🔑 第10の扉|「あの人は私を嫌っている。」……ほんとにそう?── 感じたことと、私がつくった物語
📖 読む時間:約10分
✍️ ワーク:約10〜15分
📅 更新日:2026年7月30日
🌿 はじめに
今日も、この時間を選んでくださり、ありがとうございます。
ここは、
誰かの正解を探す場所ではありません。
あなた自身の感じ方を、
大切にする時間です。
ここまでの旅で、
あなたは少しずつ、
自分の心の声を聴けるようになってきました。
比べてしまう理由。
感情の奥にあった願い。
あなただけの幸せ。
そして、
あの頃の自分との再会。
ここまで歩いてきたあなたなら、
もう気づき始めているかもしれません。
苦しみは、
出来事そのものから生まれるとは限らないことを。
今日は、
そのことを、
あなた自身の心で感じてみる時間です。
🌬 イマココが全て
楽な姿勢で座ります。
ゆっくり目を閉じても、
閉じなくても大丈夫です。
まずは、
長く息を吐いてみましょう。
身体の力が、
少しずつ抜けていくのを感じます。
鼻から4秒かけて吸います。
2秒止めます。
8秒かけて、
ゆっくり吐きます。
この呼吸を3回繰り返します。
呼吸が整ったら、
胸にそっと手を当てます。
そして、
ゆっくり3回、
唱えてみましょう。
「イマココが全て。」
「イマココが全て。」
「イマココが全て。」
今、
あなたは何を感じていますか。
何も感じなくても大丈夫です。
その感じ方を、
今日も大切にしていきましょう。
🌿 心は、とても早く答えを出します
誰かから返信が来ない。
挨拶を返してもらえなかった。
家族が少し不機嫌そうだった。
そんな出来事があると、
心はすぐに動き始めます。
「嫌われたのかもしれない。」
「私が悪かった。」
「また失敗した。」
でも、
その言葉が浮かぶ前、
あなたは何を感じていたでしょう。
胸がぎゅっとした。
寂しかった。
不安になった。
悲しかった。
怖かった。
もしかすると、
最初にあったのは、
考えではなく、
感じたことだったのかもしれません。
今日も、
ひとつだけ問いを届けます。
「ほんとにそう?」
🌿 感じたあとに、心は物語をつくります
私たちは、
何かを感じると、
その理由を探そうとします。
どうして苦しいんだろう。
どうして悲しいんだろう。
そして、
心は一つの答えをつくります。
「きっと嫌われた。」
「私は大切にされていない。」
「私には価値がない。」
その答えは、
本当に起きたことだったのでしょうか。
それとも、
傷つかないように、
心が一生懸命つくってくれた物語だったのでしょうか。
その物語が悪いわけではありません。
それは、
あなたを守ろうとしてきた心の優しさでした。
だから、
今日はその物語を消すのではなく、
その前にいた、
小さな気持ちに会いにいきましょう。
🌿 相手は、何を映してくれたのでしょう
誰かの言葉に傷つく日があります。
誰かを見て、
腹が立つ日があります。
誰かを見て、
うらやましくなる日もあります。
そんなとき、
私たちは相手を見ています。
でも、
少しだけ、
自分にも問いかけてみませんか。
私は、何を感じたんだろう。
どうして、
この出来事が、
こんなにも心を動かしたんだろう。
相手を責めるためでも、
自分を責めるためでもありません。
相手を通して見えてくるものがあります。
その人が映してくれたのは、
あなたの中にある、
まだ言葉になっていない気持ちかもしれません。
寂しさ。
悲しさ。
怖さ。
悔しさ。
「わかってほしい。」
「認めてほしい。」
そんな小さな願い。
相手を知ることよりも、
その出来事を通して、
自分を知ること。
それが、
今日の扉です。
✍️ 今日のワーク
今日は、
考え方を変えるワークではありません。
感じたことに戻るワークです。
ノートを用意してください。
STEP1|心が動いた出来事を書く
最近、
心がざわっと動いた出来事を一つ思い出してください。
大きな出来事でなくても構いません。
その出来事を書いてみましょう。
STEP2|その瞬間、私は何を感じた?
出来事を思い出しながら、
まず身体に聞いてみます。
胸はどうでしたか。
喉はどうでしたか。
お腹はどうでしたか。
肩はどうでしたか。
そして、
心は何を感じていましたか。
寂しかった。
悲しかった。
怖かった。
悔しかった。
安心したかった。
どんな小さな感覚でも、
そのまま書いてください。
STEP3|そのあと、心は何と言った?
次に、
その感情のあとに浮かんできた言葉を書いてみます。
「嫌われた。」
「私はダメなんだ。」
「どうせ私なんて。」
浮かんだままで大丈夫です。
否定しなくても大丈夫です。
それは、
あなたが感じたことではなく、
あなたを守ろうとしてきた心がつくった言葉だったのかもしれません。
STEP4|ほんとにそう?
最後に、
その言葉を眺めながら、
静かに問いかけます。
「ほんとにそう?」
これは、
私が感じたことだろうか。
それとも、
私がそう思ったことだろうか。
その違いを、
少しだけ感じてみてください。
答えは急がなくて大丈夫です。
🌙 第10の扉が伝えたかったこと
今日、
あなたは、
考え方を変えようとはしませんでした。
前向きになろうともしませんでした。
ただ、
自分が何を感じていたのか、
そこへ耳を澄ませました。
私たちは、
感じるより先に、
考えることを覚えてきました。
だから、
苦しいときほど、
心の中には、
たくさんの言葉が浮かびます。
でも、
その言葉の奥には、
いつも、
感じているあなたがいます。
その小さな声に気づけたとき、
少しずつ、
自分との距離が近づいていきます。
誰かを見ていたと思っていたら、
本当に会いたかったのは、
あなた自身だった。
そんなことも、
あるのかもしれません。
🌱 今日からの一週間
この一週間、
誰かの言葉や態度に心が動いたら、
すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
まず、
自分へ問いかけてみてください。
「私は今、何を感じている?」
そして、
もう一つ。
「この出来事は、私の心の何を教えてくれているんだろう。」
答えが見つからなくても構いません。
その問いを持つことが、
少しずつ、
あなたを、
あなた自身の心へ連れていってくれます。
🌱 次は、第11の扉へ
次の扉では、
「受け入れる」という言葉を、
もう一度見つめ直します。
受け入れるとは、
我慢することなのでしょうか。
あきらめることなのでしょうか。
それとも、
もっと優しい意味があるのでしょうか。
その答えも、
誰かが教えるものではありません。
あなたの感じ方の中にあります。
今日も、
あなたへ、
ひとつだけ問いを届けます。
「ほんとにそう?」
その問いは、
誰かを変えるためではありません。
あなたが、
あなた自身を感じるための問いです。
それでは、
第11の扉でお会いしましょう。
心からの感謝を込めて。
ゆきよ 🌿
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