入り口に引っ掛かかり、どうやっても納骨することができないのです。
内部のスペースはじゅうぶんあるというのに。
これには、その場にいた一同が一様に途方に暮れました。
ご先祖様の骨壺はお墓の底に整然と並んでいましたが、すべてコンパクト。
広島の標準サイズです。
墓石に穿たれた丸い穴も骨壺に合わせたサイズなのです。
さぁ、どうする?
小さい骨壺をすぐに買いに走るべき?
お骨を詰め替えるしかないよね?
石材店さんには一旦お引き取り願い、後日また来てもらう?
どうする、どうする、どうすればいい?
思考は堂々巡り。
住職さんが、このあと法要がありますので…と仰り、取り急ぎ、骨壺をお墓の前に置いたまま、納骨のお経をあげてくださいましたが、ほとんど上の空。
しかし、住職さんは決して薄情なお方ではありませんでした。
たまたまお寺に来ておられた、別の石材店さんに声をかけてくださり、偶然にもトラックに骨壺が2つ積んであるとのこと。
交渉して、急遽譲っていただけることになりました。
地獄で仏とは、まさにこのことです。
なりふり構わず、ベンチの上に骨壺を3つ並べて、2つの小さい骨壺に一心不乱に分骨しました。
遺骨はすべて骨壺に納まり、無事に納骨が完了。
心の底から安堵しました。
冷や汗もののドタバタ劇でしたが、これも仏のご加護でしょう。
なんとかピンチを切り抜けました。
わたしにとっては奇跡と呼んでもいいほどの忘れられない日になりました。
その翌日は、義母の一周忌。
2日続きの法事で、どっと疲れました。
GReeeeN 『キセキ』
