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【内向型】急に仕事を振られても、前ほど腹が立たない。執着がゆるむと、少し楽になる

「これ、今日中でお願いします」

急に仕事を振られたとき、昔の僕は、まずイラッとしていました。

なんで今なんだ、なんで僕なんだ、って。口には出さないけれど。

それが最近、その反応が、前よりずいぶん小さくなっている。ふと、そう気づきました。

もちろん、今でもイラッとする日はあります。完全に消えたわけじゃない。

それでも、前は振られた瞬間にカッとなっていました。それが今は、まず「いつまでですか」と期限だけ確認して、いったん持ち帰れる。

その一手間を、置けるようになってきました。

ただ、怒らなくなったというより——どうでもよくなってきた、のほうが近いのかもしれません。


怒っていたのは、相手に期待していたから

昔の僕は、他人にも状況にも、けっこう期待していたんだと思います。

急に振られて腹が立つのは、
「もっと早く言ってほしかった」
「こっちの都合も考えてほしい」
そういう"こうあってほしい"を、握りしめていたから。

期待している分だけ、それが外れたときに腹が立つんだと思います。

前に、ある集まりの幹事をやったとき。みんな指示待ちで動かなくて、ひとりでカリカリしていました。でもあれも、「察して動いてくれるはず」と、僕が勝手に期待していただけ。

怒りの半分は、相手じゃなく、自分の中で作っていたのかもしれない。

「どうでもいい」は、いい意味の回避スキルかもしれない

じゃあ、どうして前ほど怒らなくなったのか。

たぶん、その"こうあってほしい"を、あまり握らなくなった気がします。

面白いのは、これ、頑張って手放したわけじゃないってことなんですよね。

「執着を手放そう」と意志で戦った時期もあったけど、あのときは全然うまくいかなかった。今回は、気づいたら重心が下がっていた、という感じ。

執着がゆるむのは、いい意味での"回避スキル"が上がることなのかもしれません。

いちいち反応して、自分の心をわざわざ波立たせにいかない。その手加減が、この最近で少しずつ、できるようになってきました。

我慢して抑えてるんじゃない。ただ、力が抜けただけ

念のため、言っておきたいことがあります。これは、我慢とは違うんです。

我慢は、圧力をため込んで強火にかけ続けるようなもの。いつか利子までついて返ってきます。

でも執着がゆるむのは、そもそもたまる前に、握っていた手がほどけている状態。だから、以前よりずっと楽なんですよね。

「怒らなくなった=冷めただけかも」と不安になる人もいるかもしれません。でも僕の場合は、冷めたというより、よけいな力が入らなくなった、のほうが近いです。

怒らなくなったのは、あなたが薄情になったからじゃなくて、よけいな期待を、少し下ろせたからなんだと思います。


最近、「昔ならここでイラッとしてたな」と思った場面、ありませんでしたか。

自分でもちょっと意外だった——くらいの、小さなことで大丈夫です。

そういう変化があったら、聞いてみたいです。


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