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庫裡の客間から庭を眺める

義母の四十九日の法要に参列しました。場所は以前にnoteした佐賀県基山町(きやまちょう)にある1300年の歴史に支えられた古刹 大興善寺。生きている茅葺の屋根のあるお寺さんです。地域に住む方からは、つつじ寺の愛称で呼ばれ、基山の宝のような存在だと聞きました。
以前来たのは5月。つつじのお花見の後に庫裡(寺務所)の茅葺の屋根や庭を外から眺めてその何とも言えない佇まいにうっとりしました。

納骨堂で四十九日の法要を終えて親族たちと庫裡に移動。
庭に面した床の間のある客間で先代と当代のご住職を交えて義母を忍びながら会食をしました。先代は途切れた昔の記憶の断片を静かにお話されていました。私は仏様のお話を聞いているような気分で拝聴しました。

会食の後、少しだけ客間から庭を眺めました。偶然、前日に、図書館で基山町文化遺産ボランティアガイドさんが作成した大興善寺についてのリーフレットを見つけ庫裡庭園の解説を読んでいました。内容は次のとおり。

「庫裡庭園の作庭は、昭和53年(1978)、大興善寺先々代の神原玄祐師が京都大原三千院59世門主に就任された時に、昭和の小堀遠州と称えられて足立美術館やボストン美術館の日本庭園を手掛けられた中根金作先生とのご縁が出来たことから実現しました。山からの恵みの水を巧みに利用した池泉式庭園が美しい、庫裡庭園は、一般には公開されていませんが、柵越しに見ることができます。」

前回来た時に外から眺めた庫裡で会食することになるとは〜。まさか室内から庭を眺めることができるなんて!

これは義母の思し召しか?いやいや法要を準備してくれた義姉と夫のおかげですね。ありがとうございます。
義母の四十九日の法要に参列したら、思いがけず庫裡の客間から庭を眺める機会を得た、記憶に残る建物がたりです。

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