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はじめまして。環境省 環境創造室「良好な環境」推進チームです。—川のきらめき、潮の香り、地域の宝を未来へ

 「名水百選に選ばれた川のほとりで育った」
「磯の香りが好きで、その街に住み続けている」
そのような記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 私たちが日々の暮らしの中で感じている、自然の音や風景、香りは、地域ごとに異なる豊かな個性を持っています。

こうした「五感で感じる地域の環境」をどのように守り、次世代へつないでいくか。そのことを考え、政策として実行しているのが、私たち環境創造室です。

 このnoteでは、環境創造室の取組やその背景にある考え方を、現場に関わる室員の言葉でわかりやすくお伝えしていきます。今回は、環境創造室の設立の経緯と、現在進めている主な施策についてご紹介します。

1.「良好な環境」とは何か、なぜ重要なのか

川のせせらぎ、里山の緑、磯の潮騒、田んぼのカエルの声——。

環境省が「良好な環境」と呼ぶのは、数値やデータだけでは測れない、五感で感じる自然や文化のことです。

 環境省ではかねてから「名水百選」や「残したい日本の音風景100選」といった取組を通じて、保護区に指定されていない場所においても地域固有の環境の保全に取り組んできました。

それは単なる自然保護にとどまらず、地域のアイデンティティそのものを守ることでもあります。

 しかし近年、資金不足や担い手不足により、保全活動の継続が困難となる地域が増えています。いかに豊かな環境資源があっても、それを次世代に引き継げなければ少しずつ失われてしまいます。

こうした状況を踏まえ、環境省では「守る」だけでなく、

「活かすことで守る」——

良好な環境を地域のウェルビーイング向上、地場産業の振興、観光振興などと結びつけることで持続的に保全していくという考え方で、取組を強化することとしました。

2.環境創造室の発足(2025年7月)

 具体の取組を強化するため、2025年7月、環境省 水・大気環境局 環境管理課に「環境創造室」を設置しました。

水環境の保全と利活用を一体的に進めることで、良好な環境を活かした地域づくりを総合的に推進していく専門チームです。

室員は全国各地を訪れ、地域の方々と一緒にそれぞれの地域に合った取組を考えています。モデル事業の伴走支援や情報発信、関係者間のネットワークづくりなどを通じて、地域の取組を支えています。

 環境創造室の発足は、環境を「保全」するのみでなく、環境を「活用」することを通じて保全にも繋げるという政策の転換点となっています。このnoteも、室員が自ら執筆・運営しています。

3.主要な施策のご紹介

 環境創造室は現在、全国の地方環境事務所と共に、4つの事業を軸に全国各地の地域・団体の取組を支援しています。

(参考)令和8年度良好な環境の創出・活用推進事業の実施個所

(1)良好な水環境保全・活用モデル事業

 水環境の保全と活用を通じて、豊かな水辺の価値向上・地場産業の振興等の地域活性化に繋げていくためのモデル事業です。

▼良好な水環境保全・活用モデル事業 詳細はこちら

(2)戦略的「令和の里海づくり」基盤構築支援事業

 「藻場・干潟の保全・再生・創出」と「地域資源の利活用による好循環」、「多様な主体者との連携」を実現するための支援事業です。

▼戦略的「令和の里海づくり」基盤構築支援事業 詳細はこちら

(3)良好な環境を活用した観光モデル事業

 水・音・香り等の良好な環境(自然共生サイト、ラムサール条約湿地等を含む)を活用・磨き上げ(多言語化、ツアー造成等)することにより、インバウンド誘客の促進とウェルビーイングな観光地域づくりを達成するためのモデル事業です。

▼良好な環境を活用した観光モデル事業 詳細はこちら

(4)令和の名水づくり・里海づくり地域支援事業

 上記3事業に加え、地方環境局を通じた地域主体の活動支援を重層的に行うため、令和7年度補正予算により新たに実施した事業です。

(お知らせ)IDEAS FOR GOODに観光モデル事業の取組が掲載されました。

詳細はこちらの記事をクリック↓

4.水辺の環境活動プラットフォーム

 施策の普及啓発と地域間の情報共有を促進するため、2025年5月12日に「水辺の環境活動プラットフォーム」を開設しました。

🌊水辺の環境活動プラットフォーム

地域・行政・企業・団体が取り組みやイベント情報を共有できるウェブサイトです。会員登録(無料)により、情報の掲載・閲覧・関係者との交流が可能となります。無料のメルマガも配信中です!「活動のヒントを探したい」「他地域の取組を知りたい」といった方にご活用いただける場として、各地の連携のきっかけも生まれています。

🌱環境創造室SNS

また、令和7年10月にFacebook・X・Instagramの公式SNS3媒体を開設しました。室員が自ら投稿・運営し、モデル事業の最新情報や各地の水辺・里海の様子をリアルタイムで発信しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 良好な環境は、地域の豊かさを支えるとともに、産業・文化・教育にも広く関わる地域の貴重な資源です。

 ー環境を「守る」だけでなく、「活かすことで守る」
次このnoteでは、今後も各地の取組事例や現場の声、「良好な環境」に関するコラムなどを発信していく予定ですので、身近な水辺や地域の環境に少しでも目を向けていただけたら、私たちにとって何より嬉しいです。 

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