見出し画像

えっ?まさかの高市早苗さん、首相になれない?いつも繰り返される自民党VS自称改革派のグダグダを一応書き残しておく(笑)

総裁選の総括よりも先に、これに触れておきたいと思う。

「日本初の女性首相・高市早苗の誕生」

かと感慨深く思っていたが、にわかに雲行きがおかしくなってきた。ひょっとすると、国会での首班指名投票で、別の人が選ばれてしまうんではないの?ということだ。

まず、連立パートナー・公明党がぶちぎれた。なんでぶちぎれたかが重要だ。

正直、靖国神社参拝と外国人排斥ならば、高市氏が一言「そんなことはしません」で終わりだ。問題ない。だが、「裏金議員の排除」「企業団体献金の規制」は、簡単じゃない。

特に、裏金については、高市氏が総裁選時から「解決済み」とし、すでに党役員人事で萩生田光一氏を幹事長代理に内示済み。

内示とはいえ、党の人事を他党に言われて撤回するわけにはいかないよね。それに、首相就任後の組閣でも、裏金議員の起用なしに組閣できないんじゃないの?

それに公明党の支持者。特に創価学会の婦人会を甘く見てはいけないよね。自公連立は20年に近くなり、切っても切れない中。だが、それゆえにこそ、支持者の恨みが根深いともいえる。

「安保法制」など、平和の党を標榜する公明党をないがしろにするような政策を、自民党は実現し続けてきた。公明党は、

「自民党の歯止めになる」

と言い続けながら、実際に歯止めになってきたかは疑問。むしろ、自民党の政策を実現させる「触媒」となってきたようにもみえる。それを支持者は、深いストレスを抱えながら耐え続けてきたわけだ。

公明党支持者は、池田大作氏が存命だった頃ほどではないにせよ、上釜いじれば従う「上意下達」の組織文化だ。上が自民党に協力というから、皆、従ってきた。それゆえに、黙って耐えるストレスは、想像以上に大きい。

そして、そのストレスは、自分たちのせいではない「自民党の裏金問題で議席を減らすという結果が続くことで、頂点に達したといえる。

自民党が、公明党を納得させるのは難しいのかもしれない。。。。

加えていえば、公明党は「維新とは組むな」とも言っているらしい。いろいろ遺恨があるし、政策がまったく異なる維新と一緒にはできないということだ。

とはいえ、自公で衆参両院で過半数割れの苦境で、自民が新たな連立パートナーを探さないわけにはいかないわけで。非常に難しい状況だ。

次に、その日本維新の会である。なんと、立憲民主党と突如協議を始めた。昨年11月の衆院選以降、ほとんど歩み寄ることがなかったのが変わったのは、維新の連立入りが消えたからだ。

維新は、小泉進次郎氏が総裁選に勝つことを前提に、小泉氏を万博に招いて「接待」をした。維新の幹部は、「大臣になりたがっている」ようにみえるほど、連立入りに前のめりだった。

ところが、総裁選で小泉氏が敗れ、高市氏が勝利すると、維新連立入りの話は消えた。このまま維新は黙っていると思われたが、突如反転して、立民との交渉をスタートさせたのだ。

立民と維新の協議では、どうも国会の首班指名の投票で

「玉木雄一郎」

に投票するという方向でまとまり、国民民主党に打診するという。

国民民主党側は、この話に現状、のけぞっているという(笑)。高市氏の総裁選勝利で、維新が連立パートナー候補から後退して、さあ自民党とできるだけいい条件で交渉しようと思っていた時だ。

しかし、公明党がもし連立離脱すれば、国民民主党が連立入りしても衆参過半数には届かず、少数与党のままだ。政策実現の実績を積み上げることが重要な国民民主にとって、メリットが薄くなる。逆に、立民などが政権に対して攻勢に出れば、面倒な交渉に巻き込まれることになる。

その上、国民民主党の支持母体・連合が自公連立入りに反対だ。

こういう状況で、今起こりつつあることは、結局

「玉木雄一郎をめぐる与野党の綱引き」

ということになる。これは私、昨年の衆院選前からずっと言ってきたことだ。

結局、状況は次々と変わるのだけれども、この90年代の「政治改革」の時代の細川護熙政権誕生時の構図が再現するかどうかって状況にあるということだ。

あの時は、細川護熙氏を自民党と野党側が奪い合った。自民党は細川氏に首相の座は譲れない。野党側はなんせ小沢一郎だから、ためらいなく「あなたが首相」と細川氏に言った。そして、細川氏は野党側に着いた。

今回は、もし公明党が連立離脱すれば、立民・維新が「玉木」と言っているのだから、首班指名はどうなるかわからない。

自民党側は玉木氏に首相の座は譲れない。一方、野党側は玉木首相と打診するだろう。あの小沢氏が健在でもあるしね。

そうなると、玉木氏がどう考えるかということになる。

自民党に入れば、すぐに首相にはなれないが、次第に「自民党・玉木派」になり、首相の座を狙っていく。それよりも、首相になれるかすらバクチだし、首相になっても短命かもしれない。それでも野党に乗り、自民党と対決して日本政治を変えることを目指していくか。

私はつくづく思うのだけれど、日本政治、結局やってることはずっと同じだなと。

自民党と本当に対立して日本政治を変えるんだといいながら、結局「自民党を中から変える」と屁理屈を言い出して、「寄らば大樹の陰」で埋もれていく。何人、そういう「自称改革派」をみてきたことか。

石破氏なんて、見事な典型例。そして、今回だってあてになりはしない。公明党が、結局自民党に突き付けた要求をあやふやにして、連立にとどまるかもしれん。玉木氏が「自民党とともに行動し、自民党を変える」とか言い出すかもしれん。

むしろ、そっちの可能性が圧倒的に高い。

私が言いたいことは、日本政治の「自民党VB改革派」の構図は、いつも同じだなあということ。そして、あと少しの勇気と覚悟があれば、自民党をぶっこわすことができないわけでもなさそうなのに、それはないんですよねえ、という嘆息です。

気が付けば、なにも問題なく高市早苗首相が誕生しているかもしれないので、その前に、メモ書き程度に残しとこうと思います。





いいなと思ったら応援しよう!