NFL知ったかぶり(2025−26シーズンもいよいよプレイオフ!)〜AFCを展望する
NFLのレギュラー・シーズンが終了した。今シーズンは、かなりの地殻変動。予想を大きく覆したチームが続出する結果となった。
プレイオフ(PO)を展望する前に、注目選手を挙げる意味でMVP候補などについて。MVPは、ロサンゼルス・ラムズのベテランQBマシュー・スタッフォード(37歳)と、ニューイングランド・ペイトリオッツの2年目QBドレイク・メイが争っている。どちらも今後の勝敗の鍵になるプレーヤー。
最優秀オフェンスプレーヤー(Offensive Player of the Year)は、ラムズのプカ・ナクア、シアトル・シーホークスのJSNことジャクソン・スミス=ンジグバという二人の3年目WRの争い。ディフェンスの方は、PO出場は逃しているが、QBサックのリーグ新記録23をマークした、クリーブランド・ブラウンズのDEマイルズ・ギャレットが有力。ヒューストン・テキサンズの強力な守備の要、エッジ・ラッシャー、ウィル・アンダーソンJrが続いている。
さてAFCのPO出場チームは次の通り。(数字はシード、1番シードは1回戦は回避。POを通じてホームで試合ができる)
地区優勝チーム(勝敗)
1. デンバー・ブロンコス(14-3)
2. ニューイングランド・ペイトリオッツ(14-3)
3. ジャクソンビル・ジャガーズ(13-4)
4. ピッツバーグ・スティーラーズ(10−7)
ワイルド・カード
5. ヒューストン・テキサンズ(12-5)
6. バッファロー・ビルズ(12-5)
7. ロサンゼルス・チャージャーズ(11-5)
ここ数年、カンサスシティ・チーフス、ビルズ、ボルチモア・レイブンズといったチームが軸になる展開を示していたが、私の予想を裏切り、チーフス王朝が終焉(?)、レイブンズは最終スティーラーズ戦で、サヨナラFGを失敗するという今シーズンを象徴するような敗戦。2008年からチームを牽引したヘッドコーチ(HC)、ジョン・ハーボウがついに更迭された。結果として、予想が非常に難しい状況となっている。
ブロンコスは、シーズン開始前の私の予想は12勝5敗、昨シーズンの10勝5敗からの積み上げを期待していたが、それを上回り1番シードまで獲得した。原動力は被獲得YDでリーグ2位の強力ディフェンス。2年目のQBボー・ニックスは、ちょっとプレイにムラがあるように思うが、ここというところでのキレは光る。
私の予想(あるいは大方の予想)を完全に裏切ったのが、新HCマイク・ブレイベルの下、昨季の4勝13敗からビルズを抑えて地区優勝したペイトリオッツ。QBメイがNFLの空気を習得して躍進した。攻守のバランスがよく、安定感がある。昨年地区最下位ということもあり、対戦相手に恵まれていた(PO進出チームとの対戦はスティーラーズ[負]、パンサーズ[勝]と同地区ビルズのみ)ことが気になるが、ビルズ戦に1勝1敗というのは実力を示しているだろう。
ジャガーズのPO進出はないと考えていたが、シーズン中盤からQBトレバー・ローレンス(2021年ドラフト1位)が覚醒した感があり8連勝でフィニッシュ。序盤戦好調だったインディアナポリス・コルツがQBダニエル・ジョーンズの負傷で脱落したのと対照的。
スティーラーズは前述の通りの劇的な地区優勝でPO進出。今季限りで引退と言われている42歳のQBアーロン・ロジャースが挑むのはヒューストン・テキサンズ。テキサンズは私が期待していたチームだが、3連敗のスタート。QB CJ・ストラウドが一時負傷離脱し、POは無理かと思ったが、後半戦で9連勝、私の予想11勝を一つ上回る12勝でフィニッシュ。ブロンコス同様、リーグ1位のディフェンスがチームを支えた。スティーラーズはホームでの試合となるが、前述のアンダーソンJrら、強力ディフェンス陣がロジャースに襲いかかる絵が浮かぶ。テキサンズに分があると見る。
ジャガーズと対戦するのがビルズ。地区優勝は確実で、チーフスを倒すのはビルズと期待していたが、ペイトリオッツという思わぬ伏兵が現れた。これまでの実績を考えると、AFCのトップQBと言えるジョシュ・アレン。今季のリーディング・ラッシャー、RBジェームズ・クックIIIと地区優勝は逃したものの、スーパーボウル(SB)進出の力は十分ある。いや、今季行けないと一体いつ進出するのか。アレンの2年目2019年からPO連続出場、2020年からは地区優勝5連覇。しかし、チーフスの壁を崩せず、あと一歩のところでSB進出を逃している。32年ぶりのSB進出、そして初優勝を見たいと思うのでビルズをサポートする。
チャージャーズは7番シードだが、早々にPO進出を決めたので滑り込んだ感はない。左手負傷しながらも気迫のプレイが光ったQBジャスティン・ハーバート。対するはペイトリオッツ。27歳と脂の乗っているハーバートと新鋭メイの対決。ハーバートはこれまで2度PO進出しているが、いずれも初戦敗退。3度目の正直なるか。チャージャーズに勝たせたいが、チームの勢いからペイトリオッツが有利と見る。
ということで、NFCも含めたスケジュールは次の通り。さぁ、いよいよ負けたら終わりのステージ!
*日テレG+でも、全試合放送予定


