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NHK『映像の世紀バタフライエフェクト 中南米とアメリカ 因縁の60年』

『映像の世紀バタフライエフェクト 中南米とアメリカ 因縁の60年』録画しておいたのを視聴。

私はスペイン史と中南米史を大学で囓っていたので、アメリカを中南米という補助線を引いて見てきた。チリ、アルゼンチン、ニカラグア、パナマなど、中南米諸国が親米派の軍事政権によって民主主義や労働運動が弾圧されていた80-90年代を人権の視点で見ていた。

なので、日本で報道される中南米のニュースがたいていアメリカ経由であることにずっと、ずっと歯がゆさを覚えていた。

年初の米国によるベネズエラ大統領拉致と空襲が衝撃的だったあまり、今年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』は初回から集中できず、リタイアしてしまったなぁ……さらにはイラン侵攻もあり、戦国時代をエンターテインメントで消費する気分になれないでいる。

80-90年代に中南米を親米軍事政権が席巻する様を注視してきた者として、米国がSOA(School of Americas)という軍事教練学校で中南米出身者を親米派の軍人に養成してきたことを正面から取り上げた今回の番組に、拍手を送りたい。アムネスティ・インターナショナルは長年、中南米の広範な人権侵害に組織的な背景を示唆してきたが、CIAが関与しただけではなく、SOAで教育された親米派軍人たちがやってきたことと理解した。

NHKの担当ディレクターの見どころ紹介も参考に。

追記。関連するサイトをリンク張っておこう。


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