見えない「風」を写す。感じる風を届ける
風は見えない
でも、私たちは風を感じる
そよそよ……
ふわり……
さらり……
頬をなでる優しい風
びゅうっ
ごうごう
時には、力強く存在を知らせる風
姿は見えないのに
木の葉が「ざわざわ」と揺れ
稲穂が「さらさら」と波打つ
風は、そこにいる
写真でも、風そのものを撮ることはできない
だから写真家は、風が残した「証拠」を写す
揺れる稲穂
なびく草
舞い上がる葉
水面に広がる波紋
夏と放し飼いさんは、稲穂の揺れを白黒写真で表現していた
カラーをなくすことで
白、黒、そしてその間にあるグレーの濃淡が
風の動きを想像させる
光と影が織りなす模様
稲穂の流れる方向
一瞬を止めるのか、 あえてブレを残して動きを見せるのか
写真の技法によって
「そよそよ」とした風にも
「びゅうびゅう」と吹き荒れる風にも見える
風を撮るのではなく
風が通り過ぎた瞬間を撮る
それが写真の魅力なのかもしれない
そして、ふと思う
藤井風くんの音楽も、どこか似ている
音楽は見えない
歌声は心に届く
メロディーが「ふわり」と心に入り 時には「びゅうっ」と人生を動かす
稲穂を揺らす風
写真で感じる風
心を揺らす音楽の風
見えないものを表現するって
なんて素敵なんでしょう
見えないからこそ、想像できる
見えないからこそ、感じられる
今日、あなたの周りには どんな風が吹いていますか?
↓夏と放し飼いさんブログ

