石破茂はなにと闘っているのか:延々とグダグダ劇が続いていて、何も書けんので、とりあえず自分の過去論考を並べてみました(笑)。
長々としたタイトルすみません(笑)。
石破茂首相はやめさせられるのか、やめないのか、自民党総裁選の前倒し実施はあるのか、ないのか、グダグダ劇が続いてますな(涙)。
この問題、私はすごい前から、それこそ2017年の総選挙で野党がバラバラになった時から、あの時は「なに言ってんのさ」とバカにされましたが(笑)、ずっと一貫して書いてまいりました。
ほんとは、しっかり事が決まってから書きたいのだが、延々とグダグダやってるから書けない。その間に、みなさまから見捨てられて、誰も来なくなっているので、とりあえずつなぎとして、この問題についての過去論考を並べてみとこうと思います。
たぶん、ああ、こういうことなのねと、理解が深まると思います。ほんとかな?(笑)
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ここから始めましょうかね。2017年11月の衆院選と野党分裂、それからの日本政治の方向性について。
画像が細野豪志さんというのがいいねえ(笑)。
ここでは、今後は「分極的一党優位制」(事実上の自共連携)と「穏健な保守中道二大政党制」のどちらを選ぶか、という争いになると論じた。今の対立軸はまさにこれですよ。石破辞任を巡る政局は、今後、自民党内に焦点が当たってるが、極右(保守)・極左の分極政治になるか、穏健な中道層による政治になるかの争い。
2018年5月。
国民民主党は立憲民主党(当時、共産党との野党共闘路線)と組まず、中道路線を目指せと説いた。間違いなく、それでよかったよな。
2018年8月。
これは当時もよく読まれたし、石破首相が誕生した時も、リバイバルでよく読まれた(笑)。今の政局のコアともいうべき論考。石破首相の、一貫した「反安倍」の姿勢の意義を論じたもの。
2018年9月。
石破首相は、「党内野党」に徹したからこそ、自民党の危機に首相になることができた。まあ、安倍晋三に媚びた岸田文雄が先に首相になったからね、そこは、政治は複雑怪奇ということですな(笑)。
2019年8月。
石破首相が何度挑んでも勝てなかった「安倍一強」の秘密と、自民党の伝統的な強さの秘訣。保守を抑えて中道の野党支持層を奪う。
「中原に覇を唱える」ではないのだが、日本政治で(いや、世界中の民主主義国でか)「中道」を抑えることがいかに大事かを示している。
ただし、安倍を信じた政治家たちは、その秘訣を理解せず、いきすぎた右翼のスタンスを取るようになり、徐々に自民党の強さを壊していったんですな。
2019年11月。
同じく、安倍政治の爛熟を論じたもの。この
「政治家が国民を信頼していない」
という見方は、ずっと主張してきたが、今の日本政治をみる時に絶対に失ってはいけないもの。皆、よってたかって「政治家が悪い」といい、罵声を浴びせ続けているが、そんな国民は政治家にどうみられているのか?
2020年1月。
安倍政権の強さと、英ボリス・ジョンソン保守党政権の強さを同質のものと分析。保守を抑えて、中道層を総取りし、労働党の基盤まで崩した、ボリスのポピュリズム的手法ですね。その後、コロナ禍の最中に首相官邸で人集めてビール飲んで辞任。
保守党は中途半端に右傾化し、中道の支持を失った上に、極右Reform UKに保守基盤を食われて政権から転落。そのあたりも、自民党保守層の崩壊、参政党の台頭と相似形だ。
2021年9月。
石破首相は出馬できなかった。だが、その愚直な姿勢が、のちに効いてくることになる。
2021年11月。
「中道に覇を唱える」の政治のセオリーから真逆に行った、立憲民主党は結党自体が間違いだった。立民を結党して、ゾンビのような左派を救った枝野幸男の行動は、日本政治の進歩を約10年遅らせた「万死に値する愚行」だと思います(笑)。
泉健太代表(当時)は、そのへんの苦しさはわかっていて、経験不足ながらまじめにがんばったと思いますよ。よく野田佳彦代表の「中道保守」路線につないだ。必ず次がある政治家。研鑽を積んで備えてください。
2022年1月。
このあたりが、のちの「社会安定党」VS「デジタルイノベーショングループ」という、「新しい対立軸」についての私の主張の源流かな。
2022年7月。
参院選。あいかわらずの立民・共産の「野党共闘路線」の無残。まだ、その愚かさに気づかない。だが、選挙期間中の「安倍元首相暗殺」が大きく日本政治の潮目を変えることになる。
2022年7月。
2022年8月。
先月の大和日英基金の講演でまとめましたが、自民党保守派と旧統一教会・日本会議など保守支持層の関係が、保守派の崩壊によって弱体化した。支持すべき勢力を失った保守支持層が参政党支持に移ったのが、今年7月の参院選での参政党台頭の一因だ。
2023年4月。
ここで、政治の対立軸が「保守vs革新(リベラル)」の「ネオ55年体制」ではなく、「社会安定党vsデジタル・イノベーション・グループ」になっていくことを出した。「政治の内側の争い」から「政治の内側と外側の対立」になっていうということだね。
この頃は、まだ維新への期待があったんだけど(笑)。
2023年8月。
泉代表(当時)に、共産党と完全に縁を切って、野党共闘を推進していた小沢一郎氏と決別して、党を割って中道路線へ舵を切れと説いた。ところが、小沢氏の方が先に、野田佳彦氏と組んで「中道保守」に移ってしまった(笑)。
2024年1月。
ホリエモンさんのアベマでの発言を取り上げた。
ポピュリスト的なリーダーを、富裕層、インフルエンサー、起業家などが付けば、政治・社会に劇的な変化を起こせる。
2024年2月。
「社会安定党vsデジタル・イノベーション・グループ」の「新しい対立軸」の前段階として、「シン・野党連合」というアイディアを提示した。立憲民主党、国民民主党、日本維新の会の中道野党連合だ。どうして野党は一緒になれないのかねえ。
小池百合子東京都知事への期待も、まだ少しあった(笑)。小池知事中心の「希望の党」の復活のイメージもあったからね。
この段階では、まだ立民は共産党との共闘と中道路線の間で揺れていた。共産党との共闘の間違いに気づくのは、東京都知事選になる。
枝野による立民結党の罪深さだよ(涙)。
2024年7月。
東京都知事選で、野党共闘が推した蓮舫氏が、小池知事のみならず、石丸伸二前安芸高田市長にも敗れるという言惨敗を喫し、ようやく立憲民主党は目を覚ますことになった。
リアリストの辻元清美氏が中道現実路線に転じ、小沢一郎氏も野田佳彦氏に急接近していった。
既存政党に不満というのを超えて、既存の政治・社会の秩序そのものを破壊する存在、「政治の外」の存在が無視できなくなったのが、この東京都知事選。まだ、石丸、安野、暇空は本命じゃない、と思った。ただ、その後出てきた神谷もまだ本命とは違うような。
しかし、東京都知事選は、ドトールコーヒーの創業者の支援を受けた石丸伸二氏が2位に入る大躍進。これは、「ポピュリストたちにセレブが乗ってくると、大きな勢力に化ける」という理論を始めて実証した選挙になった。
2024年8月。
「石丸信二現象」のショックは大きく、立憲民主党は、野田佳彦元首相が代表に就任。共産党との共闘路線を捨てて、「中道保守」路線を打ち出した。党首討論では、「安全保障は岸田内閣を踏襲」とまで発言した。
2024年9月。
現在、保守派の希望となっている高市早苗氏。しかし、「保守政治家・高市早苗」とは「虚像」でしかない。保守派は彼女に頼ると、思い切り裏切られるだろうね。
あらためて、石破首相が「反主流」を貫いたことの意義を論じた。政治家に限らず、人生、時には「反主流」でいることも大事。
2024年10月。
選挙中から選挙後の論考だけど、選挙後の政界の枠組を考えた。これまで、「安倍一強」の時期に始まった、右翼と左翼が激しく対立する政治、それが安倍自民党と共産党の利害が一致したものだった事実上の「自共連立」から、穏健な中道右派・中道左派の「コンセンサス政治」が始まっていくだろうと論じた。
これは、まだ今でも試行錯誤が続いている段階だ。だが、今後、米ドナルド・トランプ政権が、対日外交の焦点を「関税」から「安全保障」に移していくことなると思うが、その時、与野党の「コンセンサス政治」が始まるだろう。つまり、
「コンセンサス政治は安全保障から始まる」
ということだ。
2025年2月。
石破首相の側近、細野豪志さんに読んでいただいたんですけどね。参院選後は前向きに考えたいみたいなコメントを頂いたが、今は、それどころじゃないですね(笑)。
でも、首相が誰になろうとも、今後はこういう方向性に向かっていくだろう。
「シン野党連合」の実現は遠い(笑)。くだらない過去の恩讐の数々にこだわって一緒になれないが、国民からすれば、どうでもいいことだと野党は知るべきだよ。
政局は、野党が一緒になれるかから、自民、立民の大連立(?)に徐々に焦点があたっていくことになった。
この論考であらためてまとめたように、与野党の幹部は若手の頃に政治改革の経験をした「細川門下」が揃っている。それは、自民党内の保守・中道の間よりも、ケミストリーが合っている。
2025年7月。
そして、参院選。自民党の保守派の基盤は参政党に奪われた。自民党は包括政党ではなくなり、中道政党になり、中道野党のコンセンサス政治に向かうか。保守が主導権を握り、野党と罵声を浴びせ合う「安倍政治リメンバー」となるか、ということですね。
長々、お付き合いいただきありがとうございました。
尚、現在の政治状況は、以下の講演にまとめてます。
2024年12月
2025年7月末。
さあ、どうなりますかね(笑)。
これ、一冊の本にまとめられそうだな。どなたか編集者さん、買いません?(笑)。
それでは、またね。
