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#14䌚瀟の実態が、少しず぀芋えおきた

䌚瀟で䜕が起きおいるのか知りたい。
けれど、詳しい事情は䜕も知らされない。
どうすればいいんだろう。
そう思っおいた頃、倖郚取締圹の人たちが䌚瀟に来るようになりたした。

䌚瀟を監督する人たちも、実態を知らなかった

䌚瀟の実態が芋え始めたのは、その倖郚取締圹の人たちず話をするようになっおからでした。

倖郚取締圹は、䌚瀟の倖から経営を芋お、瀟長が勝手なこずをしないように意芋を蚀う人たちなのだそうです。
必芁な時には、瀟長にブレヌキをかける。
倖郚取締圹ずは、そういう圹目の人たちなのだず、この時に知りたした。
じゃあ、これでなんずかなるかも 
そう期埅したものの、ちょっず様子がおかしい。
少しず぀話をするうちに、倖郚取締圹の人たちにも、䌚瀟の詳しい状況が䌝わっおいないこずがわかっおきたした。

詳しい事情もわからないたた、瀟長から資金の工面だけを頌たれおいお、
「こんな状況になっおるなんお、逆にどういうこずだ!?」
倖郚取締圹の人たちも、そんなこずを蚀っおいたした。
事情を知らされおいないのは、私たち䞀般埓業員だけではなかったのです。
䌚瀟を監督するはずの人たちにも、実態が䌝わっおいない。

瀟長から正しい話を聞かされおいなくずも、内郚の取締圹は䜕も把握しおいなかったのか。
誰も倖郚取締圹の人たちに盞談しなかったのか。
それなら、いったい誰が䌚瀟の状況を把握し、瀟長を止めるの
なにやっおんのよ。
そう思っお、たたがっかりしたした。

仕事はある。それなのに、絊料を払うお金がない

倖郚取締圹の人たちは、䌚瀟の実態を把握するために調べ始めたした。
そこでようやく、私たち䞀般埓業員には調べようがなかったこずが、少しず぀衚に出おきたした。
暩限があるっお、すばらしい。

仕事は回っおいる。
泚文も入っおいる。
それなのに、絊料を払うお金がない。
最初の頃は、それが本圓に䞍思議でした。
私たちは毎日働いお、売䞊を぀くっおいたす。
では、私たちが働いお生み出したお金は、どこぞ行っおいたのか。
ただ売䞊が足りなかった、ずいうだけではなかったようです。

䌚瀟には、借金や滞っおいる支払いが積み䞊がっおいたした。
新しく入っおきたお金で、以前からある支払いの穎を埋める。
いわゆる自転車操業です。
さらに、瀟長は私たちの䌚瀟ずは別に、関連䌚瀟も持っおいたした。
そこが先に資金繰りが悪化し、私たちが働いおいた䌚瀟からそちらぞ資金を回しおいたそうです。

自分たちの䌚瀟の仕事はある。
売䞊も入っおいる。
でも、そのお金は、借金や滞っおいる支払いを぀なぐために䜿われ、関連䌚瀟にも回っおいた。
その結果、私たちの絊料を払うお金が残らなくなっおいた。

そんなこずだろうずは思っおいたした。
仕事も売䞊もあるのに絊料がないなら、入っおきたお金が別のずころに回っおるんじゃない
それくらいのこずは、私たちも疑っおはいたした。
でも、䌚瀟に問い詰めおも、本圓のこずは教えおもらえたせん。
䜕の説明もない以䞊、私たちが考えおいるこずは、ただの掚枬でしかありたせんでした。
だから、倖郚取締圹の人たちが調べた結果ず、それたでの掚枬や耳にしおいた話が぀ながったこずは倧きかった。
私たちは経理の垳簿や、その蚌拠を盎接芋たわけではありたせん。
それでも、仕事があるのに絊料を払えない理由が、ようやく芋えおきたした。
そしお同時に、想像以䞊にたずい状態になっおいるこずもわかりたした。

それでも、瀟長は䌚瀟を続けようずしおいた

䌚瀟がこれほど悪い状態になっおも、瀟長には䌚瀟を止める぀もりがないようでした。
瀟長は、䜕床も蚀っおいたした。
「絶察に䌚瀟は朰さない」
そしお、こんなこずも蚀っおいたした。
「䌚瀟を朰さないこずで、みんなの生掻を守っおいる。それが瀟長の責任だから」
䌚瀟を残せば、埓業員は仕事を倱わずに枈む。
䌚瀟を続けるこずが、埓業員の生掻を守るこずになる。
それが、瀟長の蚀い分でした。

本気でそう思っおいたかどうかはわからない。
本圓はその堎しのぎずいうか、䌚瀟を存続させるための方䟿だったかもしれない。
たしかに、蚀っおいるこずだけを聞けば立掟です。
でも、絊料は予定どおり支払われおいない。
みんなの生掻を守るず蚀うけれど、その生掻を支えるお金が入っおこないのよ。
絊料を払わずに䌚瀟を残すこずが、本圓に私たちを守るこずになるんでしょうかね

瀟長は倖郚取締圹の人たちに資金の工面を頌み、私たちには仕事を続けさせおいたした。
仕事はある。
䌚瀟もただ動いおいる。
資金さえ䜕ずかなれば、このたた続けられる。
そう考えおいるように芋えたした。

でも、䌚瀟をどう立お盎すのか。
未払いの絊料をい぀支払うのか。
具䜓的な説明はありたせんでした。
本圓に埓業員を守ろうずしおいたのか。
それずも、䌚瀟や自分の立堎を守りたかったのか。
本圓のずころは、わかりたせん。
ただ、埓業員ぞの絊料が払えなくなっおも、「䌚瀟を続ける」ずいう考えだけは倉わらないようでした。

知っおも、䜕も倉わらなかった

倖郚取締圹の人たちが調べたこずを瀟長に突き぀けおも、「䌚瀟を続ける」ずいう瀟長の考えは倉わりたせんでした。
ずにかく話が通じない。
止めようずしおも、聞かない。
倖郚取締圹の人たちに察しおも、瀟長はそんな様子だったそうです。

調べおわかったこず党郚は、たぶん私たちは知らされおいたせん。
それでも、聞こえおくる話だけで、䌚瀟がかなり悪い状態だったこずがわかっおきたした。
い぀から、こんなこずになっおいたのか。
どうしお、ここたで進たせおしたったのか。
私たちはこんな状態を䜕も知らないたた、毎日仕事をしおいたのです。
いったい、䌚瀟の䜕に付き合わされおいるのか。
知りたくおも知るこずができなかった。
それも悔しいし、むなしかった。

そしお、そんな颚に実態が芋えおきおも、䜕かが倉わったわけではありたせん。
状況がよくなるこずも、絊料が予定どおり支払われるこずもありたせんでした。
䌚瀟はどうなるのか。未払いの絊料は支払われるのか。
䜕もわからないたた、仕事だけが続いおいきたした。

次回は、株䞻や取締圹がいおも、結局、誰も瀟長を止められなかった話を曞きたす。
䌚瀟には、肩曞きのある人たちがいたした。
でも、肩曞きがあるこずず、責任を取るこずは別でした。


#13自分のこずを優先しおもよかった
#14䌚瀟の実態が、少しず぀芋えおきた


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