スコットランドからロンドンに引っ越した話|教育制度や医療制度(NHS)の違いなど
私はスコットランドの大学院を卒業した後、ロンドンに引っ越しました。イギリスはひとつの国ではありますが、連合王国なので、スコットランドとイングランドでは、司法・教育・医療などの制度が異なります。生活しながら、違う国なんだな〜と感じだことをまとめていきます。
教育制度
スコットランドとイングランドでは教育制度が異なるため、義務教育終了時
に受ける試験や、大学を卒業するために必要な年数が異なります。なので、例えばロンドンの教育事情をイギリス全体の教育事情と語ることは難しいですね。
学年の呼び方
スコットランド:Primary1〜7、Secondary1〜6
イングランド:Reception、Year1〜13
中等教育での試験
スコットランド:National 4/5、Highers、Advanced Highers
イングランド:GCSE、A-level
大学
スコットランド:学部は4年制、スコットランド人は無料
イングランド:学部は3年制
大学院留学の話はこちら↓
医療制度
どちらもNHS(National Health Service)ですが、スコットランドはNHS Scotlandとして別組織で運営されています。なので、スコットランドからイングランドへ引っ越すと、データが上手く引き継がれなかったりします。(イングランドからスコットランドへ引っ越した場合もそうだそうです。)
スコットランドは処方箋の薬は無料ですが、イングランドは有料(9ポンドくらい)です。特定の条件に当てはまる人や避妊薬(ピル)は無料なのですが、カウンターで自己申告制で、私はピルのお金をしばらく払ってしまっていました😭
NHS 111 online というオンラインサービスもイングランドのみで運用されています。スコットランドで111に電話した時の話と、ロンドンでNHS111 online を使ったときの話はこちら↓
銀行
イギリスのポンド紙幣といえば、エリザベス女王やチャールズ国王が描かれた紙幣を思い出すかとおもいますが、これはイングランド銀行(Bank of England)が発行しているものです。
スコットランドでは、バンクオブスコットランド(Bank of Scotland)、ロイヤルバンクオブスコットランド(Royal Bank of Scotland)、クライズデール銀行(Clydesdale Bank)の3行がポンド紙幣を発行しています。スコットランドのATMはこの3行によって運営されているので、ATMから引き落とすとスコットランド紙幣がでてくることが多いかと思います。スコットランドのポンド紙幣は、イングランドのポンド紙幣と同じように利用できますが、店先で利用を断られることもあるので注意が必要です。
↓銀行についての記事はこちら
お店の営業時間など
ロンドンに引っ越してから、驚いたのが「お店の営業時間」と「お酒の販売時間」の違い。
営業時間
スコットランドは、営業時間に関する制限はないので、スーパーなどの店は月曜日〜日曜日まで毎日同じ時間お店がやっています。しかし、イングランドはお店の広さによって日曜日の営業時間に制限がかかるため12:00〜18:00のような時間で開店していることが多いです。
お酒の販売時間
スコットランドではスーパーでお酒を買える時間に制限があり、夜10時以降はスーパーでお酒を買うことはできません。ロンドンで、「夜はスーパーでお酒が買えなくて不便だよね〜」なんて話したら、「なんのこと?普通に買えるけど」と言われました😅
同じ国だけど、違う国。イングランドとスコットランドの制度の違いについて知りたい方は、スコットランド議会のガイドツアーに参加してみるのもおすすめです。私が参加した際には、どの制度が同じで、どの制度が異なるか解説してくれました。ご興味がありましたら、ぜひ!
