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火葬と骨壺

昨年の春に義母が、年末には母が天国に旅立った。

義母の葬儀は広島市で、母は横浜市で行った。

葬儀は各宗派の流儀に則って執り行うので、地域差はそれほど感じなかったが、火葬後は大きく違っていた。

広島では主だった親族知人が長い箸でお骨を順番に骨壺に納める。
参列者の人数にもよるが、2巡から3巡ぐらいしたところで、小さな骨や灰は、職員の方がステンレス製のちりとりのような専用の道具で丁寧に集めて「残りのお骨は市のほうで丁重に合同供養いたします」と説明がある。

一方、横浜市では親族知人が一通りお骨を骨壺に納めると、職員の方がそそくさとちとりのようなものを出し、慣れた手つきでお骨を集めて残らず骨壺に納める。

火葬場からの帰り道、喪主として母の遺骨を両手に抱えて持ち帰ったが、そのずっしりとした重さに驚いた。

広島と比べると、何より骨壺の見た目、大きさが違う。

そこで少し調べてみた。


楽天市場より

これによると、東日本は7寸、西日本は6寸が一般的となっている。

たった一寸の違いか…と思ったが、こちらの表で容量を比べると、東日本は9430cc、西日本は5390ccと大きく違う。
広島市の場合はさらに小さく、5寸が一般的だという。

これだけ差があるのだから、
ぱっと見の印象も違うはずだ。


母の納骨、四十九日の法要は実家のお墓のある広島の菩提寺で行う。

以前から話には聞いていたが、わたしもついに宅配便を利用することを決意した。

昔のドラマや映画には白い布に包まれた骨壺を抱えて遺族が列車に乗り込むシーンがよくあった。

母の骨壺の入った段ボール箱がトラックの荷台で揺られる様を想像すると、何ともいえない気持ちになる。

(遺骨の宅配はゆうパックのみで可能とのことです)