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心にうつりゆくよしなしごとを……288~292.

割引あり

288.当たれ!宝くじ  

年柄年中 働いたって
ちっとも金は たまんねぇ
借金ばっか 増えるだけ
当たれ! 宝くじ  当たれ! 宝くじ 当たれ! 宝くじ  当たれ! 宝くじ
今度こそ 俺の番だぜ

~当たれ!宝くじ 歌:憂歌団 作詞:木村 秀勝  作曲:木村 秀勝~より

 あるメンタルトレーナーの先生が言った。
 「宝くじを買う人は、仕事で何億円も稼ぐことができません。宝くじを買うという行為が、稼げる自分を否定することになるからです。それに第一、宝くじが当たってしまったら、稼ぐ楽しみがなくなってしまうじゃないですか。だから私は宝くじを絶対買いません!ハハハハハ!」
 それを聞いた私は思った。
 「先生、そりゃ先生の傲慢ってもんですよ。そりゃあね、先生は商売人だから、仕事がうまく行ったら億の金も稼げるでしょうよ。ですけどね、先生、我々普通の勤め人は、どれだけ昇進、昇給したところで、そんなに給料が上がるもんじゃないんですよ」
 僅かのお金で宝くじを買う。買ってから当選日までワクワクしながら待つ。このソワソワ、ワクワクしてる間が実にいい。当たったら家を買い替えて、車を買って、旅行に行って、いくらくらいは運用に回して……と、取らぬ狸の皮算用をする。それが堪らないじゃないか。
 先生、おたくも一流のメンタルトレーナーなら、こう言ってくださいよ。
 「宝くじを買うのもいいことです。楽しみを持つということはメンタルにとてもいい。生活に張りが出る。元気が出る。何といっても宝くじには夢がある。皆さん、いいですか、宝くじというのはですね、お金を当てに行くんじゃないんですよ。夢を買いに行くんです!夢には絶大な力があるんです!」
 当たれ!宝くじ!!!

~番外編(お知らせ)~ 
~創作大賞2026エッセイ部門エントリー作品~

289.いいカッコしようとすると 

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