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世界のビール(2)アメリカのデシューツ

こんにちは。ビール大好き、アラ還エールハンターのホタテマンです。

前回の第1回はこちら↓


さて、今回紹介するのはアメリカはオレゴン州のベンドにあるデシューツ・ブルワリー Deschutes BreweryのIPAバラエティパック。IPAとはIndian Pale Aleの略。ここで少しビールのお勉強をしてみよう。

ビールには大きくエールとラガーの2種類がある。(厳密には天然酵母で作る第3のタイプも存在するが、絶滅危惧種。)

ビールを構成する4つの素材は。。。

麦芽
ホップ
酵母

先ず、麦を水に漬けて発芽させる(これがモルト)。そしてホップを入れて味を付け、酵母を使って発酵させる。酵母は糖質を食べてアルコールと炭酸ガスを作りだす。要するに、ビールとは酵母と言う微生物のうんこであるアルコールとおならである炭酸ガスだと言っても過言ではない。

ここからがポイント。酵母が発酵する時の温度が高い(常温)環境では酵母が上面に集まるので上面発酵と言い、5度前後の低温で発酵させると今度は酵母が底に沈むので下面発酵と言う。因みに上面発酵の期間は3~4日、下面発酵は7~10日が目安。

そしてそのまま熟成させてしまうと酵母がどんどんアルコールを作ってしまうのでこのタイミングで酵母を除去する。その方法も熱処理にて酵母を殺す方法が一般的だったが、技術革新のおかで最近はろ過する方法が多く採用されている。ろ過タイプが生ビールである。この方が風味が残って個性が出るので好まれている。

もうそろそろお気づきだと思うが、上面発酵がエール、下面発酵がラガーになる。そしてエールの方が歴史が長い。

エールにもいろいろあり、有名なところではペールエール、IPA、スタウト、ヴァイツェン等。今回紹介するデシューツはIPAなのでエールになる。しかもIPAのPAはペールエールなのでその仲間。IPAとペールエールの違いはIPAの方がホップを多く使い、アルコール度数も高い設定。IPAのIはIndiaなのだが、その語源はイギリスからペールエールをインドに輸送する際、腐敗防止のためにホップを大量に入れて作ったためである。よって、ペールエールよりIPAの方が苦味が強く、それを好む人も多いのだ。


チャッピーにデシューツのIPAについて聞いてみる。

アメリカ・オレゴン州の有名クラフトブルワリー「デシューツ(Deschutes Brewery)」の代表的なIPA(特に定番のフレッシュスクイーズドIPAなど)は、芳醇な柑橘やトロピカルフルーツの香りとしっかりした飲みごたえのバランスが高く評価されており、世界中のビールファンやレビューサイトで非常に高得点を獲得しています。

代表的な銘柄と特徴フレッシュスクイーズドIPA(Fresh Squeezed IPA)
特徴: シトラやモザイクホップを贅沢に使い、グレープフルーツやオレンジ、マンゴーを思わせるジューシーな香りと、しっかりとした苦みのバランスが良い銘柄です。
評価: ビールレビューサイト(UntappdやBeerAdvocateなど)でも長年高い支持を集め、伝統的なIPAの苦みとモダンなジューシーさが見事に融合した名作として知られています。
フレッシュヘイズIPA(Fresh Haze IPA)
特徴: オレンジのような果汁感と柔らかい口当たりが特徴のヘイジーIPAです。
評価: 苦みが控えめで飲みやすいため、苦みが強いビールが苦手な人や、フルーティーな味わいを求める人から高く評価されています。

チャッピーより

なるほどね。

今回のバラエティパックに入っていたのはチャッピーでも紹介されていたFresh Squeezed IPAとFresh Haze IPA。更にTropical FreshとSymphonic Chronicの4種類。

左がSymphonic Chronic、右がFresh Squeezed IPA

飲んだ感想だが、先ずFresh Squeezed IPAが多分このブランドの基準値となるIPAだと思う。ちょっと苦めのこれぞ”IPA”と言った味。右のSymphonic ChronicはFresh Squeezed IPAのアルコール度数を9%まで上げただけ。

左がFresh Haze IPA、右がTropical Fresh

Fresh Haze IPAはFresh Squeezed IPAのホップを少し控えめにした味わい。個人的には一番好みかも知れない。Tropical FreshはFresh Squeezed IPAに柑橘系を強めにした感じで飲みやすい爽やか味。


Fresh Squeezed IPAは評判がとても良く、クラフトビールの域を超えて全米レベルに急成長しているようだ。缶のデザインが斬新で、アイスクリーム業界のBen&Jerry'sを彷彿とさせる感じが良い。


まだ日本では一般的ではないが、オンラインでは購入可能なので、ビールマニアの方は是非お試しください。




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